鳳凰三山日帰り縦走 青木鉱泉よりドンドコ沢から中道
- GPS
- 11:40
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,013m
- 下り
- 2,026m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約4時間半の行程。 ■青木鉱泉に至る舗装されている新道はナビされないので事前に要チェック。 http://www.navi-city.com/yu/aokikousen/ ナビされる道は荒れていてすれ違いも困難と言われているが行っていないので分からない。舗装が進んでいるとの情報もある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登りはドンドコ沢で下りは中道を使った。いずれも急登が多く体力を消耗する。CTは13時間である。 ■地蔵岳手前のザレ場は足を取られて疲れる。 ■地蔵岳〜観音岳〜薬師岳の白砂尾根の縦走は爽快。 ■この日はガスで眺望が無かったのが残念である。 |
その他周辺情報 | ■「青木鉱泉」 1泊2食10500円 (宿泊者以外)駐車750円 日帰り湯1000円 宿泊した別館(離れ)の部屋は昔の湯治宿風。 [青木鉱泉の特徴] ・部屋にトイレは無い。 ・内鍵のみ。 ・隣の部屋とは襖一枚で仕切られているだけ。 ・テレビは無い。 ・冷蔵庫は無い。 ・布団は自分で敷く。 ・浴衣は無い。 ・食事は温泉旅館などに比べれば良くはないが、まあまあ悪くも無かった。ただ、ご飯はお粥のようにやわらかかった。 ・ビールなどの追加注文は紙に書いて渡す。 ・風呂(男湯)は狭く20時までなので宿泊者が多いと入るタイミングを失ってしまう可能性有。 ・風呂には、ちびた石鹸は有ったがシャンプーは無い。 ※不便な土地柄、これらを甘んじて受け入れる寛容さが無いなら行かなければよい。 ■「むかわの湯」 日帰り湯840円 |
写真
感想
去年は訳あって計画していながら行かなかった鳳凰三山。
新潟から高速道を使って4時間半。遠いので青木鉱泉に前泊。
青木鉱泉は昔ながらの湯治旅館風でちょっとタイムスリップした感じ。
予約した部屋は別館(離れ)で3部屋を襖で仕切っている。夜は隙間から隣部屋の明かりが漏れる。チェックインするとシーツとタオルと歯ブラシを渡されて部屋に案内される。今日は宿泊者でいっぱいのようだ。夕食は6時から6時半の間で呼びに来るという。
翌朝5時に出発するために4時15分に目覚ましかけて支度して外に出ると、暗い中でヘッデン点けて準備中の登山者が多かった。ストックを伸ばしていたら壊れてしまった。嫌な予感がしたが、1本ストックでしらみ始めたドンドコ沢を登る。
ドンドコ沢は急登を何度も繰り返しながらいくつかの滝を経由して地蔵岳を目指す。地蔵岳手前はザレ場の急登でズリズリ滑ってなかなか進まないのでかなり体力を消耗した。ガスが晴れてすぐ目の前にオベリスクが現れた時はその疲れも少し忘れる。
しかし、登山1か月ぶりなのと、日帰り長丁場急登で地蔵岳に着いた頃には左ひざ裏にピリッと妙な感覚が。
バックパックをデポってオベリスクへ行ってみる。チューリップのすぐ下までは普通の登山者でも行けるが、そのてっぺんはクライミング技術が無いと危険なので無理はしない。
恒例のカップラーメンと青木鉱泉の朝食弁当を食べて、観音岳と薬師岳へ向けて縦走開始。
左ひざ裏が時々ピリッとする。ヤバいかもと不安を抱きながら鳳凰山最高峰の観音岳へ。残念ながらガスで眺望無し。晴れも期待できないので少し休憩して薬師岳へ。
白い砂山を歩くと程なくして薬師岳。すぐ目の前に薬師山頂より高い岩山が有るが、ロープが張られて立ち入り禁止となっているので、そのまま中道を下る。
中道もいくつもの急登を繰り返し下る。中道から登山した場合は、登山口からの長い九十九折れの急登で登山者を萎えさせるのではないかと思うので、下り利用が良いと思う。その中道の下り初めで左膝が痛んだ。連れからストックを1本借りてダブルストックで下るが、次第に痛みが強くなってきて、かばう右膝も痛み始めた。距離が長いので明るいうちに下れるか不安になったが、連れもかばうように一緒に下りてくれたので、なんとか明るいうちに青木鉱泉駐車場に着いた。ストックを1本貸した連れも、下りはストック1本で少し無理をしたようだ。
帰りは「むかわの湯」で疲れを癒してから高速をひた走り、23時過ぎくらいに帰り着いた。
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