古寺鉱泉の駐車場は既に満車。路肩も駐車可能な処は駐車済みで、結構離れた地点まで引き返す事になりました。人気の程が窺えます。
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9/21 5:20
古寺鉱泉の駐車場は既に満車。路肩も駐車可能な処は駐車済みで、結構離れた地点まで引き返す事になりました。人気の程が窺えます。
駐車場に到着(ここまでの舗装道路歩きで準備運動も完了)。古寺川の冷たい流れに触れる。
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9/21 5:37
駐車場に到着(ここまでの舗装道路歩きで準備運動も完了)。古寺川の冷たい流れに触れる。
古寺鉱泉の朝陽館前にて。今日は4人隊列ですが、適当に快い距離を置いて歩きはじめます。
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9/21 5:48
古寺鉱泉の朝陽館前にて。今日は4人隊列ですが、適当に快い距離を置いて歩きはじめます。
登り初めて最初に見仰いだブナの木立。今日は樹林に秋の訪れを発見できるかな…。
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9/21 5:52
登り初めて最初に見仰いだブナの木立。今日は樹林に秋の訪れを発見できるかな…。
その見仰いだブナは親友の様に肩を組んでいました。ブナの樹は一方が相手を枯らすことなく、枝振りの領域を譲り合い共存しているように見えました。
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9/21 5:52
その見仰いだブナは親友の様に肩を組んでいました。ブナの樹は一方が相手を枯らすことなく、枝振りの領域を譲り合い共存しているように見えました。
登り初めの穏やかな尾根に、ヒメコマツの大樹が点在する処が有りました。梢が朝日を受けて、一瞬針葉樹に紅葉の気配を感じてしまいました。
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9/21 6:06
登り初めの穏やかな尾根に、ヒメコマツの大樹が点在する処が有りました。梢が朝日を受けて、一瞬針葉樹に紅葉の気配を感じてしまいました。
尾根に溢れる朝日を受ける、先行の同行者。安達太良山登山から一年振りの再会となります。晴天に感謝。
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9/21 6:07
尾根に溢れる朝日を受ける、先行の同行者。安達太良山登山から一年振りの再会となります。晴天に感謝。
雷に砕かれたか、風雪に押し倒されたか。空の隙間に、在りし日の姿を想う。
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9/21 6:13
雷に砕かれたか、風雪に押し倒されたか。空の隙間に、在りし日の姿を想う。
樹林帯の枝葉が最初に途切れた時、青空と山の稜線を前にして朝日連峰の麓に居る実感が湧いてきました。
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9/21 6:29
樹林帯の枝葉が最初に途切れた時、青空と山の稜線を前にして朝日連峰の麓に居る実感が湧いてきました。
ブナの根も朝日を受ける。通らせて頂きます。踏ん付けてすみません。
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9/21 6:31
ブナの根も朝日を受ける。通らせて頂きます。踏ん付けてすみません。
紅く色付いている木の葉。道中、オオカメノキやナナカマドが紅色の役者達でした。
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9/21 7:03
紅く色付いている木の葉。道中、オオカメノキやナナカマドが紅色の役者達でした。
古寺山(標高1501.2M)の輪郭を捉えました。頂きに立てば絶景に出会える筈。
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9/21 7:11
古寺山(標高1501.2M)の輪郭を捉えました。頂きに立てば絶景に出会える筈。
引き続き樹林帯の登り。当然、花舞台は終わったので…菌類・地衣類も観察。たくさんの茸を見かけました。
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9/21 7:13
引き続き樹林帯の登り。当然、花舞台は終わったので…菌類・地衣類も観察。たくさんの茸を見かけました。
水場「一服清水」を越え、ハナヌキ峰の分岐で小休憩。ここから最初の前峰・古寺山までの高低差300M。急がずに行きましょう。
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9/21 7:14
水場「一服清水」を越え、ハナヌキ峰の分岐で小休憩。ここから最初の前峰・古寺山までの高低差300M。急がずに行きましょう。
腰を屈めて少し視線が低くなると、また目に留まるものも増えますね。
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9/21 7:17
腰を屈めて少し視線が低くなると、また目に留まるものも増えますね。
地面にカメラを仰向けに置いて撮影してみました。樹冠の中に紅葉の色も見えました。
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9/21 7:22
地面にカメラを仰向けに置いて撮影してみました。樹冠の中に紅葉の色も見えました。
葉の中に紅色が静かに拡がる…。
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9/21 7:23
葉の中に紅色が静かに拡がる…。
これも地面にカメラを置いて。ナナカマドの実が杉苔の絨毯に落ちていました。
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9/21 7:25
これも地面にカメラを置いて。ナナカマドの実が杉苔の絨毯に落ちていました。
ブナの根基に顔を覗かせるキノコ。名前は、分かりません。
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9/21 7:29
ブナの根基に顔を覗かせるキノコ。名前は、分かりません。
古寺山に至る登山道の様子。両端の土は緑色に苔生していました。
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9/21 7:41
古寺山に至る登山道の様子。両端の土は緑色に苔生していました。
濃い樹林帯を最後に見送ってくれたブナの大樹。ブナの紅葉姿は、また別の山に眺めに行こうと思います。
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9/21 7:44
濃い樹林帯を最後に見送ってくれたブナの大樹。ブナの紅葉姿は、また別の山に眺めに行こうと思います。
古寺山で初めて、向かう大朝日岳の姿を見ることが出来ました。そして色付き始めた稜線の山肌に感無量…。
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9/21 8:24
古寺山で初めて、向かう大朝日岳の姿を見ることが出来ました。そして色付き始めた稜線の山肌に感無量…。
大朝日岳から西朝日岳に連なる稜線と、同行のW氏。何故ここを選んで訪ねたのか、それが実感できる道程になりそうですね。
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9/21 8:27
大朝日岳から西朝日岳に連なる稜線と、同行のW氏。何故ここを選んで訪ねたのか、それが実感できる道程になりそうですね。
振り返り見る古寺山。腰を休めて風景を観ずる人で賑やかでした。
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9/21 8:35
振り返り見る古寺山。腰を休めて風景を観ずる人で賑やかでした。
古寺山を越えたら、小朝日岳に向かいます。その標高差は150M少々。後で分かりますが、此方には柔和な山肌を向けていますが、反対側は絶壁の小朝日岳でした。
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9/21 8:44
古寺山を越えたら、小朝日岳に向かいます。その標高差は150M少々。後で分かりますが、此方には柔和な山肌を向けていますが、反対側は絶壁の小朝日岳でした。
小朝日岳の斜面から少し植生も変化し始めました。高木が減り、紅く色付き始めた灌木も増えていきます。
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9/21 8:48
小朝日岳の斜面から少し植生も変化し始めました。高木が減り、紅く色付き始めた灌木も増えていきます。
小朝日岳の斜面から臨む、西朝日岳〜竜門山・寒江山の稜線。
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9/21 8:52
小朝日岳の斜面から臨む、西朝日岳〜竜門山・寒江山の稜線。
もう少しで小朝日岳(標高:1,647M)の山頂へ。実は前夜の再開祝いで二日酔い状態の身体…急登が辛い。
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9/21 8:52
もう少しで小朝日岳(標高:1,647M)の山頂へ。実は前夜の再開祝いで二日酔い状態の身体…急登が辛い。
小朝日岳の山頂付近からの展望(右に連続して…)大朝日岳。
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9/21 8:57
小朝日岳の山頂付近からの展望(右に連続して…)大朝日岳。
大朝日岳の右に、中岳〜西朝日岳。竜門山から伸びる真直ぐな尾根筋に…。
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9/21 8:57
大朝日岳の右に、中岳〜西朝日岳。竜門山から伸びる真直ぐな尾根筋に…。
その更に奥に光を帯びている山塊は、以東岳でしょうか?
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9/21 8:57
その更に奥に光を帯びている山塊は、以東岳でしょうか?
小朝日岳から大朝日岳に進み出て、振り返る。もう少ししたら山頂を覆う樹木は紅く燃えるのだろうか。
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9/21 9:10
小朝日岳から大朝日岳に進み出て、振り返る。もう少ししたら山頂を覆う樹木は紅く燃えるのだろうか。
雄大な山容を誇示する大朝日岳(標高:1870.8M)。南斜面の水勢は朝日川となり最上川へ、北斜面は寒河江川に束ねられて月山湖に。そして山の裏側の斜面は荒川として日本海に流れます。
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9/21 9:17
雄大な山容を誇示する大朝日岳(標高:1870.8M)。南斜面の水勢は朝日川となり最上川へ、北斜面は寒河江川に束ねられて月山湖に。そして山の裏側の斜面は荒川として日本海に流れます。
小朝日岳の西斜面は予想以上の急斜面で、露にも濡れていて今回のコース上一番の難所に感じられました。急であれば岩場の草も目に近く、時に励ましを囁いてくれます。
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9/21 9:19
小朝日岳の西斜面は予想以上の急斜面で、露にも濡れていて今回のコース上一番の難所に感じられました。急であれば岩場の草も目に近く、時に励ましを囁いてくれます。
鞍部に下るにつれて、どんどん視野は灌木の底へ。帰路は恐らく登り返さないで巻道を行くことになると確信しました。
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9/21 9:24
鞍部に下るにつれて、どんどん視野は灌木の底へ。帰路は恐らく登り返さないで巻道を行くことになると確信しました。
小朝日岳の西側斜面の荒々しい急斜面には岩肌が露わに。
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9/21 9:29
小朝日岳の西側斜面の荒々しい急斜面には岩肌が露わに。
最低鞍部を過ぎ、大朝日岳への稜線を少し登り進んで振り返る小朝日岳の独立峰然とした姿。
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9/21 9:35
最低鞍部を過ぎ、大朝日岳への稜線を少し登り進んで振り返る小朝日岳の独立峰然とした姿。
さらに進んで小朝日岳を振り返ると斜面の南北で稜線の傾斜や、山肌の質感が異なるのが良く分かります。
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9/21 9:47
さらに進んで小朝日岳を振り返ると斜面の南北で稜線の傾斜や、山肌の質感が異なるのが良く分かります。
再び曖昧な隊列と呼吸を整えて、大朝日岳を目指して歩き始めます。
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9/21 9:46
再び曖昧な隊列と呼吸を整えて、大朝日岳を目指して歩き始めます。
歩き進むごとに風景は移ろい、あの岩の処まで、ケルンの処まで…あの植生の処までと視線のホールドを定めて登ることが出来ます。
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9/21 9:56
歩き進むごとに風景は移ろい、あの岩の処まで、ケルンの処まで…あの植生の処までと視線のホールドを定めて登ることが出来ます。
大朝日岳の山頂には、程良い傾斜の稜線が連なり、優しく誘われている感覚。親しみのある越後の中ノ岳(十字峡登山道)を緩やかにしたような印象。
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9/21 9:57
大朝日岳の山頂には、程良い傾斜の稜線が連なり、優しく誘われている感覚。親しみのある越後の中ノ岳(十字峡登山道)を緩やかにしたような印象。
けれど山頂直下には荒々しい岩肌を備え、雪深い季節の風景を想像させます。
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9/21 10:00
けれど山頂直下には荒々しい岩肌を備え、雪深い季節の風景を想像させます。
稜線から張り出した岩のステージも在りました。山の神様に祈りは捧げられたのでしょうか。
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9/21 10:06
稜線から張り出した岩のステージも在りました。山の神様に祈りは捧げられたのでしょうか。
青空に向かい登れる幸せ。8月後半からの曇天雨天に濡れた心を存分に干しました。
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9/21 10:11
青空に向かい登れる幸せ。8月後半からの曇天雨天に濡れた心を存分に干しました。
幾つもの小丘状のピークを縫う様な快い稜線歩き。
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9/21 10:31
幾つもの小丘状のピークを縫う様な快い稜線歩き。
この様な先尖りの岩でさえ、心を導いてくれる。心が導かれれば、身体も到着する。その繰り返し。
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9/21 10:31
この様な先尖りの岩でさえ、心を導いてくれる。心が導かれれば、身体も到着する。その繰り返し。
なだらかなハイマツの斜面に紅い斑紋と、白い岩が点在する。
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9/21 10:32
なだらかなハイマツの斜面に紅い斑紋と、白い岩が点在する。
色を変えない岩と岩陰の植生も、冬の到来を前にした緊張感を漂わせているように感じる。
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9/21 10:32
色を変えない岩と岩陰の植生も、冬の到来を前にした緊張感を漂わせているように感じる。
小朝日岳と大朝日岳間はCT110分程度ですが、許す限りのんびりと歩いていたい稜線。徐々に大朝日岳に近付いて来ました。
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9/21 10:32
小朝日岳と大朝日岳間はCT110分程度ですが、許す限りのんびりと歩いていたい稜線。徐々に大朝日岳に近付いて来ました。
大朝日岳の北に隣り合う、丘の様な中岳。中だけ方面から大朝日岳を見ると端正な三角錐の姿に見えると言う。帰路、近付いてみました。
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9/21 10:32
大朝日岳の北に隣り合う、丘の様な中岳。中だけ方面から大朝日岳を見ると端正な三角錐の姿に見えると言う。帰路、近付いてみました。
中岳の手前の鞍部の様子。大らかに広がる斜面に色の縞が折り重なる。
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9/21 10:35
中岳の手前の鞍部の様子。大らかに広がる斜面に色の縞が折り重なる。
大朝日小屋に到着する頃、山頂部は残念ながらガスが往来するようになりました。それもまた演出かな…。
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9/21 10:44
大朝日小屋に到着する頃、山頂部は残念ながらガスが往来するようになりました。それもまた演出かな…。
大朝日岳の山頂到着は11時頃。西朝日岳の方から圧し掛かる雲。天気の境目が見て取れます。
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9/21 11:00
大朝日岳の山頂到着は11時頃。西朝日岳の方から圧し掛かる雲。天気の境目が見て取れます。
朝日鉱泉に至る、中ツル尾根側の風景。此方を登って来られる方は少なく見受けられました。
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9/21 11:46
朝日鉱泉に至る、中ツル尾根側の風景。此方を登って来られる方は少なく見受けられました。
山頂での昼食を仲間で愉しみ、小屋まで降りてきました。中岳の方に進んで、大朝日の横顔を見て帰路に就くとします。
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9/21 12:07
山頂での昼食を仲間で愉しみ、小屋まで降りてきました。中岳の方に進んで、大朝日の横顔を見て帰路に就くとします。
中岳の鞍部には小さな池塘が二カ所有りましたが、登山道の方が低く、そして近寄れない為に手を伸ばしてのこんな様子しか撮れません。
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9/21 12:23
中岳の鞍部には小さな池塘が二カ所有りましたが、登山道の方が低く、そして近寄れない為に手を伸ばしてのこんな様子しか撮れません。
中岳…本当に丘の様な姿をしていますね。「丘」という漢字は、確かに「岳」中で「山」の上に存在している。
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9/21 12:24
中岳…本当に丘の様な姿をしていますね。「丘」という漢字は、確かに「岳」中で「山」の上に存在している。
この草紅葉の斜面に隠れて、名水「金玉水」が湧いています。
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9/21 12:30
この草紅葉の斜面に隠れて、名水「金玉水」が湧いています。
中岳の鞍部から暫く登り返すと、西側に真直ぐな斜面を伸ばした細身の大朝日岳の姿を見る事が出来ました。
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9/21 12:34
中岳の鞍部から暫く登り返すと、西側に真直ぐな斜面を伸ばした細身の大朝日岳の姿を見る事が出来ました。
小朝日岳に向かう帰路、振り返れば大朝日岳の山頂部には既に幕が下りていました。目を閉じれば級友と見渡した山頂風景が浮かびます。今回の山行に感謝。
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9/21 13:12
小朝日岳に向かう帰路、振り返れば大朝日岳の山頂部には既に幕が下りていました。目を閉じれば級友と見渡した山頂風景が浮かびます。今回の山行に感謝。
大朝日岳、お疲れ様でした!
朝日連峰を訪問されたのは初めてとのことでしたが、
延々と続くゆったりとした稜線や
じっくりと自然と向き合える奥深い山の雰囲気など
きっとyama-junさん好みの山域だったのではないでしょうか
朝日連峰はホントにすばらしいのですが
もうちょっと登山口が近かったらいいのですが…(^^;)
Forest21さん
こんばんは。朝日連峰、今回は大朝日岳止まりでしたが、お言葉の通り、稜線の先の先まで歩き続けたくなる素敵な処でした…。
けれど私はまだ飯豊連峰の飯豊本山・大日岳を登頂しておらず、飯豊連峰を通り越して古寺鉱泉への道路を運転するのに寂しさを感じていました。丁度級友のお誘いが有りましたが、無ければダイグラ尾根での飯豊本山を考えていました。
確かに新潟から日帰スタイルでの山行が中心の私達から見ると、朝日連峰の登山口は遠いですよね…「遠い朝日、深い飯豊」この意味では有りませんけれど。
先日、糸魚川市を仕事で訪ねたので、焼山の日本海側の登山口を偵察してきました。後日、ルートは違えどForest21さんが焼山レコを挙げているのを拝読して、惹かれている山が似ているな〜とも思っていたところです。今後も、山への愛情溢れるレコを楽しみにしております。
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