20010408谷川岳山スキー:芝倉沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 908m
- 下り
- 1,482m
コースタイム
天候 | 曇、頂上付近はガス |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳ロープウェイ駐車場がゴール レンタカーを利用 |
その他周辺情報 | 谷川岳ロープウェイ https://www.tanigawadake-rw.com/ 真沢の森、さなざわ㞢テラス https://sanazawa.jp/spa/ |
感想
土曜日の内に谷川岳ロープウェイの立体駐車場に来て仮眠。結構たくさんの車が止まっていた。ロープウェイは6時から動き始め、それを待ってゴンドラに乗り込む。天神平で身繕いをして、シールを付けてゲレンデの右端の尾根を登り始める。さすがに人気の山だけあって結構多くの登山者が登っているが、スキーを持っているのは先頭の一人のみ、その彼もスキーを担いでいる。この日見かけたスキーヤーは彼と私とあと男性一人だけだった。
田尻尾根に出る直前の急斜面はスキーを外し手に持って登った。今日は好天の予報だが雲が多く、谷川岳の頂上付近には既にガスが掛かり始めていた。天神尾根にはテントが張ってあった。熊穴沢避難小屋の一つ手前のコルへの下りでスキーを外し、以後は一ノ倉岳まで担いでいった。踏み跡は固まっていたが概ね雪は柔らかくアイゼンはつけずに一ノ倉岳まで行くことができた。谷川岳までは踏み跡がしっかりしているのでよっぽどツボ足の方が速くて楽だ。熊穴沢避難小屋は雪に埋もれ、ポールが出ているのみ。ここにもテントが張ってあった。一登りで現れた岩が天狗の腰掛け岩か?そのすぐ先で雪上訓練のパーティがいた。そこから一登りして尾根が左に曲がる付近からガスの中に入り視界が無くなる。ただひらすら黙々と登るのみ。ある程度の間隔で赤旗のついた竹竿がたててあるが、先行パーティのものか?下山時には迷ってしまいそうな斜面である。
谷川岳肩の小屋にはテント泊まりと思われるパーティが先着していた。ガスの中、風が強くて外は寒い。しかし、上空は時々ガスが薄くなって青空が覗く。ここでガスがはれるのを待っている間に続々と後続パーティが登ってきた。ガスは晴れないが、今日中に帰阪しなければいけないので、あまりゆっくりはできない。仕方なく出発。ガスの中、トマノ耳、オキノ耳を越える。谷川岳は8年振り3回目だが、やっぱり今回もガスの中だった(;_;)。 オキノ耳まではまだ往復する者がいるみたいだが、その先は踏み跡が固まっていず、足が何回となく深く潜り込み、かなり時間と労力がかかった。急登を頑張ると雪に覆われた一ノ倉岳に到着。避難小屋は完全に雪に埋もれていた。雪庇の無いところから踏み後に従って一段北に下り、ガスと風の中滑降の用意をしつつ、ガスが薄くなるのを待った。その間は茂倉岳方面から3人(?)パーティがやってきたのみで静かな山頂だ。
30分経ってもガスは晴れないので諦めて滑降開始。昨日(?)のシュプールを追って急斜面を滑っていく。左に寄りすぎると笹が出ているので笹の間の急斜面を転倒しないようにゆっくり下った。斜面が広くなり適当に大きくターンをして下り、ノドのあたりでようやくガスの下に出た。S字の辺りからデブリが出てきて滑りにくくなるがどうにかスキーを付けたまま下っていくことができた。出合近くで雪上訓練のパーティあり。旧道の林道に入ろうとして、途中から右にトラバースしていった。林道の雪が解けた部分に辿り着いたが、林道はほぼ雪に埋もれて斜面となっているので、下って新道沿いに進むことにした。マチガ沢出合付近で雪が途切れ、一度スキーを外した。このころには稜線のガスもだいぶん晴れてきていたみたいだ(;_;)。右上すぐに谷川岳ロープウェイの立体駐車場が見えたが登る道はないので穏健に大回りしていく。嫌になる頃ようやく車道に出て、スキーを担ぎ駐車場まで舗装道を歩いて戻った。下山後の温泉は上毛高原駅近くの真沢の森(\500)で浸かり、レンタカーを返して帰阪した。
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