記録ID: 7259045
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キャンプ等、その他
関東
自転車で平塚八景巡り
2024年09月20日(金) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 09:20
- 距離
- 86.5km
- 登り
- 615m
- 下り
- 613m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 3:02
- 合計
- 9:20
距離 86.5km
登り 615m
下り 613m
9:50
121分
仮スタート
11:51
12:36
33分
八景【金目川と観音堂】
13:09
13:12
11分
八景【七国峠・遠藤原(遠藤原)】
13:23
13:28
29分
八景【七国峠・遠藤原(七国峠)】
13:57
14:09
6分
ジェラテリア ベガ
14:15
14:19
11分
八景【霧降りの滝・松岩寺(松岩寺)】
14:30
14:37
36分
八景【霧降りの滝・松岩寺(霧降りの滝)】
15:13
15:51
19分
八景【湘南平】
16:10
16:33
11分
八景【八幡山公園】
16:44
16:58
8分
八景【湘南潮来】
17:06
17:33
25分
八景【平塚砂丘の夕映え】
17:58
18:02
68分
八景【森の前鳥神社】
19:10
仮ゴール
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
JR東海道線の平塚駅周辺で電動アシスト付きのレンタサイクル(HELLO CYCLINGなど)を借りてスタートする場合、【八幡山公園】→【森の前鳥神社】→【金目川と観音堂】などの約50km程度のルートに。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
霧降の滝の立ち入り禁止表示、七国峠から松岩寺ルートの車両通行止め区間については、写真のコメント参照。 |
写真
まずは平塚市へ向かう途中。神奈川県道45号を進むと、厚木飛行場の横で突然視界が開けて、この日最初の「富士山と丹沢の山並み」が飛び込んでくる。
(写真の解像度が高めにつき「スライドショーで見る」を推奨)
(写真の解像度が高めにつき「スライドショーで見る」を推奨)
平塚PA付近から、台風10号で倒れてしまったり稲刈りの終わった田んぼの先に富士山。新幹線の車窓から眺める場合も「駿河湾付近の至近距離からの富士山」より「平塚付近から手前の田園風景と山並みの先に見える富士山」の方が好きだったりする次第。
金目(かなめ)川の橋の上から。金目川水系には表丹沢、すなわち伊勢原市と秦野市のほぼ全域が含まれている。
https://www.kaname-net.org/かなめネットとは/金目川の基礎知識/
https://www.kaname-net.org/かなめネットとは/金目川の基礎知識/
神奈川県指定重要文化財「観世音本堂(光明寺観音堂)」は、明応7年(西暦1498年)建立、桁行五間、梁間六間(9𝕏11m)の宝形造の立派なお堂。写真は省略するが、国指定、県指定、市指定の重要文化財が数多く、見どころも多彩。
神奈川大学入口バス停から一気に70mほど登った平坦な台地をしばらく進むと、次の八景【七国峠・遠藤原(遠藤原)】。立て札には「この一帯から東、遠藤原にかけては富士山・箱根・丹沢・大山のパノラマがすばらしく、近くには清原という地名もあるように、澄みきった空は心が洗われる。」とあるが、実際には展望ほぼなし。
「遠藤原」石碑付近は展望が利かないが、七国峠方面に少し進めばこの通り。写っている主要な山:金時山〜矢倉岳〜富士山〜高松山〜日影山〜檜岳〜雨山〜鍋割山〜塔ノ岳〜丹沢山〜新大日〜三ノ塔〜二ノ塔〜岳の台
幹線24号から分れた幹線25号は、車両通行止めとの掲示だったが、途中の斜面崩れによる土砂や岩石、倒木など路面上の障害物は除去済で、自転車での通過自体には特に支障なし。折れ曲がったガードレールの修復や崩れた斜面を被覆して固め終わるまで規制を続けるのかも?
いろんな種類のジェラートがあったが、酪農家がつくる、と謳っているならプレーンだろう、ということで「ミルク」を選択。この日の平塚市は最高気温が33.5℃で猛暑日には至らなかったものの、暑い中を自転車を漕いだ体には最高の補給。
階段は3つの塊になっているが、最後のこれだけで100段くらいあるみたい。日頃ジムの「無限階段(下りのエスカレーターを登り続けるようなマシン)」で鍛えている成果を試してみようと、1段飛ばしでスイスイ登ってみた。
咲いている葛の花をよくみると、ツートンカラーになっている。関係ないけど、この花から抽出したのが、大正製薬の「葛の花由来イソフラボン」だそうで。https://www.taisho-direct.jp/simages/contents/products/trouble_body_shape/products01/
滝の水は通常時にはこんな感じで「霧降」状態になるのは、雨の直後のみとのこと(滝の入り口に、平塚市商業観光課による「台風10号の影響により倒木・土砂崩れ等有。復旧まで少々お待ちください」の立て札があったので、当該の障害物に阻まれる寸前までと入ってみたら、滝全体が見える場所までは行けてしまった。そこからさらに滝壺や下流へは実際に荒れていたため引き返した)
そしていよいよ、この日の最高峰180mの湘南平(高麗山公園)に向けて標高差150mの一気登り。写真の地点からさらに高度100m稼ぐ必要があり、サイクルコンピュータの表示によると、この坂道の傾斜は13%前後。電動アシスト自転車といえど、この日初めてギアを高速から中速に落とす。
八景【湘南平】レストハウスからは、ほぼ360°のパノラマ展望。この写真で切り取ったのは、方位角198°〜8°の170°ぶん、伊豆半島から箱根、富士山を経て丹沢の山々をここまで一望できる場所は、おそらく、そうそうめったにはあるまい。
富士山を望めば、幾重にも重なる手前の山並みのグラデーション。塔ノ岳、鍋割山、三ノ塔など、丹沢表尾根の様々な場所からの富士山の眺めにはかなわずとも、これはこれで相当立派な眺めかと。
展望レストランや売店ショップ、ハワイアンカフェが入った新展望台(レストハウス)。湘南平(高麗山公園)は千畳敷とも呼ばれて結構面積が広いせいか、ここまで写真に収めてきた八景の石碑を発見できず悔しい。
自転車のきつい山登りあるあるの「あっという間のダウンヒル」を経て次の八景は、平塚八幡宮の敷地のどこかにあるだろう、とウロウロさまよってしまったが、WEBサイトの案内をよく見たら「八幡山公園」という隣の敷地のほうだった。それはそうと、平塚八幡宮の敷地の中にも「開運八社詣」が設定されており、御朱印コンプリートすれば社務所で粗品をいただけるのだとか。
八景【湘南潮来】(須賀港=平塚漁港)。このエリアのどこかに八景の石碑があるとみられるが発見できず。散歩中のご近所の方に声をかけてみたが、そもそも平塚八景自体を知らないとの由。堤防の外側、右上の水面は相模川の河口付近で、ここから上流36.4kmにある城山ダム(津久井湖)が放水する際、水位上昇の危険を知らせる設備もある。
撮影機器:
感想
市制施行50周年を記念して昭和57年(1982年)、市民の推薦のもと、平塚の代表的な8つの景色・景観に対して制定された「平塚八景」というのがあるのを知り、自宅からの遠乗りも兼ねて自転車で巡ってみました。
八景といいつつ、少し離れた二つの名所をまとめて「一景」とカウントしている箇所もあるため、実際には十景ともいえます。ちょっとした昇り降りもあり、足腰の鍛錬を兼ねて名所旧跡、絶景やグルメが楽しめるおすすめコースです。
そしてこのコースの最大の特徴は「富士山と丹沢の山並み」。この日、様々な場所から何度もこの絶景セットを眺めることができましたが、位置関係が変われば重なり方が違ってくるし、手前の風景が変われば奥の山の見え方も違ってくる、その変化を飽きることなく楽しむことができます。
【平塚八景の紹介ページ】
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kanko/page35_00117.html
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