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記録ID: 7229931
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ハイキング
奥多摩・高尾

寺窪山・日武連/笹尾根西側中腹の西原古道を歩く

2024年10月13日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.9km
登り
466m
下り
466m

コースタイム

出発9:10−南尾根取付き9:10−尾根上に乗る9:25−520m地点9:45〜10:20−寺窪山11:20〜12:15−笠松峠12:25−丸山分岐12:40−帳塚原12:55−坂本分岐13:05−小ゆずり集落上部13:10−民家の軒先を通る13:25−猿投沢左沢13:40−ススキの原13:45〜14:15−猿投沢右沢14:20−十文字峠14:30−赤い社14:35−日武連頂上14:40〜15:20−最初の祠15:25−次の祠15:45−日寄神社15:50〜16:00−車道16:00−県道16:05−ゴール16:40
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上野原市街地から県道33号線を北上し、ゆずり原地区で18号線に入る。梅久保集落を過ぎて寺窪山南尾根の末端を回りこんだ先に、5, 6台は駐車できる空き地があるのでここに停めた。
コース状況/
危険箇所等
笹尾根上に標高1098.3mの丸山があり、ここから南西に枝尾根が伸び、その途中に752mの寺窪山(別名ふんどし山)がある。今回は、ここから南に落ちている寺窪山南尾根(仮称)を上った。テープ類は無いが、断続的に仕事道が続いているのでこれを辿れば良い。
笹尾根西側の中腹には山里が点在し、これらを抜ける西原古道が通っているので、以後、これを辿る。集落の中では車道を歩く上、民家の軒先を抜ける個所もある。
十文字峠から標高575mの日武連(ひむれ)に上り、その西尾根(仮称)を下って日寄橋へ出た。テープ類が散見でき、断続的に踏跡が続く。
全ルートに渡って危険個所は無い。
県道が南尾根の末端を回りこんだ100m程先に駐車した。1m程の台の上に大きな切株が乗っていて、その表と裏にここの地区名「さいはら」が漢字とひらかなで書かれている
2024年10月13日 16:41撮影
10/13 16:41
県道が南尾根の末端を回りこんだ100m程先に駐車した。1m程の台の上に大きな切株が乗っていて、その表と裏にここの地区名「さいはら」が漢字とひらかなで書かれている
南尾根の取付き。南尾根末端の法面が途切れた地点。420m圏。駐車地点から県道を横切り、小藪の薄い草地を狙って斜上する
2024年10月13日 09:10撮影
10/13 9:10
南尾根の取付き。南尾根末端の法面が途切れた地点。420m圏。駐車地点から県道を横切り、小藪の薄い草地を狙って斜上する
小藪は直ぐに抜けられ、その先に明瞭な踏跡が続いているので、これを辿って山腹を斜上する
2024年10月13日 09:16撮影
10/13 9:16
小藪は直ぐに抜けられ、その先に明瞭な踏跡が続いているので、これを辿って山腹を斜上する
この踏跡は獣道かと思ったが、間伐材で土留めまでしてあるので仕事道らしい
2024年10月13日 09:20撮影
10/13 9:20
この踏跡は獣道かと思ったが、間伐材で土留めまでしてあるので仕事道らしい
南尾根の上に乗った。地形図で450m圏の細長い平坦部。後はこの尾根筋を忠実に辿れば良い
2024年10月13日 09:26撮影
10/13 9:26
南尾根の上に乗った。地形図で450m圏の細長い平坦部。後はこの尾根筋を忠実に辿れば良い
時には小さな岩をぬいながら登る
2024年10月13日 09:35撮影
10/13 9:35
時には小さな岩をぬいながら登る
地形図の520m地点に着いた。この南尾根で唯一の小さなコブ
2024年10月13日 09:45撮影
10/13 9:45
地形図の520m地点に着いた。この南尾根で唯一の小さなコブ
比較的大きな露岩があったが、階段状の岩場なので簡単にパスできる
2024年10月13日 10:46撮影
10/13 10:46
比較的大きな露岩があったが、階段状の岩場なので簡単にパスできる
植林帯の尾根筋をひたすら上へ。踏跡が断続的に続く
2024年10月13日 10:52撮影
10/13 10:52
植林帯の尾根筋をひたすら上へ。踏跡が断続的に続く
650m圏から40度超えの急登となり、息が切れる
2024年10月13日 10:58撮影
10/13 10:58
650m圏から40度超えの急登となり、息が切れる
700m圏を越えれば傾斜も緩まって楽になる
2024年10月13日 11:08撮影
10/13 11:08
700m圏を越えれば傾斜も緩まって楽になる
寺窪山の頂上に着いた。地元では「ふんどし山」と呼んでいるらしい。でも、山名板の702mは間違えで、標高は752mのはず
2024年10月13日 12:15撮影
10/13 12:15
寺窪山の頂上に着いた。地元では「ふんどし山」と呼んでいるらしい。でも、山名板の702mは間違えで、標高は752mのはず
ここから北東に降りる。植林帯の縁を下る
2024年10月13日 12:22撮影
10/13 12:22
ここから北東に降りる。植林帯の縁を下る
10分程で笠松峠まで降りて来た。710m圏。ここを藤尾集落から来た西原古道が通り抜けている。今回はここで右折してゆずり原地区へと向かう
2024年10月13日 12:25撮影
10/13 12:25
10分程で笠松峠まで降りて来た。710m圏。ここを藤尾集落から来た西原古道が通り抜けている。今回はここで右折してゆずり原地区へと向かう
幅広い山道が山腹を緩やかに下って行く
2024年10月13日 12:31撮影
10/13 12:31
幅広い山道が山腹を緩やかに下って行く
ただし、一部で倒木が障害となっている
2024年10月13日 12:36撮影
10/13 12:36
ただし、一部で倒木が障害となっている
笹尾根の丸山へ上るルートを分岐。本日初めての道標
2024年10月13日 12:41撮影
10/13 12:41
笹尾根の丸山へ上るルートを分岐。本日初めての道標
明るい帳塚原。地形図の641m地点
2024年10月13日 12:52撮影
10/13 12:52
明るい帳塚原。地形図の641m地点
ここから北北東方向に丸山が望まれた
2024年10月13日 12:52撮影
10/13 12:52
ここから北北東方向に丸山が望まれた
道標を兼ねた防火水槽。右の案内板に「帳塚原」と刻まれているが読みにくい
2024年10月13日 12:53撮影
10/13 12:53
道標を兼ねた防火水槽。右の案内板に「帳塚原」と刻まれているが読みにくい
大きな石碑が建っていた。左下の石板に馬頭観音と刻まれている。この直ぐ先の分岐で日寄橋バス停の案内に従って左折
2024年10月13日 13:01撮影
10/13 13:01
大きな石碑が建っていた。左下の石板に馬頭観音と刻まれている。この直ぐ先の分岐で日寄橋バス停の案内に従って左折
石碑群を見ると古道の雰囲気を感じる
2024年10月13日 13:10撮影
10/13 13:10
石碑群を見ると古道の雰囲気を感じる
小ゆずり集落の上部に出た。550m圏。この後しばらく集落の中を車道歩き。T字路を右に行けば日寄橋だが、古道は左へ
2024年10月13日 13:11撮影
10/13 13:11
小ゆずり集落の上部に出た。550m圏。この後しばらく集落の中を車道歩き。T字路を右に行けば日寄橋だが、古道は左へ
車道は集落東端の民家に吸い込まれる。車と建屋の間を抜け、軒先を通り、さらに隣の家屋の窓際すれすれを回り込む。これで正規のルートなの?
2024年10月13日 13:25撮影
10/13 13:25
車道は集落東端の民家に吸い込まれる。車と建屋の間を抜け、軒先を通り、さらに隣の家屋の窓際すれすれを回り込む。これで正規のルートなの?
回り込んで、そのまま北へ上ると丸山への登山道となるが、オリエンテーリングのC8ポストで右折して鉄パイプの手摺付きの道を南に上ると、西原古道の続きとなった
2024年10月13日 13:29撮影
10/13 13:29
回り込んで、そのまま北へ上ると丸山への登山道となるが、オリエンテーリングのC8ポストで右折して鉄パイプの手摺付きの道を南に上ると、西原古道の続きとなった
小さな尾根を乗り越す地点に石仏が並んでいて、古道を歩いている安心感が湧いて来た
2024年10月13日 13:32撮影
10/13 13:32
小さな尾根を乗り越す地点に石仏が並んでいて、古道を歩いている安心感が湧いて来た
分かりにくい集落の中を抜けて、再び山道となりホッとする。沢に向かって緩やかに下って行く
2024年10月13日 13:37撮影
10/13 13:37
分かりにくい集落の中を抜けて、再び山道となりホッとする。沢に向かって緩やかに下って行く
猿投沢の左沢を渡る
2024年10月13日 13:39撮影
10/13 13:39
猿投沢の左沢を渡る
渡った先の台地はススキの原で気持ち良い
2024年10月13日 13:43撮影
10/13 13:43
渡った先の台地はススキの原で気持ち良い
再び緩やかに下って、今度は猿投沢の右沢を横切る
2024年10月13日 14:21撮影
10/13 14:21
再び緩やかに下って、今度は猿投沢の右沢を横切る
山腹をトラバースして行くと十文字峠に着いた。540m圏。ここに鶴川断層が走っているらしく、断層鞍部の標識も付随している
2024年10月13日 14:30撮影
10/13 14:30
山腹をトラバースして行くと十文字峠に着いた。540m圏。ここに鶴川断層が走っているらしく、断層鞍部の標識も付随している
ここで西原古道と分かれて南にある日武連へ上る。峠からの登り口は急で踏跡も不明瞭
2024年10月13日 14:31撮影
10/13 14:31
ここで西原古道と分かれて南にある日武連へ上る。峠からの登り口は急で踏跡も不明瞭
急登一時で尾根が緩やかになり、踏跡も明瞭になると、50cm程のかわいい社が祀られていた。赤く塗られているので目立つ
2024年10月13日 14:34撮影
10/13 14:34
急登一時で尾根が緩やかになり、踏跡も明瞭になると、50cm程のかわいい社が祀られていた。赤く塗られているので目立つ
日武連(ひむれ)の頂上に着いた。575m。鶴川断層の断層小丘でもあるらしい
2024年10月13日 14:41撮影
10/13 14:41
日武連(ひむれ)の頂上に着いた。575m。鶴川断層の断層小丘でもあるらしい
立木にも山名札が張り付けられていた。前の写真もこれも「日武連山」となっているが、「連」は山を意味するから、重ねるのはおかしいのではないか
2024年10月13日 15:20撮影
10/13 15:20
立木にも山名札が張り付けられていた。前の写真もこれも「日武連山」となっているが、「連」は山を意味するから、重ねるのはおかしいのではないか
頂上の南端から西尾根を降りる。微かな踏跡とテープを見かける
2024年10月13日 15:22撮影
10/13 15:22
頂上の南端から西尾根を降りる。微かな踏跡とテープを見かける
直ぐに祠の脇を通る。550m圏。下からここまで参拝のために上がって来るのは大変だろうな
2024年10月13日 15:26撮影
10/13 15:26
直ぐに祠の脇を通る。550m圏。下からここまで参拝のために上がって来るのは大変だろうな
断続的に明瞭な踏跡が続く
2024年10月13日 15:28撮影
10/13 15:28
断続的に明瞭な踏跡が続く
参詣のためか、踏跡はジグザグに切られているが、所々で途切れている
2024年10月13日 15:34撮影
10/13 15:34
参詣のためか、踏跡はジグザグに切られているが、所々で途切れている
また祠に出会う。先ほどより大きい。扉は無く、中を覗くと、小さな社が祀られているだけ
2024年10月13日 15:44撮影
10/13 15:44
また祠に出会う。先ほどより大きい。扉は無く、中を覗くと、小さな社が祀られているだけ
大きな日寄神社まで降りて来た
2024年10月13日 15:50撮影
10/13 15:50
大きな日寄神社まで降りて来た
この神社には立派な鳥居と階段があるが、社殿前から迂回路があるので階段を降りなくて済んだ
2024年10月13日 15:53撮影
10/13 15:53
この神社には立派な鳥居と階段があるが、社殿前から迂回路があるので階段を降りなくて済んだ
階段下から車道が通じているが、左側の小道に入る
2024年10月13日 15:58撮影
10/13 15:58
階段下から車道が通じているが、左側の小道に入る
小道は最後に写真左の車道になり、山上の小ゆずり集落から降りて来た車道と合流した
2024年10月13日 16:01撮影
10/13 16:01
小道は最後に写真左の車道になり、山上の小ゆずり集落から降りて来た車道と合流した
さらに2, 3分歩けば、日寄橋の数十m東側で県道に降り立った。ここから2km弱の県道歩き、40分近く掛かってやっとゴール
2024年10月13日 16:03撮影
10/13 16:03
さらに2, 3分歩けば、日寄橋の数十m東側で県道に降り立った。ここから2km弱の県道歩き、40分近く掛かってやっとゴール

感想

寺窪山南尾根は藪も露岩も無く、構成も単純であり、ひたすら上を目指せば頂上に至る凡庸な枝尾根であった。
日武連西尾根も同様で、参道らしい踏跡が断続的に続いているので、これを拾いながら下れば楽だった。

笠松峠から十文字峠まで、西原古道を歩いたが、古い石碑や仏塔を随所で見かけ、単なる山歩きとは違った旅情を感じる道であった。
しかし、一部で、民家の軒先を歩くことになり、住民に対して申し訳なく、気が引ける気持で通させていただいた。これが正規のルートなのか、他に適切なルートがあったのではないか、と疑問が残る。どなたか教えて下さい。

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