【信州 高原散策】 美ヶ原 道の駅-王ヶ頭

2024年09月14日(土) [日帰り]

• GPS: 05:52
• 距離: 10.8km
• 登り: 198m
• 下り: 200m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:08
• 休憩: 2:43
• 合計: 5:51

6:55 美ヶ原高原美術館
7:11 7:21 牛伏山
7:32 山本小屋ふる里館
7:43 山本小屋
7:57 8:02 美しの塔
8:09 8:12 塩くれ場
8:54 9:08 王ヶ頭
9:13 10:26 王ヶ頭ホテル
10:55 11:12 塩くれ場
11:20 11:22 美しの塔
11:29 山本小屋
11:41 11:51 山本小屋ふる里館
12:02 12:30 牛伏山
12:45 12:46 美ヶ原高原美術館
12:46 美ヶ原高原美術館

天候

快晴
深夜に到着時の気温は17℃くらい
その後も上がっても20℃度台前半
微風もあって、爽やかだった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆スタート・ゴール
・道の駅美ヶ原高原（美ヶ原高原美術館）駐車場
　広大な駐車場
　賑わっているが、どの時間帯も駐車場の混雑状況は余裕あり

コース状況／危険箇所等

◆全般
・観光遊歩道で、良好
　木道は湿っていて、少し滑りやすかった

その他周辺情報

◆下山後の温泉
・扉温泉桧の湯　400円　シャンプーなどの備付は無し
　https://www.mcci.or.jp/www/hinoki/　
※美ヶ原から松本市街へ向かう途中に立ち寄り

写真

金曜深夜
特濃ガスの中を走り続け、標高日本一の道の駅へ
気温17℃
35℃猛暑の日常から別天地へ

薄明るくなると、外はすごい人の数
5:30前くらいに、東から日の出が

ここは日の出スポットなのですね
見とれてしまいます

だんだんと暖かくなります

下は雲海
浅間山だけが頭を出している
噴煙がたなびいているようだ

辺りはすっかり青空に
それにしても透き通ったブルー

2週間ぶりにまた娘と歩くことになりました
美ヶ原ハイク
いざ、行かん！

木道を緩く上ることしばらくで

早くも絶景が
八ヶ岳のスターたち

南アルプス北部

中央アルプス

上り切ると、素晴らしい丘の上でした
上高地から日本海までの北アルプスが、全部見えているかのような・・・
こんな景色の中歩けて、最高ですね

牛伏山です

山座同定盤があります

目的地の王ヶ頭
電波塔群がニョキニョキと
左遠くには御嶽山もクリアに見えますね

穂高-槍ヶ岳
その前は蝶ヶ岳-常念岳のラインだと思います

八ヶ岳の左端には富士山が覗く

美ヶ原は高原の牧場
牛たちがたくさん
一旦下って、山本小屋などの横を抜けていきます

王ヶ頭
直線なら近く見えますが、左からかなり遠回りしていくようなルートの構成

高原のポニー

美しの鐘
いい音鳴ります
綱を引くコツが分からず、結構力が要りました

分岐点
塩クレ場

案内板がジグソーパズルのようでした

王ヶ頭
見えているのに、こここからがなかなか遠い

牧歌的な風景が続きますが、台地の端っこはなかなかの絶壁

西側の下界も見えてきた
松本市街かな

なんとか上に乗りました
最後の坂がちょっとキツかった

東側はまだ雲海ですが、山が見えてきた
根子岳-四阿山ですね

ハクサンフウロかな？
数は少ないですが、9月に見るのは珍しいかも

王ヶ頭に到着
美ヶ原最高点、標高2034m也
日本100名山ですね

三角点もありました

さらに先に行ったところの王ヶ鼻
今日もパス

南側
下から美ヶ原に上るコースがいくつかあるようです
駐車場らしき場所も見える

北側
もう一つの入口
自然保護センターが見える

王ヶ頭ホテルにて

優雅なひと時を・・・

山々の稜線は早くもガス模様
9月中旬だというのに、まるで夏山最盛期のようですね

あちらもなかなかの絶壁

元来た道を・・・
帰りは下り基調で進みが早い
それにしても、
牧歌的
牧歌的

人懐っこい子
休憩してたら寄って来て、しばらくお喋りしてました(笑)

山本小屋裏
ポニーたちも、まったりタイム

山本小屋ふる里館
こんな高原の宿にも泊まってみたいなあ

霧ヶ峰もたおやかな高原

牛伏山へ上り返し
牛のモニュメントがいいね

牧場なのでえ、マンパスがあります

そろそろ終盤
素晴らしいハイクだったので、名残惜しいですね

お見事な積み方のケルン

美ヶ原
360度の展望で、中日本の名山がたくさん見える素晴らしい場所です

無事帰還
ソフトクリームで乾杯！

パーゴワークス兄弟
RUSH20を娘に使ってもらいました

朝は雲海だった東側の下界も、すっかりよく見えるように
扇状地の形がきれいです

松本市街へ下りる途中で、扉温泉桧の湯へ
なかなか秘境な場所にあるけど、きれいな施設
まろやかな良い温泉でした

グレートトラバースの田中陽希さんが、当時立ち寄られたようでした

温泉でサッパリしたら、お隣かけす食堂にて遅めのお昼を
信州はお蕎麦がいいですね
イワナ塩焼きやタケノコの漬物も絶品！

翌日は松本市街を観光
雨も降る中、折り畳み自転車で走り回った

今回の信州旅
締めは、みんなのテンホウ
旅先では、ご当地チェーン店巡りも楽しいもんです

感想

3120m

学生時代最後の夏休みも終盤を迎えている娘から、信州の高原に行ってみたい旨のリクエストがあり、美ヶ原へ。
親に似て旅好き人間。
普通の旅行を一緒にする友達は何人かいて、この夏休みもあちこち出かけて謳歌したようだが、山歩きを趣味にしているような仲間はいないんだそうな。

金曜夜に出発。
高速を降りて、諏訪湖の辺りから高原地帯に上がり、美ヶ原へと続くヴィーナスラインに入ると、よりによって特濃のガスに巻かれてしまった。
午前様だというのに勘弁してほしいよ・・・
センターラインとカーナビの道筋を頼りに、最大限の注意を払って、ゆっくり進む。
一寸先は真っ白な闇の世界。
対向車もなし、こちらが追いつく車も抜いていく車もなかった。
約30分間の特濃ガス苦行だったが、ただでさえ神経が張り詰めているのに、鹿が何頭も道に飛び出してきて、情け容赦ない・・・
本当に心臓に悪く、チビりそうだった。
鹿については、過去に運転中にデカいのがぶつかってきて、買って3ヶ月の新車をボコボコにされた忌まわしい思い出がある。
でも山道を運転して登山口に行かなきゃ、山歩きなんてできない訳で、気持ちの折り合いをつけるのが難しいところだ。

道の駅に到着したら、もうグッタリで即寝落ち。
しばらく仮眠すると薄明るくなってきて、なんだか外がザワザワしてきた。
出ていくと、素晴らしい日の出の景色が広がっていて、感動的な眺め。
とても良い一日になりそうな気がした。
やっぱり山はいい・・・

準備をして歩き出す。
素晴らしい高原の世界をじっくり味わいたくて、動いたり止まったり・・・
山地図なんかのコースタイムより、倍の時間をかけたのんびりハイクになった。
快晴の天気の下の涼しくて爽やかな高原。
360度展望で、名峰の数々や箱庭のような下界の景色を遠望出来て楽しい。
見えている100名山だけでも、20は越えているんじゃないか・・・
娘も、こんな場所へ来てみたかったんだという正に大ヒットだったようで、楽しそうで良かった。

信州こと長野県は、小さい頃からスキーや山歩き他で数多く連れて来ているが、当時はちびっ子で、現地でアクティビティを楽しむことに夢中。
自分がどこに連れて来られているかなんて、全く興味がなかったようだ。
今改めて長野県の地図を見ていると、その広さと内容の多彩さに驚き、旅の行先として興味深々になってきたそうだ。
是非是非、また色々と行ってみてください！