小屋泊りの会津駒ヶ岳・中門岳

2024年10月06日(日) ~ 2024年10月07日(月)

• GPS: 25:11
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,348m
• 下り: 1,342m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:37

距離 4.9km 登り 1,126m 下り 17m

11:43 スタート地点
11:45 駒ヶ岳登山口バス停
11:45 会津駒ヶ岳登山口
12:15 12:27 会津駒ヶ岳滝沢登山口
13:11 13:18 ヘリポート跡
14:20 14:38 水場
16:20 駒の小屋

2日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:26

距離 9.4km 登り 221m 下り 1,338m

6:29 駒の小屋
6:59 7:11 会津駒ヶ岳
8:09 中門岳
9:10 9:34 駒の小屋
10:56 10:58 水場
11:38 ヘリポート跡
12:32 12:34 会津駒ヶ岳滝沢登山口
12:55 駒ヶ岳登山口バス停横トイレ

天候

10/6曇りのち晴れ
10/7曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

浅草〜会津田島（特急リバティ3310円+特急券）
会津田島〜駒ヶ岳登山口（会津バス1990円）

コース状況／危険箇所等

木道の話。
会津駒ヶ岳〜中門岳の木道は古く壊れていたり斜めになっており滑り止め必携。
駒の小屋近くの木道は新しく整備されている部分が多く滑り止め無しでも問題なし。
ただ駒の小屋のトイレに行く木道はなかなか手強い。サンダルではなく登山靴か長靴推奨かも。夜、長靴お借りして行ったけど緊張して行きました(笑)

その他周辺情報

バスの話。
2024年10月1日より、会津高原尾瀬口からのバスは廃止で会津田島駅からの変更されました。浅草から電車の場合は、おかげで今までより時間がかかることに。特急「尾瀬夜行」があるときは会津高原尾瀬口からバスがあるそうです。
水の話。
駒ノ小屋で水は大変貴重で、天水をポリタンクに溜めたものを宿泊客に無料提供されています（煮沸して飲用に）しかし洗面用の水はありません。ミネラルウォーターは2リットル800円。皆で購入してシェアしました。
滝沢登山口から小屋までの中間地点に水場があります。登山道から5分ほど激しく下ったところの湧水。水量はそんなに多くはありませんが、この水超冷たい！体力が許せば是非汲んでいくべきと思います。私は登りはくじけて下山時に立ち寄りました。
食事の話。
駒の小屋は食事提供がなく自炊です。私たちは9名の大所帯ということもあり各自で調理はせずに済むものにしました。それはよいのですが、下山して道の駅アルザ尾瀬の郷で昼食を・・と予定していたのですが、食堂がまさかの定休日。。もう1軒の軽食「山人家」さんも、よくみたら食事メニューは14：00で終了、私たちが温泉の後に気づいたのが14：30位だったかしら。ご飯食べれずに、皆大ショックでした！
今の時代、電車・バスで会津駒ヶ岳に行く人は少ないのかもしれませんが、これから行かれる方、営業日と営業時間はよく調べて行くことをオススメします。
それにしても、桧枝岐のお蕎麦食べたかったな〜

写真

10/6 9:43

会津田島駅。浅草から特急リバティ会津に3時間揺られて到着。
売店、土産物店あります。

10/6 11:39

会津田島から1時間半バスに揺られて駒ヶ岳登山口へ。きれいなトイレの横のトレッキングマップ。

10/6 11:58

滝沢登山口へは林道ですがここから近道で行きます。

10/6 12:19

30分ほどで滝沢登山口へ。

10/6 12:20

何度も写真で見ていた登山口の階段！ここから本番。

10/6 12:57

急登をひたすら皆で頑張って登ります。
小屋泊まりなので電車・バスの都合でスタート時間が遅めでもOK

10/6 14:26

中間地点の水場に到着〜。「水場」の看板から5分ほど下りたところに水が汲めるところあり。ここからは比較的傾斜緩む。

10/6 15:41

水場を過ぎしばらく行くと、木々の間に稜線が見えてきて

10/6 15:56

しかもいつの間にか晴れてる！

10/6 15:59

駒の小屋が見え〜〜（写真左はじ）

10/6 16:02

草紅葉、きれい・・

10/6 16:11

ここまで来ると、もう少しで着くかわいらしい小屋を見ながら元気に歩きます。

10/6 16:28

駒の小屋到着。この日の宿泊者18名だそうです。

10/6 16:20

駒の大池”逆さ会津駒”

10/6 19:06

駒の小屋は、ランプの宿でした。発電機の音も無く静かで、雰囲気がとても素敵です。

10/6 19:28

日も暮れて皆で持参したもので夕食。

10/7 5:03

翌朝5時。明るくなってきた。

10/7 5:03

空がきれい・・

10/7 6:22

小屋前より。朝の光、天使の階段が。

10/7 6:36

小屋から会津駒山頂に向けて出発。振り返ると、草紅葉の向こうにかわいらしい小屋、そして山並み。

10/7 6:48

尾瀬の燧ケ岳もすぐそこに。
もう十年くらいまえにあの山頂からこちらを眺めて、会津駒かあ、行ってみたいねと皆で言っていたことを思い出しました。

10/7 6:59

会津駒ヶ岳2133m
ようやく来れました！

10/7 7:01

山頂は広くはありませんが山名版あり。
皆であれこれ眺めて写真を撮り、

10/7 7:11

そして中門岳へ。樹林を抜けると、なんと素晴らしい・・写真で表現しきれていませんが！

10/7 7:53

木道の左右あちこちに可愛らしい池塘が。

10/7 7:59

中門岳。ピークという感じではないなあと思ったら「この一帯を云う」と書いてありました。

10/7 8:10

中門大池からもう少し先まで行けるようなので行ってみたところ。突端にベンチ。

10/7 8:30

帰路、青空が見えてきた

10/7 8:31

晴れると、また一層きれい。皆の足も軽やか。

10/7 9:44

駒の小屋を後に、最後の木道。ここで後ろ髪ひかれたなあ。この先で木道は終わり樹林帯の来た道を下りました。

撮影機器：

SO-53D Sony

感想

hitosan

登美の会、10月会山行です。
CLシゲルちゃん、SLやまちゃん、マー君、アッキー、くみちゃん、みっちゃん、さっちゃん、ゲストまゆみさん、ワタクシの9名。

最初に会津駒ヶ岳を計画したのが2019年でした。
それから自分が毎年計画したものの、呪われたように？大雨・台風・コロナ・雷・・で中止になり、今年はどうしようと思っていたら、やまちゃんが4月1日になんと小屋の予約を取ったと！すごい。定員14人なのに！（この時はコロナの影響で定員を半数に減らしているとのこと）CLもシゲルちゃんが手を上げてくださり、この上もなく有難い状況でした。

駒の小屋に泊まれたことで、その分1日の行程が短く行きやすくなり、そして早朝の時間帯に会津駒ヶ岳〜中門岳を満喫できたこと（しかもほぼ貸切り）がとてもよかった。
会津駒ヶ岳山頂近辺〜中門岳は、草紅葉の時期で素晴らしい風景でした。
何度も計画したので、写真やGoogleマップのストリートビューまで散々見ていたけれど、やっぱり本物の中に身を置いて見るのは別物だとしみじみ感じました。

当初天気予報があまり良くなく、実行するかどうかの決定を遅らせたりしたものの、結果良くなる方に外れ、予想外に青空も、小屋前から満天の星空（天の川も！）も見ることができ、幸運でした。誰か晴れ女か晴れ男がいたかな。

会山行で累積標高差1300m超えの山行がかなり久し振りで、自分も含め足腰の故障や色々を乗り越えての参加者がいて、それでも無事大きな事故もなくチームワーク良く実現できて、改めて良かったな〜と思います。おかげさまで満足度の高い山行でした。次の日筋肉痛でしたが！山の神様、駒の小屋の方、皆さん、ありがとうございました。