プランBで乗鞍岳 暴風により頂上目前で撤退

2024年09月21日(土) [日帰り]

• GPS: 03:01
• 距離: 5.1km
• 登り: 332m
• 下り: 348m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:05
• 休憩: 0:54
• 合計: 2:59

8:16 畳平バスターミナル
8:30 8:34 不消ヶ池
8:35 8:35 富士見口
8:40 8:40 摩利支天分岐
8:49 8:50 肩ノ小屋
8:51 8:52 剣ヶ峰口
9:23 9:34 朝日岳（乗鞍）
10:05 10:09 剣ヶ峰口
10:10 10:12 肩ノ小屋
10:15 10:24 剣ヶ峰口
10:27 10:52 肩ノ小屋
10:59 11:00 摩利支天分岐
11:04 11:04 不消ヶ池
11:14 11:15 雷鳥の碑
11:18 ゴール地点

天候

ガス＆暴風。時々あられ。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

乗鞍観光センターまで自家用車で移動し、そこからバス。

コース状況／危険箇所等

ルート自体はよく整備されており、歩きやすかったです。

その他周辺情報

下山後、乗鞍温泉「湯けむり館」で汗を流し、併設のレストランで軽食。その後、白骨温泉公衆野天風呂に行きました。

写真

9/21 6:49

乗鞍観光センターのバス停。ここに車を停め、畳平バスターミナルまではバスで移動します。

9/21 6:49

乗鞍観光センター、朝早いので開いてませんでした。

9/21 6:50

天候がアレなので、停まっている車は疎らです。

9/21 7:20

バスの車中から。この辺りから見える景色は穏やかな感じですが。。

9/21 8:15

畳平バスターミナルにて。飲料の自販機前で記念写真。

9/21 8:17

で、外はこんな感じです。ガスっていて、かつ強い風が吹き荒れています。

9/21 8:17

ハードな気象状況に果敢に挑戦しようとする家内と山友。ヤバければ引き返す前提です。

9/21 8:18

最初少しだけ下ります。このあたりは多少周りの景色も見えるかなぁ、という感じ。

9/21 8:20

剣ヶ峰まで1.5時間。さて、何処まで行けますやら。。

9/21 8:31

風でザックカバーが外れてしまい、直しているところ。紐で結ばないで被せただけなら、飛ばされるよねぇ。。

9/21 8:39

東大宇宙線研の観測施設が乗鞍に有ります。高地の方が空気による吸収が少なくなるので、宇宙線の観測に適しています。昔は、国立天文台のコロナ観測所も有ったのですが、こちらは廃止されてしまいました。時間があれば、観測施設を見に行ってみたかったけど、そんな余裕は(笑)。

9/21 8:47

肩の小屋までやって来ました。アラレ混じりの強い風が吹いていますが、未だ歩けなくなるという程では有りません。

9/21 9:29

頂上まで後15分程度の所まで来たのですが、稜線に出た所で、横殴りの暴風が襲いかかり、立って歩けない状況に。。ここで引き返す事にしました。。

9/21 9:29

そんな中でも、山頂から下ってくる強者が。重装備のベテランの方々でした。我々は未熟なので、ここで引き返します。

9/21 10:26

肩の小屋まで戻り、休憩。暖かいオデンが体にしみます。

9/21 10:49

肩の小屋のお店の様子。山小屋は登山者のオアシスですね。

9/21 11:06

不消ヶ池。消えてます(笑)。この後、無事畳平バスターミナルに戻りました。

9/21 13:04

下山後、乗鞍温泉「湯けむり館」で汗を流し、併設のレストランで軽食を食べました。その後、白骨温泉の公設露天風呂へ。

撮影機器：

Xperia 10 IV SOG07 au SONY

感想

つーさん

槍ヶ岳に登ろうと家内＆山友と計画した三連休。絶望的な天気予報で泣く泣く断念。でも、今更三連休を無為に過ごすのもしのびなく、プランBを検討。その結果、豪雨見込の22日日曜日は秘湯巡りをすることにして、21日土曜日は、高地の暴風を体感すべく、乗鞍岳登山を計画しました。乗鞍岳なら標高2,702mの畳平までバスが出ており、バスも運休する程の荒天ならそもそもギブアップですし、登山道はよく整備されていて鎖場も無く、途中に山小屋等も有る事から、危なそうなら即撤収の想定で登ってみることにしました。
乗鞍高原観光センターは曇天でしたがこれといって風もなく、穏やかな雰囲気でしたが、ここからバスで畳平へ向かうと状況は一変。ガスと強風の世界です。レインウェアを着込んで登頂開始。時折、風速の変化で体が揺さぶられたり、アラレで顔が痛くなったりしましたが、歩けなくなるほどではなかったです（途中までは）。ただ、頂上が近づくに連れて、頂上まで行かずに戻ってきた。、という方が増えてきて、稜線に出ると横殴りの暴風で歩けなくなる、とのことだったので、取り敢えず稜線まで行って引き返そうという事で進みました。そして稜線に出ると確かに今までとは桁違いの風。家内も風に流されそうになり、しゃがみ込む始末。ここで泣く泣く撤退です。その時、上からベテランぽい方が降りて来ました。上の様子をお聞きすると、やはり凄い暴風との事。そして「撤退の数だけ頂上に近づく。」という戒めを教えて頂きました。深いお言葉だと思いました。帰りに肩の小屋で休憩。おでんが美味しかった！そして無事畳平まで降りました。今回はどのくらいがヤバいレベルの暴風なのかを知る良い機会となりました。

コメント

Mark

つーさん、想像以上の暴風だったようでご無事で何よりです！しかもアラレ付きって危なかったですね…。
今日は晴れそうなので、また気分を変えて安全登山と素敵な景色を堪能してくださいね！