四阿山&根子岳(秋の草花と実を愛でる山旅)#184
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 991m
- 下り
- 985m
コースタイム
天候 | 曇り〜秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
四阿山から根子岳に向かう途中、大スキマへの樹林帯の急降下は、木の根で滑りやすいので要注意! |
その他周辺情報 | 真田温泉健康ランド「ふれあい・さなだ館」にて温泉入浴 @500 |
写真
感想
今回の会の山行は、日本百名山「四阿山」と花の百名山「根子岳」を結ぶ山旅。天気も曇りかガスで頂上からの展望はあまり期待できないとの予想も災いしたか、参加者も14人と少なめ。
たとえ展望に恵まれなくとも、花の百名山!
足元の草花に目標を絞り、のんびり草を食む牛さんを眺めながらダボス牧場の柵沿いに四阿山登山道へと向かう。
登山道は、シラカバからダケカンバの林に変わり、その林床には期待どおり、うすむらさき色のマツムシソウ、鮮やかなリンドウ、アキノキリンソウ、ワレモコウなど秋の気配。オオカメノキは葉も実も赤い。ハハコグサやアザミ、トリカブトなども混じる。
やがて露岩帯となれば、展望は効かないものの、ハイマツやガンコウランの緑に混じって、ガンコウランの黒い実、クロマメノキの青い実、コケモモの赤い実、さらに白い実はシラタマノキと秋の果物屋さんとなる。
根子岳との分岐を過ぎ、四阿山の手前の木製階段を登ると祠が大小3つほどあり、一番高いところに山頂標識があった。全員で記念写真。
祠から先の三角点のあるところまで向うも、やっぱり群馬県側は
画の中。
すぐに、分岐まで取って返し、早食いのお昼とする。
分岐から根子岳との鞍部「大スキマ」までの下降は、シラビソの根っ子でしかも急降下。スリップしないように神経を使いながら下る。
やっと大スキマの草原に出てホッとするも、今度は根子岳の登り。
さほど急でなくて幸いしたが、根子岳山頂手前の大岩「ライオン岩(と言うらしい)」のところで、意外のアップダウンがあった。
岩尾根の左側は、火山の爆裂火口跡のように急に落ち込んでいて、滑ったら大変だ。
やっと根子岳に着き、立派な祠前で、記念写真を撮って頂き、鐘を鳴らしたり、自動気象観測機器などを見ながら、ダボス牧場へと下った。
石ころだらけの道だが、今朝の登りよりもジメジメしていないので、気持ち良い。天候もいつの間にか回復し、ダケカンバやシラカバの白い木肌が青空に映えて美しかった。
やがて牧場上部の牧柵が現れ、階段状の長い下りで足に大分効きそうになった頃、バスの待つ駐車場へと帰還した。
花の百名山に相応しい楽しい山行でした。
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