六甲五駅巡り（天望山、六甲アルプス経由）

2024年09月29日(日) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 13.5km
• 登り: 906m
• 下り: 609m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:23

距離 13.5km 登り 906m 下り 609m

7:55 スタート地点
7:57 7:58 六甲道駅
8:09 阪急六甲駅
8:14 六甲登山口
8:38 大土神社
8:45 8:49 六甲ケーブル下駅
9:40 9:57 天望山
11:14 11:20 六甲ケーブル山上駅
11:24 油コブシ下山口
11:49 11:50 瓢箪池
11:56 記念碑台
12:03 六ヶ辻
12:04 12:31 藤原商店
12:32 12:33 六ヶ辻
13:04 六甲アルプス分岐
13:42 カーブNo.37（六甲アルプス登り口）
14:18 神鉄六甲駅

天候

曇り　神戸の最高気温 27.8℃
藤原商店(12:25) 20.1℃

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：JR六甲道駅
帰り：神鉄六甲駅

コース状況／危険箇所等

当日歩いたコースは、
登り：天望尾根（一般的には一ヶ谷西尾根）
下り：地獄谷東尾根 〜 六甲アルプス

天望尾根はマイナールート。取り付きまでドライブウェーを200mほどガードレール沿いに歩かなくてはならずデンジャラスです。ドライバーの目に入るよう目立つカラーの服装をした方がいいです。
取り付きから尾根まではザレた急斜面。トラロープが何箇所も設置されており助かります（設置された方、ありがとうございます）
尾根に上がると以前（8年前）は割りと明確な踏み跡があったのですが、今回歩いてみると笹が茂っており踏み跡が隠されがちなのと、途中伐採帯がありそういった所では踏み跡も消えています。ルート自体は明確な尾根歩きなので大きく外すことはないと思いますが、快適に歩けるという状態からはほど遠いです。

六甲アルプス（ちょっと名前負け）もマイナールート。岩のある楽しいルートなので結構の方が歩かれていると思いますが、岩慣れしてない人は少々緊張するかも。垂壁の岩は下側に巻き道があるので見落とさないようにしてください。

その他周辺情報

六甲の恵み からとの湯（入浴料 大人780円）
露天風呂（ラドン温泉 かけ流し）あり、水風呂あり、ソフトクリームあり
この日はビール祭りで生ビール350円
https://www.kanoko-onsen.com/

写真

9/29 7:56

本日は故あって「JR六甲道駅」が出発点

9/29 8:09

10分あまりで「阪急六甲駅」を通過。早くも2つの六甲駅をゲット

9/29 8:39

急なバス道を登って行きます。正面の山が天望山（ピークは奥）

9/29 8:43

六甲ケーブル下駅。ココまでですでに大汗。少し休んでいきます

9/29 8:44

「六甲ケーブル下駅」の駅標。これで三つ目ゲットだぜぃ！

9/29 8:47

恐怖のドライブウェーに進入

9/29 8:49

橋上は路側帯も狭く身を細くして😅通過。日曜日とあって通行車両が少なかったのが幸いでした。正面に白い看板が見えます

9/29 8:50

白と黄色の看板が登山口の目印

9/29 8:53

小さな道標と赤リボンがありました。足元ザレの急登開始

9/29 8:55

ロープに頼ってザレザレを登ります

9/29 9:00

薄い踏み跡を頼りに登って行くと、

9/29 9:09

尾根に出ました（振り返って撮影）。左から出てきましたが、右は今は通れなくなった地形図破線路です

9/29 9:09

一つ目の鉄塔（篠原線10）。この尾根には鉄塔が4基あります

9/29 9:17

岩混じりの尾根を進みます

9/29 9:19

二つ目の鉄塔（神戸東線29）

9/29 9:20

その鉄塔から見る長峰山とループ橋

9/29 9:24

少し登った所からの眺望。松蔭女子大やポートアイランドが見えます

9/29 9:27

さらに少し登った所からの眺望。鶴甲団地や六甲アイランド方面。天望山と名が付くだけあって眺望に恵まれた尾根です

9/29 9:28

途中、ワイヤケーブルが何本も張られています。ケーブルカー線路落石防止対策と思われます

9/29 9:38

三つ目の鉄塔（神戸港線5）は紙面の関係上割愛し、四つ目にして最後の鉄塔（確認はしませんでしたが六甲線8と思います）

9/29 9:40

鉄塔から50mほどの所にある平坦なピークが天望山なんですが、以前掲げられてあった私製山標は見当たりませんでした（見落としただけのようです）

9/29 9:51

ピーク直ぐ下に分岐があります。左はループ橋近くから天望山に登る道。そっちの道に引き込まれ10分ほどのロス。右側が尾根の続きです

9/29 10:08

いったん30m程下った後、緩い登り返しですが踏み跡は薄い

9/29 10:14

伐採跡に出ました。踏み跡がますます判りづらくなってこれから後はテキトーに進みます

9/29 10:51

登るに従い笹ヤブが深くなって来ましたが、道形はしっかり残っていました

9/29 10:54

それにかつての整備跡と思われるコンクリートが頻繁に現れます。かつてはそれなりのハイキングコースだったのかも

9/29 10:59

おむすび岩。NHK朝ドラが始まりますね。でも神戸では「おむすび」よりおにぎりと呼ぶのが一般的

9/29 11:02

そして絶景も。この尾根は一般に「一ヶ谷西尾根」と呼ばれているのですが、私的には「天望(山)尾根」という表現がピッタリだと思います

9/29 11:08

石垣が現れてくると終盤

9/29 11:15

壁の横を伝って六甲ケーブル山上駅に出ました。出た所で「どこから来たんですか？」と一ハイカーに声を掛けられました。二三言、言葉を交わしていて山の旧友だったと気付きました😲

9/29 11:21

「六甲ケーブル山上駅」の駅標を探したのですが見つからず、「ケーブル山上駅」と「六甲ケーブル」の二つを合わせて、「六甲ケーブル山上駅」させていただきます

9/29 11:45

う〜ん、訳がわからないという評判のミーツアート

9/29 11:49

旧友は瓢箪池に咲いてるアケボノソウがお目当てだったそう。一緒に立ち寄りました

9/29 11:47

アケボノソウ、咲いていました😀

9/29 12:14

藤原商店にお誘いし、ワインカレーとブドウでランチ

9/29 12:33

シュラインロードに入ります

9/29 12:45

そして地獄谷東尾根へ。今は道標もマーキングもありません。旧友はシュラインロードを予定していたそうなんですが、私が六甲アルプス経由で神鉄六甲駅に出るというと付いてきました。一度六甲アルプスを歩いてみたかったそうです。

9/29 13:04

地獄谷東尾根と六甲アルプスの分岐。ここも以前は道標あったのですが今は何もありません。ここまでの間、以前（5年以上前かな）より笹が茂っていました

9/29 13:09

六甲アルプスに突入

9/29 13:11

ここの岩は巻かずに直登

9/29 13:16

六甲アルプス最大の岩は無理せず左下を巻きました

9/29 13:18

巻き終わって大岩を見る。下から登って来てこの大岩を登り、先ほどの垂壁に出て立ち往生される方もおられると思います

9/29 13:34

最後は急坂を転げるように下ります

9/29 13:42

裏六甲ドライブウエイに着地しました。左に小さく見える「カーブNo.37」の看板が目印です

9/29 13:47

遅ればせながら一枚！

9/29 14:23

最後の六甲駅は「神鉄六甲駅」。駅舎を撮り忘れました。なかなかユニークな駅舎だっただけにチト残念😪
旧友とはここで判れ、唐櫃台駅へ

9/29 14:34

先週に続き「六甲の恵み　からとの湯」。看板は以前の鹿之子温泉のままです

9/29 14:35

ビール祭り😍だとか...飲んだか飲まなかったかはご想像にお任せします

撮影機器：

TG-7 OM Digital Solutions

感想

Ham⭐

神戸市に住んでおられる方なら「六甲と名の付く駅」が幾つあるか知ってると思うのですが、全国的にはあまりご存じないと思います。
しかも同じ「六甲駅」でありながら、阪急電鉄と神戸電鉄では遠く離れており、旅行で来られた方は戸惑うはず。
そんな六甲駅を歩きでつないでみました。鉄路を使う乗り物としてケーブル駅も入れてみました。計5つの六甲駅。これらの駅がどこにあるか判るあなたは六甲山交通の通です😁

これらの駅を結ぶにあたっては二つのマイナールートを選びました。
天望尾根（一ヶ谷西尾根）は8年前に登っていましたが、最近レコを見るようになったので歩き易くなったのかなと思いましたが、取り付きまでの危険性は以前と変わらず（以前はもう少しDWを歩いてネットフェンスの先の地形図破線路を歩いた）、以前より笹が茂り、歩きづらくなっていました。ケーブル山上駅に出る細道も薮に埋もれていました。
一方、六甲アルプスは以前と変わりありませんが、地獄谷東尾根部分はやはり笹が茂っていました。

コメント

shigetoshi

Hamさん、こんばんは。
六甲アルプスって聞いたことはありましたが、こんなところにあったんですね。
六甲はだいたい歩き尽くしたつもりでしたが盲点でした。
もしまたいつか、いく機会があったら、第一候補ですが、いつのことか。

Ham⭐

shigetoshiさん、こんにちは
六甲アルプス、六甲を代表するアルプスと捉えると名前負けかなぁと思うのですが、神鉄六甲駅最寄りのアルプスと考えると納得出来ます
下って行くと途中、5m程の高さの壁があり、これをフリーで越えるのはなかなか困難です。
もちろん巻き道はあるのですが、六甲駅側（登り）からだと巻き道に気付かず、そのまま岩稜を登り、その壁を下ることが出来ず途方に暮れるなんてこともあります。
眺めも良い尾根なので、もしお仕事で来られることがあれば是非お立ち寄り下さい。