カツコン!:北尾根〜ダイトレ〜もみじ谷〜千早本道
- GPS
- 06:22
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,715m
- 下り
- 2,531m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:24
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:金剛登山口から南海バスで河内長野駅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
[大和葛城山] ●北尾根コース:ルートは明瞭で道迷いの心配はなし。ただし、全体的に傾斜が急で、けっこうしんどい。また、登山路が荒れ気味なので歩きにくい。葛城山は金剛山より標高が低いが、登山の辛さ度合は葛城山のほうが厳しい ●ダイトレ(葛城山頂→水越峠):ずっと階段が続く。しかも段差が大きいので、かなりつらい。今回は下りで使ったが、ここを登ろうとは思わない(汗) [金剛山] ●水越峠〜ガンドバコバ林道〜もみじ谷ルート:カヤンボからもみじ谷に入る。沢沿いを登っていくので夏場は涼しい。総じて傾斜が緩やかで、堰堤が次々に現れたり、渡渉を繰り返したりするので、歩いていて「ストーリー」が感じられて面白い。第6堰堤の巻き道が崩壊気味で、かつ、急斜面があるため、少々厄介。補助ロープもあるが、場所によってはゆるゆるなので頼るとかえって危ない。くれぐれも気をつけて通行する要あり。また、第6堰堤を過ぎたあとルートが分かれてからの最後の登りはきつい ●千早本道:それほど急ではない登山道に上から下までしっかりと階段が整備されているので、非常に歩きやすい。よくこんなにきっちりと整備したものだと驚き必至の登山道 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
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感想
金剛山へ行ってきました。10日前の青崩道が好調だったので、今回は思い切って「カツコン」にトライです。
葛城ロープウェイ登山口駅までバスで行き、そこから登り始めます。くじらの滝コースは現在大規模改修中につき、2025年1月末まで通行止め。したがって、北尾根コースを登るほかありません。
が、この北尾根コース、うーん、正直いって、あんま面白くないなぁ。。。けっこう傾斜がきつくてしんどく、また登山路が荒れ気味なので歩きにくく、そして、ただ黙々と登るのみなので、どうもテンションがイマイチ上がりません。ここはもういいかな。
北尾根コース分岐まで登り詰めるとダイトレに合流します。が、ここからも厄介なことが。ダイトレ名物の階段が続くんですよねぇ。。。今回は、まだあとに「コン」が控えているので、途中から自然研究路に逸れてダイトレの階段を回避しました。
葛城山山頂はほんの数人いるばかりでガランとしています。お隣の金剛山とは大違いです。いろいろ理由があるでしょうが、やはり登山自体の面白さの差が大きいのでしょうね。標高は葛城山のほうが低いですが、登山道の厳しさは葛城山のほうが上回っており、そのあたりも人気の差につながっている気がします。
葛城山からの下りはダイトレで水越峠へ。しかしこれがまたつらい道で。。。とにかく階段続きで、しかも段差が大きい。やはり、あんまり面白くないのです(私は、ですが)。
葛城山へのルートは、これで北尾根コース、くじらの滝コース、天狗谷道、ダイトレと4つのルートを歩いたことになります。この4つがほぼほぼ葛城山への主たるアプローチとなるのですが、どうなんでしょうかね、天狗谷道が多少面白く感じられた以外は、あまり魅力的とは思えないなぁ。。。(私は、ですが)。といったことをつらつらと考えていたら、「もう葛城山はいいかな」という思いがひょいと出てきてしまうわけで。このエリアなら、今後はやはり金剛山を選びそうな気がします。
ともあれ、「カツ」のあとは「コン」に挑みます。カツでかなりくたびれてしまったので、登路はもみじ谷ルートにします。これは事前に想定していたこと。もみじ谷は気分的に楽なんですよね。
とはいえ、ややこしいところもあります。第6堰堤の巻き道。以前から崩壊気味で通りにくかったのですが、さらに崩れたようで、いささか緊張を強いられる箇所があります。いちおう補助ロープが張ってありますが、肝心の場所がゆるゆるになっているため、ロープに頼るとバランスを崩して谷へ落ちてしまいそうです。ロープを当てにしすぎず、基本自力で通行する必要がありそうです。
また、最後の直進と右折の分岐を過ぎてからのラストの登りがきついです。とくに今回はカツコンなので、いつもにもまして足が上がってくれません。「ここ、こんなにきつかったっけ?」などと思いながらも何とか歩を進め、ようやく太尾尾根からの道に合流したときはほんとうに安堵しました。いやー、今日はきつかった。
山頂広場で休憩をとったあと、下りは千早本道で。きっと、かなりくたびれているだろうから、もっとも負担の少ない道で降りようという事前からの作戦です。
千早本道は恥ずかしながら今回が初めてです。いやー、驚きました。すごい道ですね。上から下までずっと階段が整備されているのですが、それがさほど急ではなく、そして段差もそんなに大きくありません。すごく歩きやすい! それが完璧に整備されているではありませんか。こんなすごい登山道はほかに見たことありません。なるほど、これのおかげでかなりご高齢の方やかなり小さな子どもたちも登ってこれるんだな、と納得です。
ところが、そんな千早本道なのに、ついに途中で足が終わってしまいました。持病の膝横痛が出始めたんです。まあ、今回は出ても仕方ない山行なのですが、やはり、これが出るとつらいわけで。何とかだましだまし歩を進め、ようやく降り切ったときはほんとうにホッとしました。あと1時間下らなければならなかったら、どうしていたことか。
最後は膝横痛のおまけがついてしまいましたが、何とかかんとか「カツコン」を完歩することができました。これは私にとって一つの自信になります。これで膝横痛が出なくなればいうことなしなのですが、それは宿題ですね。
ちょっと文句も書いてしまいましたが、ともあれ葛城山と金剛山に合掌です!
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