白馬三山と栂海新道
- GPS
- 29:57
- 距離
- 59.0km
- 登り
- 4,622m
- 下り
- 6,060m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:21
- 山行
- 10:18
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 12:04
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 8:29
天候 | 初日、二日目 晴れ 三日目 晴れ後大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
月曜日にバスで糸魚川から蓮華温泉へ行き、回収(予定) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特には有りませんが、栂海新道は想定よりもハードなコースです(特に栂海山荘から白鳥小屋の間)。栂海山荘でお会いした方曰く「略略コースタイムでしか歩けないコース」と言ってました。計画を立てる時は要注意です。 |
写真
感想
本当は荒川岳から赤石岳に行きたかったのですが、三連休以外は天気が悪そうだったのと連休は山小屋に空きが無かったので前から行きたいと思っていた、白馬三山、雪倉岳、朝日岳、栂海新道を纒めて歩く計画を立てました。蓮華温泉迄のバスが土日休日しか運行していないので蓮華温泉に車で行き金土日の3日間で全部を歩いて日曜の午前には糸魚川に戻り蓮華温泉行きのバスで車を回収してしまおうという結構無茶な計画を立てました。一応日曜日中に下りて来れれば月曜日のバスが使えるので、そこにマージンを持たせました。
前回ほぼ同じ日(前回は三連休の最終日、今回は三連休の前日)に登った時に比べてガンガンに照らされて暑いということも無く登り易い天候だったのですが、年を取ったせいか、荷物が重くなったせいか、白馬岳の山頂迄で30分程余計に、杓子岳を登り出す頃には足が重くて遅々として進まず先行きが不安に。
二日目は余裕を見て予定よりも2時間半早く出発しましたが、朝日岳の時点で1時間を食いつぶし、栂海山荘に着いた時には予定よりも遅くなり、暗くなってから歩くのは避ける事にして、白鳥小屋まで行く予定を変更して栂海山荘に泊まることに。この時点で日曜日の車の回収は諦めて月曜日を使う事に。実際かなり疲れていたようで、黒岩平でベンチに眼鏡を忘れてきたのですが、その事に栂海山荘に着いてしばらくするまで気付きませんでした。眼鏡が無い事に気付いた後で「眼鏡見ませんでしたか?」とお聞きしていたら、暫くして「これじゃない?」と眼鏡を持ってきた方か、案内されて来ました。なんと黒岩平のベンチに置き忘れていたのをわざわざ持って来て下さったとのこと。奇跡の様な体験をしました。持って来て下さった方、本当にありがとうございました。
栂海山荘ではこの先の水場の情報や、コースタイムについて等の貴重な情報も得られ、泊まって正解でした。
三日目は親不知へ下りる方は早出する方が多かったのでつられて5時前にスタート。最初は小雨が降ったりしたのですが、次第に晴れて暑くなり、水の消費量が半端ないことに。黄蓮の水場2リットル程補給。白鳥小屋迄で1.8リットル消費したためシキ割の水場でも補給する事に。栂海山荘から白鳥小屋迄がとても辛かったので、10時間程度かかる事を覚悟。水を心配しながら白鳥小屋を出発。
白鳥小屋から先は急な登り下りはありますが、意外にも歩き易い場所が多く何とか4時間弱で親不知の登山口に到着。後半2時間位は雨に降られ、水の消費は抑えられましたが全身ずぶ濡れに。特に登山口手前三十分位からは土砂降りに、登山口から国道を親不知駅を目指してトボトボ歩いていたら、山帰りの上越の方が親切にも糸魚川の駅まで車に乗せて下さいました。本当にありがとうございました。
今回は肉体的・精神的には辛い山行でしたが、多くの方の善意に助けられて良い思い出になりました。今後は助ける側に回りたいものです。
コメント
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登山口に着いた時には土砂降りの雨で海岸まで降りる気力が在りませんでした…
それはそれは
それでも車で送ってくれた方がいたとはすばらしいですね。
うおっと、コメントにリプ返すつもりが、新規コメントにしてた…
>はい。助手席が濡れないようにビニール袋を敷いて乗せてくださいました。感謝しか有りません。
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