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Yamareco

記録ID: 7254488
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ハイキング
甲斐駒・北岳

南ア アサヨ峰 (久しぶりの晴れの日だが、稜線上は突風)

2024年09月20日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.9km
登り
948m
下り
948m

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:28
合計
6:22
5:10
11
5:21
5:23
132
7:35
7:36
61
8:37
9:02
49
9:51
88
11:19
13
11:32
0
11:32
ゴール地点
天候 晴れ、突風
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス ・南アルプスクイーンライン(戸台パークから北沢峠)の始発は、土曜祝日は5:30頃なのですが、平日の場合は8:00頃と遅くなります。今週の土曜祝日も再び天候は悪く、この日を逃したくない脚の遅い自分は、こもれび山荘で前泊して早い時間に出発できるようにしました。
・北沢峠にバスの切符売り場はなく、乗車時に運転手に支払います。
・戸台パークの駐車料金は、5日間まで一律@1000。出る時に支払います。
コース状況/
危険箇所等
「登山口から栗沢山」 山頂近くまでシラビソの森の中。比較的緩やかな登山道で、特に危険な箇所、迷いやすい場所はなし。
「栗沢山からアサヨ峰」 稜線上の展望の良い登山道。ガレ場がところどころにあるが、特に危険な箇所、迷いやすい場所はなし。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
岡谷JCTの渋滞でバスに間に合わなくなるのではとヒヤヒヤしたが、13:20頃 戸台パークに到着。待っている間にザーザー雨になる。14:20発(最終)のバスに乗って、
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岡谷JCTの渋滞でバスに間に合わなくなるのではとヒヤヒヤしたが、13:20頃 戸台パークに到着。待っている間にザーザー雨になる。14:20発(最終)のバスに乗って、
15:14 北沢峠に到着し、こもれび山荘にチェックイン。セブンで買ってきた唐揚げ弁当をつまみに、缶ビール350(@500)2本を頂く。
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15:14 北沢峠に到着し、こもれび山荘にチェックイン。セブンで買ってきた唐揚げ弁当をつまみに、缶ビール350(@500)2本を頂く。
4:30頃 セブンで買ったおにぎり2ヶ食べて、出発準備。
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4:30頃 セブンで買ったおにぎり2ヶ食べて、出発準備。
昨日の寝床。機関銃のようないびきに悩まされ、ちょっと寝不足。
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昨日の寝床。機関銃のようないびきに悩まされ、ちょっと寝不足。
外が明るくなるのを待っていたが、なかなか明るくならないので、
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外が明るくなるのを待っていたが、なかなか明るくならないので、
5:10 ヘッドライトをつけて出発。
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5:10 ヘッドライトをつけて出発。
テント場と、 (この日は60張りぐらいありました。)
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テント場と、 (この日は60張りぐらいありました。)
長衛小屋を通過し、
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長衛小屋を通過し、
5:23 栗沢山コース登山口に入る。橋を渡り、真っすぐ登ると栗沢山コース、左へ行くと仙水峠。
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5:23 栗沢山コース登山口に入る。橋を渡り、真っすぐ登ると栗沢山コース、左へ行くと仙水峠。
シラビソの森。登山道の斜度はそれほどきつくなく歩きやすい。
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シラビソの森。登山道の斜度はそれほどきつくなく歩きやすい。
気温は高くなく、半袖でちょうどいい感じ。
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気温は高くなく、半袖でちょうどいい感じ。
頭の上では、ビュービュー音がしている。天気予報通り。
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頭の上では、ビュービュー音がしている。天気予報通り。
標高が上がってくると、冷たい風が当たり、だんだん半袖1枚では体が冷えてきて、レインウェアを羽織る。
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標高が上がってくると、冷たい風が当たり、だんだん半袖1枚では体が冷えてきて、レインウェアを羽織る。
7:06 樹林帯の間から左手に仙丈ケ岳が見えてきた。
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7:06 樹林帯の間から左手に仙丈ケ岳が見えてきた。
7:08 今度は樹林帯の間から駒津峰、甲斐駒ヶ岳が見えてきた。何度見ても絵になるね〜〜
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7:08 今度は樹林帯の間から駒津峰、甲斐駒ヶ岳が見えてきた。何度見ても絵になるね〜〜
樹林帯から抜ける。展望がいいが、強風が吹き荒れている。
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樹林帯から抜ける。展望がいいが、強風が吹き荒れている。
景色は最高だが、断続的な突風が吹き荒れていて、カメラを構えてまっすぐ立っていられない。風速10〜15m/sぐらいか。膝をついて、岩に腕を当てて撮る。
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景色は最高だが、断続的な突風が吹き荒れていて、カメラを構えてまっすぐ立っていられない。風速10〜15m/sぐらいか。膝をついて、岩に腕を当てて撮る。
あの先が栗沢山の頂上のようだ。右の谷から突風が吹き上げてきて、進むのがたいへん。岩をつかみながら歩く。
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あの先が栗沢山の頂上のようだ。右の谷から突風が吹き上げてきて、進むのがたいへん。岩をつかみながら歩く。
山頂標識も見えてきた。
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山頂標識も見えてきた。
7:35 栗沢山にとうちゃこ。10時頃になると、本日一番の強風になるようなので、休まずに先を急ぐ。
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7:35 栗沢山にとうちゃこ。10時頃になると、本日一番の強風になるようなので、休まずに先を急ぐ。
栗沢山山頂からアサヨ峰。けっこう近い。風がさらに強くなる前に行ってきたい。
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栗沢山山頂からアサヨ峰。けっこう近い。風がさらに強くなる前に行ってきたい。
甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根。
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甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根。
向こうの山は、金峰山とか甲武信ヶ岳のある辺りでしょうか。
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向こうの山は、金峰山とか甲武信ヶ岳のある辺りでしょうか。
途中で振り返って、栗沢山。
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途中で振り返って、栗沢山。
アサヨ峰の山頂近くになると、岩場が出てくる。
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アサヨ峰の山頂近くになると、岩場が出てくる。
こんな鎖場もある。
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こんな鎖場もある。
山頂標識も見えてきた。アップダウンもほとんどなくいい感じ。
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山頂標識も見えてきた。アップダウンもほとんどなくいい感じ。
左手の先には鳳凰山のオベリスクも見えてきた。アサヨ峰に近くなると、風がかなり弱まった。
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左手の先には鳳凰山のオベリスクも見えてきた。アサヨ峰に近くなると、風がかなり弱まった。
登ってきた尾根を振り返って。
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登ってきた尾根を振り返って。
あともうちょっと。大きなザックを背負った、いかにも登山部の青年たち5人?組とスライド。
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あともうちょっと。大きなザックを背負った、いかにも登山部の青年たち5人?組とスライド。
前回の山行で計画通りなら、歩いてきたはずの早川尾根。
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前回の山行で計画通りなら、歩いてきたはずの早川尾根。
今日も富士山がごきげん。ただ今日の富士山はこちら以上の強風なんでしょうね。
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今日も富士山がごきげん。ただ今日の富士山はこちら以上の強風なんでしょうね。
8:37 アサヨ峰にとうちゃこ。
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8:37 アサヨ峰にとうちゃこ。
だいぶ傷んでいる山頂標識、雨風雪に耐えてきた歴史を感じます。
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だいぶ傷んでいる山頂標識、雨風雪に耐えてきた歴史を感じます。
山頂部が雲に隠れた北岳と、手前に伸びている小太郎尾根。
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山頂部が雲に隠れた北岳と、手前に伸びている小太郎尾根。
風の当たらない岩陰で小休止。パンを食べる。
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風の当たらない岩陰で小休止。パンを食べる。
山頂から北西方面。たぶん左奥が御嶽山、中央奥が乗鞍岳。
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山頂から北西方面。たぶん左奥が御嶽山、中央奥が乗鞍岳。
山梨百名山と書かれたもうひとつの山頂標識。向こうは仙丈ケ岳。
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山梨百名山と書かれたもうひとつの山頂標識。向こうは仙丈ケ岳。
9:00 下山開始。頭の上にガスが流れ始めました。風が強くなる10時までには、栗沢山の樹林帯に入りたい。
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9:00 下山開始。頭の上にガスが流れ始めました。風が強くなる10時までには、栗沢山の樹林帯に入りたい。
栗沢山に向かう途中で、仙丈ケ岳の雲が流れた。
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栗沢山に向かう途中で、仙丈ケ岳の雲が流れた。
栗沢山への登り。
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栗沢山への登り。
あともう少し。栗沢山に近くなると、またまた強風が吹き荒れている。
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あともう少し。栗沢山に近くなると、またまた強風が吹き荒れている。
9:51 栗沢山通過。断続的な突風で、歩くのも怖い。
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9:51 栗沢山通過。断続的な突風で、歩くのも怖い。
ここから樹林帯の中に、
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ここから樹林帯の中に、
シラビソの森に入り、レインウェアの上着も脱ぐ。ここまで来れば、後はのんびり下るだけ。
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シラビソの森に入り、レインウェアの上着も脱ぐ。ここまで来れば、後はのんびり下るだけ。
頭の上で風を音はするものの、いい感じ。8人ほど登ってくる人とスライドする。
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頭の上で風を音はするものの、いい感じ。8人ほど登ってくる人とスライドする。
山の中にはキノコがたくさん。ナメツムタケの1種でしょうか。
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山の中にはキノコがたくさん。ナメツムタケの1種でしょうか。
これはチチアワタケでしょうか。キノコの同定は難しいです。
これはチチアワタケでしょうか。キノコの同定は難しいです。
真ん中が凹んだ形状は、チチタケでしょうか。
真ん中が凹んだ形状は、チチタケでしょうか。
腐れかかった針葉樹に群生するメカバイロタケ。
腐れかかった針葉樹に群生するメカバイロタケ。
これはテングダケか、ベニテングダケでしょうか。どちらも猛毒。
これはテングダケか、ベニテングダケでしょうか。どちらも猛毒。
これはドクツルタケでしょうか。こちらも猛毒。
これはドクツルタケでしょうか。こちらも猛毒。
11:19 登山口に戻ってきました。長衛小屋では衛生車が処理中。
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11:19 登山口に戻ってきました。長衛小屋では衛生車が処理中。
北沢峠への緩やかな上り、もしかしたら1本前のバスに間に合うのではと期待しましたが。
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北沢峠への緩やかな上り、もしかしたら1本前のバスに間に合うのではと期待しましたが。
11:32 北沢峠のバス待合所に到着。次のバスは13:10発。ただ1時間ほど待っていると、待合所の中が登山者でいっぱいになり、12:45頃臨時便を出してくれました。
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11:32 北沢峠のバス待合所に到着。次のバスは13:10発。ただ1時間ほど待っていると、待合所の中が登山者でいっぱいになり、12:45頃臨時便を出してくれました。
13:40 登山パークに到着。お疲れさまでした。下界はこの天気で車の中はアッチッチ。強風でしたが絶景を撮ってこれました。ありがとうございました。
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13:40 登山パークに到着。お疲れさまでした。下界はこの天気で車の中はアッチッチ。強風でしたが絶景を撮ってこれました。ありがとうございました。

感想

・この夏は気候が安定しない。晴れが連続する日はほとんどなく、待っているとどこにも行けない。もうじき9月も終わりアルプスの山小屋は営業終了になってしまうが、夏に計画していたアルプス山行の半分もできていない。9月20日は晴れそうだ。1日でも晴れそうな場合は、日帰りで行ける山を探すしかない。アサヨ峰は来年に廻そうとしていたが、他の山行は日帰りで行けそうにないので、この山とした。ただこの日は平日のため、戸台パークから北沢峠行きのバスの始発が8:00頃しかなく、やむなく前日に北沢峠に入り、こもれび山荘で前泊することにした。
・この9月になって貴重な晴れの日だったが、「てんくら」で「C」風速15m/sの通り、稜線まで出ると突風が吹き荒れて、なかなかたいへんだった。とにかく体が揺れてカメラも揺れる。ブレた写真の大量生産になりそうなので、1シーン4枚ほどづつ撮ってきた。それでも、山行に行ってこれて良かった。ありがとうございました。

・こもれび山荘では、今回初めて「山小屋Wi-Fi」を使ってみた。auユーザーは無料で使用できる。山に入っても最新情報が得られ、とても便利だ。9/19の椹島ロッジ手前6Kmでの土砂崩落、9/20の大谷翔平の1試合3HR、51-51達成など大ニュースも飛び込んできた。

・ところで前の山行では、高嶺の山頂でかみさんのお母さんの危篤の連絡を受け、急いで戻ったのですが、2日間ほど持ちこたえ、9月9日に天国に旅立って行かれました。誰にでも優しくて、皆に好かれていた人でした。まだ85歳でしたが、先週はそのお葬式でした。

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