裏岩手湯巡り隊
- GPS
- 28:04
- 距離
- 60.2km
- 登り
- 3,816m
- 下り
- 3,558m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:10
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:17
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 10:03
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:30
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ 3日目 雨 4日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
タクシー 大更駅前に停まっていた 3500円 ブナの駅~安比高原駅 前日に大体の時間を伝えた。当日は電話してから20分ほどで来てくれる。ブナの駅は電波が通じにくいので注意。ソフトバンクは繋がった。 6200円ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
・源太ヶ岳直下の崩落箇所 踏み跡多い ピンクテープ有り ・安比岳~安比温泉 傾斜急で雨でぬかるむととても滑る、道迷いの危険性はない ・安比温泉~安比岳分岐 渡渉箇所3.4箇所有り、水量増えると難しそう |
その他周辺情報 | C0 焼走りの湯 600円 C1 避難小屋 温泉なし! C2 松川温泉 峡雲荘 700円 C3 藤七温泉 彩雲荘 650円 C4 安比温泉(秘湯) 無料 |
写真
感想
【メンバー】 3年 L小田 SL中村 2年 水野 新人 森岡
【日程】9月29日〜10月3日
【目的】湯巡りをテーマに秋の縦走登山を行う。
【計画省察】
76代に変わってから初めての合宿。新人の時の積雪期で活動後に温泉に入ったときから温泉をもっと計画に絡めた登山をやってみたいなと考えていた。そこで、秋合宿では紅葉が有名なうえ、活火山の影響で温泉地が多数あることでも知られている岩手山から八幡平のルートを選択した。また、新人の幕営経験をつむ目的で一度、松川温泉に降りる計画にした。
また、岩手山の地殻変動が今年にかけて活発になっていることが判明したため、岩手山を計画に含まないサブプランを作成した。乳頭温泉から秋田駒ケ岳を通り八幡平に抜けるルートである。乳頭温泉にある鶴の湯がとても良いらしいので(道中に会った人に教えてもらった)機会があれば行きたいところだ。
【行動概略】
9/28 C0の前乗り
10時にバスタ新宿に集合した。岩手山が目的地なので盛岡にまず向かう。盛岡まで直行の夜行バスがあればそれで行きたかったが満席になっていたため、仙台までのバスで行くことに。しかし、ここで事件発生。森岡がヘルメットを部室に忘れたことが判明。家にあったヘルメットを代わりに持ってきたぽい。最低限の強度はあると判断し、このまま行くことにした。しっかり反省してほしい。
9/29 C0
仙台駅に朝5時ごろ到着。駅を軽く探索し牛丼チェーンで腹ごしらえをする。こんな時間に空いてるのがありがたい。始発の電車に乗り、盛岡駅へ。9時ごろに到着し、ランチまでは自由解散。各々時間をつぶす。ランチはももどり食堂で鶏の炭火焼定食を頂いた。その後12時発の電車で大更駅までいき、駅前にいるタクシーに乗り換えてC0の焼走り野営場に到着した。
到着してからはテント設営のテストを行い、焼走り溶岩流の観光に出向く。そして、今回の目玉ポイントである温泉に出発。最初に訪れる焼走りの湯は溶岩流を使ったサウナがあるのが魅力だ。さらに、水をかけてロウリュ的なこともできた。18時に全ミをして21時に就寝した。
9/30 1日目
4時起床。食当はしないので1時間で出発。初日のポイントは何といっても岩手山だ。溶岩流の隣の樹林帯を登っていく。溶岩流を見ながら登るのかと考えていたがそんなことはなかった。天気、気温が心地よくすいすい登っていく。10時には山頂に到着した。11時には幕営地に到着した。8合目避難小屋まで水を補給しに30分ピストンする。みんな腹が減っていたので2時に点火した。今回の食料メニューは1日ごとに担当者を決めてメニューを考案してもらった。初日は新人森岡の担当である。夜はスパムカレーだそうだ。これがとても旨い。重量はかさむが、味を重視するのであれば魚肉ソーセージよりはこっちの方がいい。水野が天気図を描いた後、全ミをやって21時に就寝した。
10/1 2日目
4時起床。食当でクラムチャウダーを食べて5時半に出発した。撤収がないと早めに出れてしまう。大地獄谷、黒倉岳と噴火危険ゾーンを歩いていく。今日も天気が良く、ザ秋の縦走登山といったような感じだ。三ツ石山荘まで歩き、そこから西に下りていく。県営松川キャンプ場が今日の幕営地だ。ここはテントが張れるので幕営経験をつむことができる。13時に到着し、今日も14時から食当を始める。今日は水野の担当だ。夜は栗の炊きこみご飯とホワイトシチュー。栗ご飯にはごま塩をかけて食べ進める。
天気図を描き終え、松川温泉まで歩いていく。個人的には今回の温泉地でここがベスト。夜の雰囲気も相まって長湯したくなる。気持ち、ここ2日間の疲労も取れた気がする?19時から全ミをやり20時には就寝した。明日は天気が悪そうだ。
10/2 3日目
3時起床。今日は一番行動時間が長い日、しっかり腹を満たして出発したい。が、朝の食当で問題発生。トマトのパスタだったが、水の分量を間違え大分しゃばしゃばになってしまった。全員黙って腹に押し込んでいた。撤収をして5時に出発。天気は予想通り芳しくない。危険箇所の源太ヶ岳直下の崩落個所を超えたぐらいに雨が降り始める。10分ほどはそのまま歩いていたが、耐えれないレベルになってきたので雨具を装着。そのまま、歩き進めるが風がかなり強い。土砂降りになりながら、大深山荘までいき一旦避難する。ちゃんと避難小屋として活用をした。この後のルートが樹林帯であることを踏まえて再出発。みんな明らかにペースが速い。藤七温泉まで0.6倍で歩いていき。12時前に藤七温泉に到着した。ここは泥湯が有名だ。さらに、上の道路から見えるほど開放感にあふれており雨に打たれながら楽しむことができた。14時に再出発。相変わらずの大雨。八幡平に登り15時15分頃に凌雲避難小屋に到着。先客が1名いた。16時に点火。最終夜のメニューはユッケジャンだ。餅とソーセージ入りの。中村考案。唐辛子を大分入れたこともあってかなりハードなものが出来上がった。身体を温めるのにはこれぐらいがいい。その後、全ミをやり20時半には就寝した。
この日の16時ごろに岩手山の噴火警戒レベルが2にあがった。数日入山が遅かったら行けなかっただろう。なんという幸運。
10/3 4日目
3時半起床。最終日だ。今日も目的は何といっても安比温泉。これまでの温泉地とは異なり秘湯を目指す。行動力を上げるために入れた茶臼岳ピストンを終わらせて、安比岳を目指す。山頂は景色ゼロ。知っていたが。
ここからの下りが危険だった。雨でぬかるんでいるのとそこまで整備されてないことが原因でとても滑る。森岡はもちろん自分も何回かコケながら下った。そして、その後登山道から脇道に入り渡渉をした先に安比温泉を発見した。気づいたら雨が上がっていて自分たちの苦労を労ってくれているみたいに感じた。すぐさま、全裸になり温泉につかる。熱すぎることも無い、適温だ。予習していた通り、ここで式典を行う。みんな、声量は違えどしっかり歌ってくれた。その後は、ブナの駅までゆっくり歩きゴール。
タクシーを呼んで安比高原駅まで送迎してもらった。安比高原からは盛岡駅まで電車にのりその日の夜行バスで東京に帰宅した。
ps,盛岡でごちそうなりました。ありがとうございました!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する