記録ID: 728484
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沢登り
丹沢
中川川水系 地獄棚沢右俣
2015年09月26日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 619m
- 下り
- 611m
コースタイム
大滝沢林道ゲート9:10−
9:30マスキ嵐沢二俣−
9:54地獄棚沢巡回巡視路尾根取付き10:10−
11:45地獄棚沢右俣−
12:43東海自然歩道/大滝峠上南東12:50−
13:40地獄棚沢右俣出合対岸−
14:12一軒屋避難小屋14:25−
14:58大滝沢林道ゲート
9:30マスキ嵐沢二俣−
9:54地獄棚沢巡回巡視路尾根取付き10:10−
11:45地獄棚沢右俣−
12:43東海自然歩道/大滝峠上南東12:50−
13:40地獄棚沢右俣出合対岸−
14:12一軒屋避難小屋14:25−
14:58大滝沢林道ゲート
天候 | 曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■地獄棚沢 地獄棚〜地獄棚沢左俣は先月8/15に登ったので、今日は地獄棚沢右岸に ついた巡視径路を辿り、右俣を遡行する。 右俣だけなら出合から3つの滝が連なり、あとは小滝と小振りながら ナメが続く沢で、遡行グレードは1級。 しかしF1でもある地獄棚(2段50m)は、左壁の灌木帯を直登するので かなり悪い。 (他にも地獄棚の高巻きは右岸尾根の径路をしばらく上がれば落ち口よりも 上流側に下りられる踏み跡もある) 地獄棚沢出合から一般的な登り方を含めれば、やはり遡行グレードは 2級上と跳ね上がる。 |蝋棚沢中盤を横断するように付けられている古い巡視径路は、概ね薄い 踏み跡はあるものの、途中植生保護柵を掴みながらの悪いトラバースや 一部不明瞭なザレもあり、それなりに悪いルートを経験している方向けだ。 大滝橋からマスキ嵐沢出合に向け東海自然歩道を歩き、大滝沢を2回徒渉する ポイント(遡行日現在、登山道用の木橋は過日の嵐でまた流されていた)から 少し歩いた先、堰堤上で合わさる大滝沢本流とマスキ嵐沢の二俣へ登山道を 離れて下りて、左の大滝沢を遡る。 途中の堰堤は右隅のトラロープ沿いに越え、左から15m滝で合わさる沖箱根沢 をやりすごして、沢が北を向くナメ小滝を越えた辺りの弱点から右岸尾根に 取付く。 最初は踏み跡もないが、少し登れば左側から割と明瞭な踏み跡が尾根上に続く。 これが地獄棚沢巡回巡視路。 径路は下流が急なスラブ棚で構成される涸れ沢を渡って、小尾根を回り込むと 一部崩れた植生保護柵が続くので、これに沿って歩くが、足元が崩れ気味なので 柵を掴みながら慎重に進んで、涸れ気味の枝沢に下りる。 径路の続きは?と目を凝らすと10mほど上流の対岸に続いていた。 ほぼレベル道(高度がほぼ水平)を追っていくと、水音も次第に聞こえだし 地獄棚沢左俣のCo830m、2m平岩があるところにザレを3mほど下って 降りた。昔は案内板があったとのことだが、今は沢に下りるところも崩れて 存在しない。 再び対岸の径路の取付きを見渡すと、ナメを10mほど下降した辺りから 始まっていた。 なおも進めば、少しで2段6×12mナメ滝の上を通過するような支沢を渡り 更に進むと尾根を回り込んで、右俣出合に架かる2段10×15m滝の落ち口に 針金を掴みながら降りたつことができる。 右俣遡行開始。 すぐに2段5×10m滝(流芯右教蕁棔法6×10m滝(同じく右教蕁棔砲 そう難しくなく越えていける。 沢は東北東から北へ向きを変えて少しで3×7m小滝(左教蕁棔法 それを越えれば狭いがナメ床が延々続いている。 途中小滝(1.5〜6m)も幾つか出てくるが、供銑卦蕁櫃捻曚靴討い韻襦 Co900mで出てくる2条1.5m小滝の左側は見事な赤色壁で、そこから湧き水が 出ている。なかなか美味しい。 Co915mで沢は北東からほぼ北向きになり、水も涸れると、少し沢も荒れて きて、Co940mで三俣となる。 左と中央は急だが、右は何とか詰められそうだ。 今回は右沢のさらに右手の尾根を詰めて、東海自然歩道/大滝峠上から南東に 少し下った985m小ピークで登山道に出た。 E仍各擦鯑酖譴鵬爾辰鴇しで道はコルのところから左に向かい下りている。 この道を進めば捨太郎(ステタロー)沢沿いの道となり一軒屋避難小屋に達する。 しかし今回は巡回巡視路後半を辿るため、登山道分岐をやり過ごし、捨太郎沢と 地獄棚沢の界尾根をそのまま下降して、先ほどの地獄棚沢右俣出合まで戻り下りた。 この尾根はもちろん地形図を読みながらの下降だ。 最後の尾根末端は地形図通り急斜面になるが、木を伝いながら南南西方向へ下降。 沢から20mほど上部まで下りると巡回巡視路に下りたつことができた。 ちょうど右俣出合の2段10×15m滝の対岸から巡視路は始まっている。 ここから巡視路は前半よりも明瞭な道となって、最後は一軒屋避難小屋の少しだけ 捨太郎沢上流に出た。 あとは一般登山道を大滝橋方面に下る。 ■丹沢限定沢登り記録集(All by kamog) http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html ■沢登り、クライミング、読図講習等(マウントファーム) http://mt-farm.info/ |
写真
撮影機器:
感想
先月8/15地獄棚左壁登って左俣を遡行したので、左俣と同等の長さを持つ右俣へ。
折角だから丹沢110ルートに記載もある巡視作業路を歩いてみよう。
左俣遡行したときは巡視路が横断しているのが全然わからなった。
今回歩いてみて・・・やはり沢に下りるところは崩れ気味で
なるほどぉ〜これじゃ沢からはわからんなぁ。
一部なすがままで補修も最近はされていない状況。
そのうちもっと不明瞭になって自然に還りそうだね。
こういう古い径路歩きも結構好き。
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