笠ヶ岳【↑クリヤ谷→山荘テン泊→笠新道↓】
- GPS
- 15:20
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,123m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:15
天候 | 20日 晴れ 21日 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
クリヤ谷登山道 岩、木とにかく滑る。登りでも何度か滑る。下りは特に注意。 笠新道 杓子平から1000m以上の下り。とにかく長い。疲れた足には答えます。 |
その他周辺情報 | 食事:奥飛騨温泉郷平湯温泉 よし本 飛騨牛焼肉¥2,200 ざるそば ¥800 |
写真
感想
9月19日(土)19:30仕事終わりをそのまま出発。
都心から高井戸を抜けるまで1時間以上掛かり、出鼻をくじかれたが翌1:00に新穂高温泉に到着。駐車場確保が大変なことは聞いたことがあったが、ロープウェー周辺、温泉街周辺は満杯。また、駐車場が確保できない車ですごいことになっていた。
とりあえず中尾高原まで下り、バスで登ってスタートかとも考えたが始発が7時すぎであったため、切り替えクリヤ谷コースを登ることにする。
このコースは標高差1900m超。初めての標高差にテン泊荷物付き。まあ、行くしかない。
メンバーは職場の部下(共に20代、強制連行登山ではありません)若いふたりは序盤から飛ばしついていけなかったが、1時間少々でブレーキが掛かる。
ハッハッハ・・・まだまだ若いな。
二日たった今、思い出しているが、もう記憶が消えてしまっているくらい辛い登りでした。途中、50代の男性、60代(もしかしたらそれ以上かも)の男性とソロ女性と抜きつ抜かれつの登山となる。
クリヤ谷からの登山者は極めて少ないため、ここで妙な連帯感が生まれる。決して、他の方に合わせるわけでもなく、置いていくわけでもなく、でも、途中で待っていただいている感じもする不思議な登山だった。お陰様でなんとか山頂に到着できた。
皆さんとにかく健脚。50代の方は昨日上高地から焼岳を下り笠ヶ岳に登りまだ先に進むらしい、60代の方は大町の方らしく、大町方面(どこだか忘れました)に下山してデポしてあるバイクに乗りまた車を回収に来るとのこと。70ℓを背負いながら我々より早い。ここは強者だらけの山域らしい。皆さんに我々が翌日下る旨を話すと「もったいない」・・・たしかに。
山頂はガスが掛かり、眺望はイマイチだったが今日はテン泊なので気にしない。
とにかく疲れたので早くビールが飲みたい一心で笠ヶ岳山荘へ下る。
受付を済ませ、テン場は山荘から100m位下る、テン場としては文句なしだが、山荘までの標高差が半端ないので空いているのも無理はないかな。穂高連峰が一望でき、日の入り前は順光に照らされた穂高連峰、御来光は北穂からでした。
なかなか穴場でいいテン場でした。
翌日、下りは全身筋肉痛ででのスタート。考えてみると我々は初日であるが、連休は一日前から始まっているので二日目である人も多いはず。みなさんツワモノです。
帰りに笠ヶ岳の全景を撮りたかったが結局、ガスが消えたベストショットは抜戸岳付近でした。杓子平まで来るとガスに包まれ笠ヶ岳劇場終わりです。
あとは、笠新道千mの激下り。長く、辛い下山でした。
林道にでて、バスの時間を調べると新穂高温泉12:55
やばい!走れ!次は1時間先。満身創痍の体を叩いて滑り込みセーフ。
230円でスタート地点の中尾高原口に到着。
帰りは中の湯温泉で飛騨牛、ザルそばを食し、8時間以上かけて大渋滞の帰途につく。
2012年に同じコース歩きました。
初めましてミラー妻と申します。
駐車場なくてうろうろしてたとこに一台だけあいたのがクリヤ谷登山口近くの駐車場でした。
その辺にいたおっちゃんに笠まで一番早く着く道だとそそのかされその気になり地獄の一丁目の扉をあけました。
もう二度とあの道はご免だと思ってましたがakiさんのレコ見るとなぜかまた登りたくなるから中毒性のある道なんですね。
クリヤ谷を制覇した時ステップアップした気になり大きな自信になったのを昨日のことのように覚えてます。
めったに人がいないハードな道を歩けたことにお互い自分で自分を誉めてあげましょうね。
ミラー妻
ミラー妻さん こんにちは
おっしゃる通り、今回の標高差をテン泊装備で登れたのはかなりの自信につながった気がします。
途中で意気投合した方々はいい登山道だったと連呼されていました。
しかしながら、私は現時点では二度とクリヤ谷はゴメンって感じです
おはようございます。
スカっとした山行ですね。
コースは結構大変だったようですが。
静かなルート、登山者少ないので会った方の事が気にかかります。
山小屋で再会すると自然に話せます。
渋滞するような登山道歩くなら多少辛くてもひっそりしたルート歩く方が山歩き楽しめますよね。
充実したSW、羨ましい限りです。
私は墓参り、親戚回りで山歩けずじまいです。
(T_T)
tomhigさん こんにちは
おっしゃる通りです
途中であった方とはテン場でもご一緒しましたし、我々の鍋を振舞ったり、
色入りな話をしましたね。
やはり、静かな山行はいいものです
aki2345 さんはじめまして、graveltrekと申します。
私も一昨年の盆にクリヤ谷を槍見館横の登山道から登りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-325046.html
あの時の本当に苦しかったのを、aki2345さんのレコを読んでいて、昨日の事の様に思い出しました。
10時間近く掛かった登り・・・苦しかった。
くじけないで、次回もまたクリヤ谷にチャレンジして下さい。
2番目の画像の山は、クライミングで有名な錫杖岳だと思います。
graveltrek
graveltrekさん こんにちは
たしかにエボシ岩の奥に錫杖岳ありますね。
御指摘ありがとうございました。
一昨年はすごいルートを完歩さてたんですね。
季節的に今回は熱中症にはならなそうな気温でしたが汗は半端なく出ましたね。
しばらく1900mの標高差は辞めときます
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