桧塚・桧塚奥峰 MTB
- GPS
- 05:48
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 934m
- 下り
- 950m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:39
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山サイ難易度B(A易→F難) 雨上がりのためヒルが出没(最初の林道から作業小屋あたりまで) |
その他周辺情報 | 登山前日・当日連泊 グリーンライフ山林舎(今年で閉業予定との知らせを受けて今回の山行を計画した) |
写真
装備
個人装備 |
サングラス
カッパ上
厚cw-x上
カッパ下
薄ズボン
厚cw-x下
夏靴
夏スパッツ
35Lザック
KLEIN
水(2.5ℓ)
食料
|
---|---|
備考 | ●持って行ったが使わなかったもの サングラス、カッパ上下 ●持って行って良かったもの ヒル下がりのジョニー(これがなければ登山口まで行かずに撤退していた) ●飲み水は二人で1.7ℓほど消費 |
感想
計画段階では気付かなかったが、池木屋山の近くなのでヒルが出るかも知れないと思い直前に調べたところやはり出没するらしく、急いで『昼下がりのジョニー』を注文して何とか出発前日の夕方にゲットした(ヨドバシで送料無料で990円)。
レンタカーも宿泊施設も悪天候により一度日程を変更しているため、台風や強雨でもない限り二度目の変更やキャンセルはしづらい状態だった。天気予報も不安定な秋雨前線のため二転三転し、曇時々雨、降水確率60%の予報が出る中、出発。
宿に当日の朝食・昼食をおにぎりで用意してもらい、朝食を済ませて朝7時に出発。レンタカーで悪路を走り(思ったほど悪路ではなかった)駐車場に行くと、すでに高齢の男女4人グループが準備をしていた。聞くと、奥山谷→明神平→桧塚→マナコ谷と周回するそうだ。駐車場の近くにある看板には、奥山谷ルートは危険であるため利用しないよう記載されているが、このグループはよほど技量が高いのだろう。自分らは、マナコ谷からの往復で桧塚と桧塚奥峰を目指す。
登山靴の周囲にジョニーを念入りに吹きかけて出発。ところが林道を歩き始めてわずか15分で、同行者の手袋(手のひら側)にヤマビルを発見。いつの間にどうやって?ストックを這い登ってきたとしか考えられないのでストックの先端にもジョニーを大量に吹きかけた。
マナコ谷登山口から沢沿いの道に入る。前日に雨が降ったらしく、ジメジメしていてヒルが大量に潜んでいそうな気配がする。ロープ等の補助が全くなく手をついて登らなければならない狭い急坂が2ヶ所あるが、その先は登りやすい緩い坂道が続く。
地面を注視しながら歩いていると、さっそく後ろを歩いている同行者がヒルを発見。帰りも同じ道を通ってくるため、その都度ハッカ油を吹きかけて殺した。しかし、長居をすると小さなヒルが無数に寄ってくるので、適度に切り上げながら進む。ヒルは沢から離れた道でも発生し、作業小屋を過ぎた辺りでようやく出なくなった。
標高1250mで森林限界のような笹原に出る。雨は降っていないが白い霧に包まれているので視界はほとんどない。そのまま稜線に出て、まずは三角点のある桧塚を往復する。日本庭園のような杉苔の絨毯の道で美しい。軽装のトレイルハイカー2名に遭遇。次に、反対側の桧塚奥峰へ。ここは晴れていれば眺めが良さそうだが、あいにくガスの中だ。
昼食休憩をして下山。下山中に1人すれ違う。特に後半は、ヒルがいるので足早に下りて行く。コースタイムよりも大分早い時間帯で駐車場に戻ってこれた。ヒルのおかげで途中の休憩をほとんどしていない。
●グリーンライフ山林舎について
今回連泊したグリーンライフ山林舎は、過去2回宿泊(2010年9月、2022年9月)しているが、2024年2月で現行スタッフによる運営を終了するという知らせが葉書で届いて、急遽今回の山行を計画した。この周辺には香肌イレブン等の魅力的な未踏の山がいくつもあり、その都度、山林舎を起点にして登るつもりでいたのでとても残念だ。特に薊岳〜池木屋山までテント泊縦走した時は、HPだよりで色々記事にしてもらった。開業から35年経ち経営的にも体力的にも厳しくなってきたため退くということで、その後は未定だそうだ。仮に新たな団体が松阪市に入札して事業継承するにしても、ここまで安価で質の高いサービスを提供できるとは到底思えないが、素晴らしい自然に恵まれた場所なので、形が変わっても是非続けて欲しいと願う。
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