白山(御前峰・大汝峰)テント泊
- GPS
- 14:01
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,040m
- 下り
- 2,046m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:56
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 8:52
天候 | 9/14(土) 晴れ(暑い) 9/15(日) 霧、雨が降ったり止んだり 1日目は、強烈な暑さ。樹林帯以外は灼熱地獄…。 2日目のアタック日は霧の中真っ白スタートで、午前5時前位から下山まで降ったり止んだり。 夜も早朝も暖かく、午前2時起きで半袖シャツで寒くないという驚きの9月…ほんと今年の気温はどうなってるんだ?! |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場:市ノ瀬(無料) ◆交通規制期間は、市ノ瀬から別当出合までシャトルバスで10分程度で到着する。 ◆市ノ瀬ビジターには立派な休憩所がある。チップ制トイレは綺麗。 ◆別当出合には、水場、トイレ、自販機、お菓子やカップ麺が売っている小さな売店スペースがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※観光新道通行止 9/24〜11月中旬 ……………… ◆観光新道(今回上りに利用): 崩落箇所があったり、段差が大きな箇所が多く、長めの急登あり。 谷側に笹があるが、踏み外せば落ちるような細い道は地味に怖い。特に一箇所、滑ったらどこまで落ちるんだろうかと恐怖を感じる場所があった。 (注)観光新道には水場がないため、しっかり飲料の確保をして通るべし! ◆それ以外: 整備されていて歩きやすいと感じた。 ◆砂防新道(雨の下山利用): 水溜りだらけ、一部川のように流れている所もあり。 ◆HPに、熊出没の情報あるため熊鈴などは必携。 |
その他周辺情報 | 【日帰り温】 法恩寺温泉 ささゆり (ホテルハーヴェストSKIJAM勝山) https://www.skijam.jp/green/spa/ ホテル内の温泉なので、空いていてゆったり入れた。洗い場は衝立なし。扉付きシャワーブースあり。 ロビーにサーティワンのアイス自販機がある♪ 【夕食】 越前そばを食べたかったが、日曜日はお休みや早く終わってしまうお店が多く断念。 恵那峡SAのレストラン「夕照の里」で飛騨牛のお重を頂いた。 |
写真
感想
(※1日目のログが谷に飛びまくって修正したものの正確ではなさそう。実際、休憩はトータル1時間以上取っている。)
…………………………
この連休は、以前から行きたいと思いながらも遠くて二の足を踏んでいた白山に決定。
ところが、寸前に予定の2日目である日曜日の天気予報な傘マークがついた……
Windyでは太陽マークに小さな雨マークだったし、0.2mm程だったので、予定通り土日で一泊二日テント泊で決行する事にしたが………
【1日目 9/14(土)】
金曜日は仕事が遅く、帰宅後少しだけ仮眠をとりAM3時半頃出発。
AM9時頃市ノ瀬に到着。駐車場にはまだ空きが結構あった。交通規制の為、市ノ瀬からはバスに乗って別当出合へ。
AM10時少し前の登山開始となるが、気温が高すぎ。(全国的に猛暑)
勾配のきつい箇所がある観光新道を上りに計画したので、暑さとできついことは覚悟はしていたが……
これがなかなかの急登で、段差が大きいので足上げが必要な場所が多くて体力を削られるのに加えて、暑いもんだから、ヘロヘロ……。
途中、何度も休憩しまくった。容赦なく照りつける太陽から救ってくれたのが日傘。日陰に入るだけで楽になる。最近の夏は必携品となっている。
やっと殿ヶ池避難小屋に着いた時はホッとした。少し長めの休憩。
登り弱子と暑さ弱男のコンビには修行……
とにかく滝汗が流れるので、水分補給は頻繁に行った。1リットルサーモスと、600ml、凍らせたポカリ500mlと、凍らせたウィダーinゼリー、プラス黒ボコ岩の近くの水場で補給し、合計2l以上を南竜ヶ馬場まで飲み干した。
いつもならテントを真っ先に立てるのだが、暑さにやられまくった我々は先に南竜山荘で休憩。炭酸飲料とリンゴジュースを飲んでやっと人心地ついた……ついでに早めの夕食も摂り、南竜ヶ馬場まで移動してテント設営。
翌日は3時スタート予定の為、とっとと歯を磨いて、19時には就寝。周囲からは話し声や笑い声がまだ聞こえてくるので耳栓して爆睡。
【2日目 9/15(日)】
2日目の予想は、降ったり止んだりは承知だが…ワンチャン晴れ間もあるかも?あってくれと祈りつつ登山開始。
……そんな期待は悲しくも打ち砕かれ、実際はガスで真っ白の中出発し、室堂平手前で小雨になり、それからは降ったり止んだり、御前峰山頂付近に至っては風雨となった。
折角遠くまで来たからと、ピークハントだけするべく大汝峰へ向かった。
眺望真っ白……お池もぼんやり……。
レインウェアはなんだか水を弾いていなくて浸透してくる始末(劣化か…)……そこに風が吹けば体温は奪われる。
レインウェアの買い替えを決意しながら大汝峰に向かうも、山頂手前で私は冷えと疲労で断念、夫だけ大汝峰に行ってもらった。私は風が避けられる場所まで少し下りてレインウェアの中にウインドシェルを足したら温かくなり復活。着終わったら丁度夫が下りてきて合流。ぼんやり見えるお池
を見ながら室堂平に到着。
室堂ビジターセンターでバッヂや手ぬぐいを購入。行動食を食べて休憩し、テント撤収に南竜ヶ馬場に戻る。
エコーラインで戻る計画を立てていたが、悪天の為、最短ルートのトンビ岩ルートに変更した。
雨は降ったり止んだりだったが、テント撤収時はちょうど止んでいて助かった。
【下山】砂防新道。
上りに利用した観光新道に比べ歩きやすくて、こちらのほうが‘観光’じゃないかと思った。整備されていて歩きやすい。
雨の中登って来る方も結構いた。
途中の甚之助避難小屋には沢山の人が休憩していた。
砂防新道の一部、上り専用と下り専用に分かれている道があるが、なぜか下り専用を登ってくる人有り……どうした?笑
中飯場まで着いたら、あっという間に吊り橋見えてゴール。
別当出合でお湯を沸かしてコーヒータイム(夫のみ)でほっとひと息。私は暑くて、冷たい炭酸をグビグビ。残った行動食を平らげた。
バスの券売機に、雨で湿ったお札が入っていかず、もたもたしていたら補助席になってしまった……(;´д`)トホホ…
【総括】
今回の山行は、私の癌の術後からテント泊は約1年ぶり。山行自体も2ヶ月位空いての、久しぶりの遠征登山。
私の登山目的は、大汝峰からみる御前峰の眺望と、傷あとはテント泊装備ザックを担いで問題ないか検証。
夫の目的は、新しく購入したテントとクローズドセルマット(今まではエアー式)のテスト。
●テントは概ね上手く立てられたし、生憎の天気(雨風)にも耐えられた事がわかり安心した。悪天により良いテストとなった。
●クローズドセルマットは、南竜ヶ馬場では問題なく快適だった。エアマットのように空気を抜いて片付ける手間がなく、軽量なのは良いが、嵩張るのが難点。
●眺望は残念ながら見れなかったが、久しぶりのテント泊が出来て嬉しかった。
天気予報からの予想が悪い方に傾いた事、枕を忘れた事、レインウェアの劣化による浸透……飲料の摂り方について…等々反省点があった山行となった。
早速レインウェアを買い替えに行こうと思う。
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