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Yamareco

記録ID: 7265951
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

カムイエクウチカウシ山巡視

2024年09月20日(金) ~ 2024年09月22日(日)
 - 拍手
ezo-wolf Viva-60 その他15人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:56
距離
18.3km
登り
1,522m
下り
1,405m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:50
休憩
0:03
合計
1:53
14:36
7
スタート地点
14:43
0
2日目
山行
10:06
休憩
1:20
合計
11:26
5:44
135
7:59
8:05
119
10:04
10:12
97
13:49
14:03
112
15:55
16:03
67
17:10
宿泊地
3日目
山行
2:21
休憩
0:04
合計
2:25
6:43
43
宿泊地
7:26
7:30
98
4日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
2日目、下山中にバッテリー切れでログが飛んでます
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回は山岳パトロールという事で七ノ沢出合まで車で入りましたが、通常幌尻ゲートから徒歩となります。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所、迷いやすい箇所多数です。熊の対策も必要です
共同装備を分担します
2024年09月20日 13:07撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/20 13:07
共同装備を分担します
会長の挨拶でスタート
2024年09月20日 14:44撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/20 14:44
会長の挨拶でスタート
水量少なめの渡渉を繰り返します
2024年09月20日 14:57撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/20 14:57
水量少なめの渡渉を繰り返します
河原で休憩
2024年09月20日 15:20撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/20 15:20
河原で休憩
危険木の剪定
2024年09月21日 06:52撮影 by  SH-54B, SHARP
3
9/21 6:52
危険木の剪定
深く掘れたルンゼ
2024年09月21日 06:59撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/21 6:59
深く掘れたルンゼ
落差の大きい滝
2024年09月21日 07:15撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 7:15
落差の大きい滝
左岸へ右岸へ巻きながら三股へ
2024年09月21日 07:25撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/21 7:25
左岸へ右岸へ巻きながら三股へ
左右の滝に挟まれた地形の三股
2024年09月21日 07:53撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/21 7:53
左右の滝に挟まれた地形の三股
今にも落ちそうな巨岩のある右側の滝
2024年09月21日 07:54撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/21 7:54
今にも落ちそうな巨岩のある右側の滝
2024年09月21日 07:54撮影 by  SH-54B, SHARP
9/21 7:54
三股から滝の縁を登ります
2024年09月21日 08:23撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 8:23
三股から滝の縁を登ります
見事な滝
2024年09月21日 08:25撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 8:25
見事な滝
ここも神さまの領域のよう
2024年09月21日 09:12撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/21 9:12
ここも神さまの領域のよう
神聖だ
2024年09月21日 09:12撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 9:12
神聖だ
振り返ると歩いてきた沢
2024年09月21日 09:44撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 9:44
振り返ると歩いてきた沢
八ノ沢カールに出るとピラミッド峰が聳えていた
2024年09月21日 10:00撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/21 10:00
八ノ沢カールに出るとピラミッド峰が聳えていた
これから登る稜線
2024年09月21日 10:00撮影 by  SH-54B, SHARP
9/21 10:00
これから登る稜線
不幸にも熊に命を奪われた福岡大ワンゲル部員の慰霊碑
2024年09月21日 10:04撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 10:04
不幸にも熊に命を奪われた福岡大ワンゲル部員の慰霊碑
秋の装いを纏った稜線の花畑
2024年09月21日 10:44撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/21 10:44
秋の装いを纏った稜線の花畑
キレッキレ
2024年09月21日 10:58撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/21 10:58
キレッキレ
振り返るとピラミッド峰
2024年09月21日 10:58撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 10:58
振り返るとピラミッド峰
みんなハイテンション
2024年09月21日 11:10撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/21 11:10
みんなハイテンション
どこを見てもキレッキレ
2024年09月21日 11:15撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 11:15
どこを見てもキレッキレ
足が届かないと叫ぶ女性会員(笑)
2024年09月21日 11:32撮影 by  SH-54B, SHARP
9/21 11:32
足が届かないと叫ぶ女性会員(笑)
到着!
2024年09月21日 11:51撮影 by  SH-54B, SHARP
6
9/21 11:51
到着!
会長は諸用のため途中で引き返しました。16名全員で登頂
10
会長は諸用のため途中で引き返しました。16名全員で登頂
西方向
2024年09月21日 11:52撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/21 11:52
西方向
南へ伸びる主稜線
2024年09月21日 11:53撮影 by  SH-54B, SHARP
3
9/21 11:53
南へ伸びる主稜線
札内岳と十勝幌尻岳方向
2024年09月21日 11:53撮影 by  SH-54B, SHARP
2
9/21 11:53
札内岳と十勝幌尻岳方向
下山開始
2024年09月21日 12:50撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/21 12:50
下山開始
慎重に
2024年09月21日 12:51撮影 by  SH-54B, SHARP
1
9/21 12:51
慎重に
八ノ沢カールから下は特に慎重に
2024年09月21日 15:32撮影 by  SH-54B, SHARP
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9/21 15:32
八ノ沢カールから下は特に慎重に
撮影機器:

感想

カムイエクウチカウシ山
2024..09.20(金)〜22(日)

十勝山岳連盟主催の登山道整備を中心とした巡視にこの日、管内各山岳会から集まった会員17名で入山しました。
天気予報では二日目から雨模様で一時は別プランも考えたものでしたが、直前には快晴こそ期待できないも決行しよう!との判断に至りました。

さて、初日は水量の少ない七ノ沢出合からバシャバシャしながら八ノ沢出合で野営という軽めの行程。他に誰もいないので夜はもちろん盛大に親睦を深めました(笑)
翌日、高曇りの中をいよいよ山頂に向けてスタート。三股を過ぎるといよいよ長い急登の始まりです。途中何箇所も落差のある見事な滝を眺めては歓声が飛び交いましたが、気を抜くと滑落を免れない箇所も所々あるので足元に注意しながら慎重に慎重に登ります。緩んだ残置ロープは張り直し、古くなったものは新品に交換した箇所もありました。
また、ルートミスをすると危険な箇所にはピンクテープやマーキングを施しました。
八ノ沢カールに辿り着くとまさに別天地!ピラミッド峰からカムエク本峰へ続く稜線と黄葉の始まった季節遅れの花畑。但しここは熊の楽園。福岡大ワンゲル部員の若い3名の尊い命が熊の犠牲になったことを忘れてはなりません。

いよいよ稜線に登ると誰もが追い求めていた日高山脈ならではのキレッキレの山容。どこを見ても急峻な尾根や稜線は感動がMAXに!
カムエク山頂に立った時の感動は、やはり他の山とは違う特別なものでした。
360度の大パノラマは日高幌尻岳から七ツ沼を挟んだ戸蔦別岳、札内岳を挟んだ十勝幌尻岳、ピラミッド峰から続く1839峰に続く主稜線・・・
いつまでも眺めていたかったのですが、山頂の寒風は手の感覚が麻痺してくるほど。
下山は大人数だったので想定していたより時間がかかりましたが、テン場に着くと全員充足感と心地良い疲れに再び美酒で盛り上がりました。

【追記】
登山道の整備は行いましたが、この山は分かりづらい河原歩きと滑落のリスクの高い山です。熊との遭遇する確率も高い山です。
ルートファインディングと三点支持等基本的な技術を持ち合わせた上級者の山だということを念頭に入山して欲しいと感じました。

#カムイエクウチカウシ山
#日高山脈
#十勝山岳連盟
#新得山岳会

9年前に7の沢から往復した時と同じズボン👖を履いてのぞみましたが、三股からの急登が長くてヘロヘロになりました。こんなに長かったっけ?歳とったからながーく感じたのかもしれません。日高の山、もう少し登りたいと思うけどもう無理かな☺?

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コメント

海の日に登った折に、ピンクテープに随分助けられました。
ルーファイはもちろん自己責任ですが、安心感が持てました。
整備して下さっている方にお礼が言いたかったです。
本当にありがとうございます😊
2024/9/27 20:02
いいねいいね
1
晴れが好き。さん、コメントありがとうございます
全国的に山岳会を始めとした登山道整備に携わる人々が高齢化で毎年減少していて、組織そのものが消滅していくのが最近の傾向です。
そんな中、登山者の安全と万が一の救助活動が円滑に行える様、そして登山者による自然崩壊を防止する意味でもこの活動は継続していかなければならないと感じています。
もう少、行政がリーダーシップを取ってくれたらと感じています。
2024/9/27 22:14
いいねいいね
1
プロフィール画像
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