続・御池岳【テーブルランド半周回〜池と展望岩場を巡る】
- GPS
- 23:30
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 829m
- 下り
- 826m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 8:00
天候 | 曇り 午後より晴れ 【気温】登山口スタート時:20℃ 幸助の池:22℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スペースは10台程でしょうか? |
コース状況/ 危険箇所等 |
・今回もヒルの姿も被害にも逢っていません。 【忘備録】 元池分岐→お花池:270度 お花池→西のボタンブチ:140度 西のボタンブチ→夕日のテラス:140度 夕日のテラス→丸池:100度 丸池→風池:140度 |
その他周辺情報 | ・コグルミ谷登山口は石碑以外の登山標識はすべて撤去されていますが、 登山道の整備が終了して通行可能になったそうです。 (近くに駐車スペースは見当たりませんでした。 鞍掛トンネル入口から 歩くんでしょうか?) |
写真
感想
先回は元池からテーブルランド西側を辿って色々見たかったが、
ルートを間違えテーブルランドの西端よりも東の尾根芯を
辿ってしまったようだ。
記憶が薄れない内に今回こそ西端を歩こうと、二週続きで出掛けてきた。
登山口駐車場から見える山並は、去来する霧に隠れて視界が悪い。
出発を躊躇していると僅かに晴れ間がのぞくようになってきたので、
先の事は鈴北岳まで登った様子で考える事にしよう。
鞍掛尾根の樹林が疎らになる辺りまで来ると青い空が広がり始め、
鈴北岳〜鈴ヶ岳の姿もはっきりして来た。
これなら予定通り周回できそうだ。
今回は元池分岐辺りから踏み跡に注意してヒントをつかみたい。
鈴北岳から日本庭園へ下り元池分岐に出ると、はっきりと踏み跡が
分かれる。先回は脇目もふらずに元池を目指したのでこんなはっきりした
踏み跡さえ見落としていた。
立派な踏み跡で谷へ向かうと徐々に薄くなり、斜面に絡む頃には
草に覆われ曖昧になってきて、僅かな踏み跡が分かれる。
左手はどうやら直接尾根へ上がる様なので、コンパスで定めた方角に
従って緩やかな斜面に絡んで、浅い谷の奥に尖った鈴ヶ岳の姿を
見ながら突っ切ると緩やかな尾根に出た。どうやら西端に出たようだ。
苔生した石灰岩や古木に囲まれたコバ地?から透かして見ると
窪地に大きな池が有った。水辺には古い杭が残っており、
人が歩いた形跡も残るのでここがお花池で間違いないだろう。
これで今回は西端に沿って天狗鼻を目指せそうだ。
池の右側から緩やかな尾根(凸面)を辿ると、所々踏み跡も認められる。
下生えの薄い林床を踏んでピークに上がると、展望が開けた岩場に出て
「西のボタンブチ」の小さなプレートを見る。
青空の下でここに立ちたかったが残念だ。
そのまま尾根を辿ると再び展望の利いた岩場に出る。
多分ここが夕日のテラスだろう。
岩に腰を下ろして色付き始めた崖の潅木や、御池川を隔てた山並を眺め
雰囲気を楽しんだ後、東に向かって草原を横切り岩が集まる高みを
越えると小尾根?に囲まれた池に出る。形からして丸池だろう。
池から南下して、再び丘のような尾根から尾根を繋いで進む。
広い平原を抜け、右寄りに森を突っ切ると一気に展望が開けて
踏み跡が延びる草原の先にコブを見る。天狗鼻だ。
どうやら平原の先で西端を外したようだ。見逃した風池を求めて
踵を返す。草原で踏み跡を左へ外れ小尾根を越えると、
大きなヌタ場のような浅い池、風池に出合う。
最後の最後で西端を外したが今回は予定の場所はすべて見る事が出来た。
今少し余韻に浸りたいので静かな場所で昼食にしよう。
幸助の池に出て池を眺めながらゆっくりと昼食タイムを過ごし、
ザックを整理していると単独の女性がやって来た。これがなんと
ヤマレコ仲間のpochieさんだった。しばし会話を楽しみ東ボタンブチへ
向かう彼女と別れて丸山へ向かう。
珍しく無人の山頂から真の谷の詰めに合流する辺りから青空が戻って
気持ちの良い天気になってきた。池の平のドリーネを数えながら
鼻歌が出そうなおおらかな道で真の池に出るが、
この近くにも池が有るらしいので探してみよう。
池のすぐ右側から低い尾根?を越えて枯れた谷筋へ降り、
小高い潅木帯をくぐると開けた場所に浅い池が現れた。
ここが北池か。また一つ池に出逢えたな。
後は日本庭園を抜けて戻るだけだが、時間も早いので元池で
ゆっくりしよう。
カレンフェルトの台地で池から広がる草原や丸山を眺めてのんびりした後
元池分岐へ戻ると、見覚えの有る姿を見かける。
今度は先日お世話になったdさんだ。こんな日もあるんだな。
雑談をしながら鈴北岳に戻り、鈴ヶ岳に向かうdさんを見送って
すっかり晴れた鞍掛の尾根をゆっくりと下る。
【 緩やかに広がるテーブルランドの西端を巡り池を訪ねる計画も
二度目は順調に歩く事が出来た。更にヤマレコ仲間、お二人との
偶然の出逢い。回復した天気のように爽やかな一日だった。
樹の葉が疎らになり、見通しが良くなった季節に晴天を捉えて
歩けたら更に楽しいコースだろうな。 】
未踏の西ボタンブチも、また、ログを利用させて下さいませ。
鈴鹿の紅葉、これからですね。
(コグルミ谷新道、ヤマビルの出現は在りませんでしたから、そろそろ、
冬眠の時期かしら)
dedeppo5さん 今晩は。
またお逢いすることができましたね。
コグルミ谷の情報を有難うございました。
またしばらくは鈴鹿通いになりますので、お逢いできるのが楽しみです。
尚、ルートは手入力ですので正確ではないかも知れません。
おはようございます。
良いところですね。
御池西端は見どころが多そう
西のボタンブチや夕日のテラスに行ってみたいです
鈴鹿もヒルの季節が終わり、歩かれる方が増えたようですね。
多くの出会いがあったようで、何よりです
totokさん 今晩は。
やはり御池岳は広大な頂上台地が魅力ですね。
苔とカレンフェルトの台地、深い森の中にひっそりと水を湛える多くの池、
尾根の間に横たわる平原と、独特の雰囲気が漂っていますね。
積雪期はハードルが高いので、紅葉の時期には是非訪れようと思います。
早速の復習、再挑戦の登山ですね。
御池岳、名前のごとく、池がたくさん
ありますね。
コグルミ谷が、再び整備されたんですね。
ありがたいことですね。
komakiさん 今晩は。
ささやかな未知を楽しみながら、予定通り周回できました。
どんなコースか期待でワクワクしながら歩きましたが、
ガイドブックからは得られない、御池岳の魅力がたっぷり詰まった
コースでした。
また一つお気に入りが増えました。
コグルミ谷が復旧して、日の短い時期でも御池岳の周回が可能になりますね。
onetotaniさん
こんにちは
御池は一度しか訪れたことがないのですが
ガスに阻まれボタンブチにもたどり着けず。
そんな記憶が甦りました。
またこんなにも池があるとは知りませんでした。
標識のないコグルミ谷は怖いですが
再訪したくなりました。
kazu97さん 今晩は。
鈴鹿の最高峰・御池岳は素敵な処です。
谷コースは途中で水も得られるので良いですが、
紅葉が始まるこの時期であれば、鞍掛峠からの往復ならば短時間で
魅力を満喫できますのでこちらから登るのも良いですよ。
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