八ヶ岳(観音平から編笠山、権現岳、赤岳、阿弥陀岳)1泊2日キレット小屋テン泊
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 11:11
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 2,193m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:08
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 6:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して良く整備された歩きやすいルート。 ただし非常に長い梯子があり、岩場なども多いため高度感が苦手な方には厳しく感じる個所もあるかと思います。 |
その他周辺情報 | もみの湯:500円 ちょっとぬる目かもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | <忘れ物>手袋、首の日焼け止め、ビールのつまみ |
感想
今回は以前に歩いた八ヶ岳横断自然歩道の続きといった感じで観音平から編笠山、権現岳を経てキレット小屋にテント泊し、翌日に赤岳、阿弥陀岳から御小屋尾根を経て美濃戸口へ下山するコースを歩きました。
【観音平から編笠山へ】
まずヒカリゴケ自生地を確認せずに出発してしまいました。このあたりに自生しているところがあるのでしょうか?未だ謎です。
観音平から登り始めますが、樹林帯の中を歩いて高度を上げていきます。難しい箇所などはありません。急登ではありませんが、編笠山までずっと登りが続きますので地味に体力を奪っていきます。木々と苔の風景を楽しみながらじっくりと登っていきます。
【編笠山から権現岳へ】
編笠山頂上で、やっと眺望が得られました。この季節はひんやりとした風が肌にあたり気持ち良いです。南アルプスをひとしきり眺めたら、一度下って”遠い飲み屋”青年小屋へ。ここでまったり飲みたい気持ちを抑えて、再び登って権現岳を目指します。権現岳に近づくに連れて岩が増えて道が険しくなります。権現小屋から稜線に出ると一気に眺望が開けます。分岐から歩いて少し岩を登ると権現岳の頂上です。
【権現岳からキレット小屋へ】
まず初めに長い長い”ゲンジー梯子”を下ることから始まります。高度感の苦手な方、梯子の苦手な方にはなかなかキツイ梯子かもしれません。その先は稜線を小さなアップダウンを繰り返しながら進みます。赤岳・阿弥陀岳、振り返れば南アルプスの眺望が最高です。特にキレット小屋直前のピークからは、赤岳と阿弥陀岳の両方が眼前に広がる絶景でした。そこから一気に下ると今日の宿泊地であるキレット小屋が見えてきます。キレット小屋はどこも直前まで姿が見えないんですね(笑)
キレット小屋はトイレが結構アレでした。テント場は良い位置が取れたのでグッスリでした。水場も比較的近くて良かったです。
【キレット小屋から赤岳へ】
好天に恵まれた心地よい朝、赤岳に向けて岩の斜面を登ります。岩場鎖場が続き、特に剥がれ落ちそうな脆い岩が続くので落石を発生させないように注意しながら進みます。頂上直下では少し渋滞も。
この日の赤岳山頂からは南アルプスはもちろん、中央アルプス、北アルプスほか360
度全てバッチリの眺望でした。
【赤岳から阿弥陀岳へ】
赤岳から一気に下って中岳のコルへ。ここのくだりはじめは岩場鎖場で少し混雑します。それほど危険度は高くないと思いますが、赤岳周辺は苦手な方には大変な場所かもしれません。その先は滑りやすいガレ場ザレ場が続きます。
阿弥陀岳への登りは、高く見えて以外と短く感じました。ここでキレット小屋のあたりでヘリがホバリング。昨日の夕方に小屋番さんが走って赤岳方面に向かっていたのと関係があるのかなぁなどと考えながら阿弥陀岳山頂へ。ここからは硫黄岳・横岳の見事な眺望です。
【阿弥陀岳から御小屋尾根で美濃戸口へ】
阿弥陀岳から御小屋尾根で美濃戸口へ下山します。山頂からの下山口はザレた方ではなく低木の間を抜ける道が正解です。ここからしばらくは岩やガレ場ザレ場で結構難儀な下山が続きます。進むに連れてどんどん歩き易い道に変わっていきます。
<唯一の分岐である御小屋山ですが、ここは少し注意が必要です>
山と高原地図では分岐と山頂が同じ場所のように見えますが、実際には山頂→三角点→分岐となっています。右手のピンクテープには入らないよう要注意です。
登りに使った人は大丈夫かもしれませんが、下山のみに使う方には先がわからないため、非常に間違いやすいと思います。
分岐の先もずっと歩き易いトレイルを進み、別荘地の舗装路へ。舗装路には小さい看板がでているので、見落とさないようにバス停方面へ進めば八ヶ岳山荘に到着です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する