記録ID: 7236553
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キャンプ等、その他
増毛・樺戸
雄冬山〜山道整備に加わって
2024年09月14日(土) [日帰り]
Yantan1839
その他12人
- GPS
- 06:34
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 615m
- 下り
- 615m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:44
作業をしながらのタイムです。
天候 | ⛅ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《増毛山道について》 1800年代半ば、ロシアの南進政策に対抗する為に、人や物資の輸送、情報の伝達などを目的として作られた増毛山道。 増毛〜浜益間の海岸は、切り立った断崖絶壁が続くことから、この山道が切り開かれるまでは主に船による輸送に頼らざるを得ない状況でした。 山道の開通のおかげで、天候不良により長く遮断されがちな海からの交通手段に頼らない往来が可能となり、軍事目的の強い道から、増毛の地に暮らす人達の重要な交易の為の道となり、利用されていました。 しかし、昭和の初期に山道内に設置されていた郵便物の交換所が廃止され、以降、通行する人が減少。更に1981年の国道開通により山道の役目はほぼ終わり、荒廃が進みます。 長く廃道となっていましたが、歴史的な山道を復元し、後世へ遺産を伝える為に《増毛山道の会》が発足。有志の皆さん達の手により復元されたこの山道は全長33kmにも及びます。 《山道の維持の為に・・》 道内にある復元された山道は、他に様似山道、濃昼山道などが有名ですが、数ヶ所ある山道の中ても増毛山道は最長であり、その植生から笹刈りなどの整備活動が常に必要です。 献身的な整備活動により、山道に危険箇所はありません。強いて挙げるのなら、林道との交差による道迷いだと思われますが、標識の設置も進みつつあります。誰もが安心して自然に親しむことが出来る山道として、いずれ、一般開放がされることを、山道の会の皆さんも望んでいます🐰。 その為には、入会し整備活動に参加したり、募金など様々な援助が必要不可欠。会員の1人として、多くの皆さんの支援を呼び掛けます🧙 |
その他周辺情報 | ホテルオーベルジュ増毛、日帰り入浴可です。 |
写真
感想
初めての作業参加となりました🙂。
この日、作業に参加したのは増毛山道の会員を初めとする12人。同じく旭川から参加している旭岳の整備活動にも携わっている方、留萌振興局の若い職員さん達、この山道を当時、自費にて切り開いた伊達家の子孫の方もいました。
全長33kmに及ぶこの山道維持を支えている人達の馳せる思い、山道にかける愛情に触れられた1日となりました。色々なお話を聞かせていただき、ありがとうございました🤠。
歴史的遺産を後世に残そうと献身的な努力を続ける《増毛山道の会》の活動を、このレコを見られた方もHPで是非、検索し、知ってください。
荒廃した登山道、廃道化した登山道を見ることが多くなりました。出来ること、一緒に探しましょう😉。
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