記録ID: 7271824
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍
燕岳
2024年09月23日(月) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:07
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,003m
- 下り
- 2,003m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 4:10
- 合計
- 10:03
距離 18.0km
登り 2,003m
下り 2,003m
4:33
5分
スタート地点
14:41
天候 | 夜中まで小雨→夜明け前から快晴→10時頃からガスり初め11時頃には北アルプスが全体的にガスる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・中房温泉に向かう長野県道327号(中房線)は約15kmにわたり幅が狭く対向不可で見通しの悪いカーブが連続します。退避場所はしばしば現れますが、バックして戻るのが怖い場所が多いです。 対向車ゼロならば良いのですが、行きは夜に通ったので対向車がいなかったのですが、帰りは3連休最終日ということもあり、大量の乗り合いバスにスピードを出している乗用車とすれ違ったのでなかなか恐ろしかった。 ちなみに両方の道路端はガードレールはあるが崖だったり、蓋がされていない側溝ばかりなので、運転に自信のない人は「乗合バス」(https://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/04/030-01.html) を利用した方が良いかもしれません(又は乗り合いタクシー)。 ・10数km以上手前の長野県道327号の入口から「駐車場満車に注意」という立て看板が出て来るくらい駐車場は埋まっています。 登山者用駐車場は第1〜第3までありますが、山小屋泊の人が留め置いているのと、3連休最終日というのもあり、21時点で第1〜第2まで大半は埋まっていました(第3は見ていない)。 最近導入された駐車場混雑状況のサイトの(https://mt-parking-info.azumino-e-tabi.net/) を見て余裕もってきたつもりでいたが、混雑状況が更新されずに空車表示だったのと、駐車場争奪戦で有名な所だったのを甘く見ていた。 翌朝3:00過ぎから何台も車が来ては引き返していましたが、駐車スペースではないちょっとした空きスペースに停める非常識な人もいた。 ・「第1駐車場にトイレあり」の情報がありましたが、簡易トイレの2つでした。中房温泉登山口のトイレは水洗トイレで大変綺麗ですが、第2駐車場から片道10分程度登らなければなりません。ちなみに、駐車場は砂利敷きですが凸凹で、夜中まで雨が降っていたので水たまりがそこかしこにあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北アルプスでも有名な所なので、全体的によく整備されている。 ちなみに第2駐車場の所にも登山口があるがそこは違う山の登山口なので一応注意。 乗り合いタクシー又はバス停の所にある小屋に登山届を出す。 よく整備されているので、結構「階段」があります。 花崗岩の山で、岩はザラついているので滑りません。風化してできた真砂は斜度がきつければズレるのでしょうが、そういうところには階段が設置されています。真砂の道のせいで泥濘もわずかですが、夜中まで雨が降っていたので第二ベンチ付近まで所々水溜りがあった。 □登山口から合戦小屋 合戦小屋まで全体的に木の根、段差、花崗岩のザラついた岩が多い。 乗合タクシーのバス停から右に上がると直ぐに東沢乗越と燕岳方面への中房温泉登山口がある。水洗トイレと中房温泉の間を通り燕岳方向に進む。 直ぐに合戦尾根の急登が始まり斜面をジグザグに高度を上げ尾根に出て少し下ると水場と休憩地の第一ベンチに着く。 噂に聞く北アルプス三大急登の1つであるので、どれぐらいヤバいのかと思ったが、いつもそこら中の山を登っているのと、どこが合戦尾根なのかよく調べずに行ったので、いつの間にか合戦小屋に着いていたのであれ?と思った。 第二、第三、富士見ベンチと高度を上げて行くと直に合戦小屋に着く。 □合戦小屋から燕山荘、燕岳 合戦小屋の前は広くテーブルとベンチがあり、ゆっくり休むことができる。まだスイカは売っています。 此処から植生が変わりダケカンバの中をジグザグ登り進むと合戦の頭に出る。此処から勾配が緩くなり前方の稜線の上に燕山荘が見える。お花畑の斜面をトラバースしてテント場を横切ると左側に燕山荘がある。 山荘の前から裏銀座の山々と北側に花崗岩の燕岳が、南西側に表銀座の縦走路と奥に大天井岳、更にその奥に槍ヶ岳が見える。天気が良ければ白馬方面も見える。 この日は休日というのもあり、燕山荘はたくさん人がいました。燕山荘に宿泊する団体もいた。 小屋内はいろいろ売っている。 食事をするなら靴を脱いで中で食べられる。 バッチが10種類以上、マグネット、バンダナ、Tシャツ等いろいろ。 小屋付近に人馴れしまくったイワヒバリが一匹いた。こちらから手を出さなければ、自分の足の間を潜って通り抜けるぐらい。 北西の花崗岩の砂礫の斜面を少し下って這松と岩頭の間を通り登り詰めると燕岳山頂に着く。岩頭からの360度の景色を堪能できる。途中にイルカ岩、メガネ岩がある。 表銀座の大天井岳と奥に槍ヶ岳から穂高連峰が、東側に安曇野市内と浅間山、南東側に八ヶ岳から富士山、南アルプスが遠望できる。来た道を山荘まで戻る途中に西側の砂礫の斜面にコマクサの群生跡地がある(此の時期は花は終わり枯れ葉のみとなっている)。 この日からガクッと日本で全体的に気温が下がったのもあり、山頂付近ではガスったら急激に気温が下がり始め、今年で始めて寒いと思った。周りの人達も防寒着を着始めていた。 |
その他周辺情報 | ・中房温泉 湯原の湯 大人950円 登山口バス停付近にいる係員に言えばすぐ近くの駐車場に停めさせてくれる。 タオルが250円?ぐらいで売っているが、バスタオルは売っていない。露天風呂だがシャンプー付きのシャワーがある。温度調整が出来るのが良い。 |
写真
感想
前回お盆休みから天気が悪かったり、仕事で忙しかったのもあり1ヶ月も空いてしまったのでリハビリがてら、どこを登るか悩んだが結果ここを選択。甲斐駒ヶ岳に実質タイムアタックリベンジや、何処かに山小屋宿泊も良かったが日曜日の天気も悪かったのもあり、時間を気にせず登れるところにした。
ここは駐車場争奪戦で有名なのは知っていたが、まさかあそこまで埋まっているとは思わなかった。自分が到着した21時でも第2駐車場がほぼ埋まっていたしね。
天気予報では雨は振らないはずが、夜中まで登山口付近は小雨だったので、これ大丈夫かと思ったが朝方に止んでた良かった。
もう少し早く出ていれば大天井岳まで縦走したかったが、今回はリハビリも兼ねていたので素直に燕岳だけで撤退。
北アルプスというのもあり雷鳥に遭遇を期待したが、今回は雷鳥どころかホシガラスにすら遭遇することが出来なかったとは思わなかった。下山開始時は完全にガスっていたので期待はしたんだけどね。人馴れしたイワヒバリで我慢。
最近は山に行けてなかったのでわからないが、今日辺りから一気に山の天気が秋又は冬の様な温度に変わったのが感じたので、山頂付近でガスり初めてから急に涼しいから寒いと思った。温度調整をしっかりしないとヤバそうだ。
今回はリハビリと膝の調子が確かめられたので、雪が振り始める前に北アルプスにどんどんアタックしていきたい。
(なんか所々GPSがバグって変な所に行っている)
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:203人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する