法華院温泉山荘に2泊（長者原〜雨ヶ池〜久住分かれ〜三俣山西峰〜長者原）

2024年10月07日(月) ~ 2024年10月09日(水)

• GPS: 11:37
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,165m
• 下り: 1,165m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:02

12:27 スタート地点
12:30 長者原
13:45 13:46 指山自然観察路分岐
14:35 雨ヶ池越
15:16 15:17 三俣山分岐
15:22 あせび小屋
15:29 法華院温泉

2日目

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:02

10:09 法華院温泉
10:48 10:49 諏蛾守越分岐
10:56 10:57 北千里浜
11:48 11:49 久住分れ
11:52 12:27 久住山避難小屋
12:30 12:31 久住分れ
13:11 北千里浜
13:17 諏蛾守越分岐
14:11 法華院温泉

3日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:29

7:04 法華院温泉
7:52 7:54 諏蛾守越分岐
8:02 8:03 諏蛾守越
8:39 9:20 三俣山西峰
9:56 9:57 諏蛾守越
10:16 10:18 採石道路分岐
11:19 長者原自然研究路分岐
11:32 長者原
11:33 ゴール地点

天候

1、2日目は雨。3日目に晴れ。

アクセス

利用交通機関：

バス

前日泊まった阿蘇プラザホテルから、九州横断バスで長者原下車。このバスはたいてい10分くらい遅れる。

コース状況／危険箇所等

今回は霧が濃かったので、道が分かりにくい所が多かった。次のペンキやケルン、指標がかろうじて見えるのをつないで歩いた。

その他周辺情報

長者原にビジターセンター、飲食店、モンベル、日帰り入浴施設など。
ビジターセンター２階玄関横に更衣室が２つある。
くつ洗い場が、ビジターセンター1階とヘルスセンターにあり。
法華院温泉山荘は個室が20室ほどあり、予約でいっぱいになると大部屋利用となる。
softbankは圏外。今回は朝食7時半、夕食18時。入浴は20時まで、ドライヤー1個あり（貴重な1個！）

写真

10/7 11:35

やまなみレストハウスでランチ。頑張って歩くぞー。

10/7 12:29

長者原ヘルスセンター。この裏の登山口に行ってしまい、いきなり間違える。視界が悪いと危ないなあ。

10/7 13:44

立派なきのこ。

10/7 13:59

見たことあるきのこ。

10/7 14:22

雨なのに雨ヶ池には水がたまっていなかった。

10/7 14:26

初めて見たヤマラッキョウ。

10/7 15:10

坊ガツルにやっと来た！でもキャンプ場も向かいの山もよく見えない。

10/7 15:27

念願の法華院温泉山荘に到着！この後ザーザー降りになる。

10/7 15:57

個室11000円なり。窓から坊ガツルが望めて（ガスってなければ）、大変快適でした。

10/8 7:32

2日目朝食。ピンクの包みはお昼のお弁当。

10/8 10:17

季節外れのミヤマキリシマが、ちらほら咲いてました！

10/8 10:34

黄色のペンキがずーっと先まで続いている。

10/8 10:38

砂千里に出た。だだっ広い砂地で不思議なところ。この時までは青空もちらっと見えてたけど…。

10/8 10:48

ツガモリ越へ登る分岐。明日はここを行くが、今日はまっすぐ。ガスが濃くなってきた。

10/8 10:51

ここで浅い流れを渡渉する。このペンキを見逃しそうになった。

10/8 11:50

久住分かれに着いた〜。何も見えない〜。

10/8 12:26

立派な避難小屋。

10/8 12:15

避難小屋の中。左にもう一部屋ある。

10/8 12:01

ここでお昼のお弁当を食べて、今日はここまでにする。避難小屋のありがたさも一緒に噛みしめる。登山道パトロールのお仕事の方とお話しさせていただきました。

10/8 13:20

紅葉は色づき始め。

10/8 13:52

先の花の部分が2センチくらいしかない小さな花ナギナタコウジュ。たくさん咲いていました。

10/8 17:52

下山は雨または霧状の雨になりました。山荘入り口の文字がネオンのようです。

10/8 18:03

夕食。ご飯おかわりできます。唐揚げとおでん。ほっとする家庭の味でとってもおいしかったです。

10/9 6:19

3日目にして初めて部屋の向かいの山が見えた！しかもモルゲンロート！

10/9 7:03

坊ガツルがやっと見えた。また来ます。

10/9 7:49

ピラミダルな硫黄山。

10/9 8:02

ツガモリ越から、三俣山を見上げる。見えているのは西峰でこの向こうに本峰がある。

10/9 8:02

ツガモリ避難小屋。壁はない。

10/9 8:37

西峰到着！ここまででだいぶ時間がかかってしまった。本峰は隣に別の山のようにあって、まだ100mも登らないといけないので、ここまでにする。

10/9 9:13

阿蘇方面。左奥に、大きな火口のヘリのような崖が見える。もしかして阿蘇カルデラ？

10/9 9:16

リンドウがパラパラと咲いていた。

10/9 9:28

中岳などを望む。中央の窪地が涸沢カールみたい。

10/9 10:46

下山中に三俣山を見上げる。ここからは四つの峰が見えた。ここまで降りてくると、火山ガスの影響もないのか、樹木が増えてくる。

10/9 11:31

バスに余裕を持って下山！この後、おととい行き損ねたタデ原湿原をちょっと見に行った。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

yamaoyatsu

前日、阿蘇山中岳に登り今日から3日間くじゅう連山です。
前から行きたかった法華院温泉山荘に2泊して、温泉とハイキングを楽しみます。
山とコースがたくさんあり、とりあえず山荘の近くの中岳・久住山・星生山・三俣山に登る計画を立てていました。
が、天気は1、2日目とも雨時々霧雨またはガスでした！
まず1日目、レイン上下を着込んで雨の中出発。登山口を間違えましたがリカバリー。樹林帯の割にかなり雨を感じました。山荘まで誰にも（！）会わなかったのと、緩やかな道だったので傘を差しながら歩きました。雨ヶ池までの道が長く感じ、ちょっとしんどかったです。そして憧れの法華院温泉山荘に到着！こんな天気なので、宿泊客は9人、翌日は5人でした。
雨と汗で全身濡れているので、乾燥室で干して早速温泉へ。湯の花が舞う新鮮なお湯がこんこんと流れていて、すいていてとてもゆっくり入れました。脱いだ物を再度乾燥室へ。乾燥室と部屋を行ったり来たりしてました。寝る前にも温泉に入り、2日目の天気の回復を祈って就寝。
2日目。起きたら霧雨…。うーん。またびっしょり濡れるのもなあ、今日もここに泊まるしなぁ、と弱気になり山荘で過ごそうと法華院にお参りなどしていたら、雨が止んでる！空が明るくなってきた！急いで荷物をまとめて10時出発。北千里浜に行ってみたかったので、その先の久住分かれ避難小屋でお弁当を食べ、戻ることにしました。北千里浜は広い砂地に澄んだ小川が流れる、不思議な空間でした。時折青空も見えたのですがまた曇ってきて、避難小屋で雨風を避けて昼食休憩。全く天気が回復しないので、迷う余地なく下山。この日は前日程は濡れることなく済みました。
そして3日目！朝からモルゲンロート！これは期待できる。待ち望んだ青空。バスの時間もあるので、朝食はお弁当にしてもらい7時出発。やっと、周囲の地形が見え安心して歩けました。
この日は三俣山に登って出発地の長者原に戻ります。三俣山の登りは笹原。滑りやすい黒土の所もあり、時間がかかりました。でも振り返れば絶景！中岳周辺の山々が壁のように北千里浜を囲んでいて、涸沢カールのようでした。西峰少し先のところで景色を楽しみながら10時のおやつを食べ、下山することにしました。
この後も、大きな岩の連続や滑りやすい黒土などが続いて、緊張しながら下りました。最後の林道は風も爽やかで、昨日までとは打って変わった快適なハイキングでした。
雨ではあったけど、おかげですいていて山荘では快適に過ごせました。温泉も4回入りました！部屋にはハンガーと布団くらいしかなくてスマホも圏外だけど、ここでしか過ごせない時間があったように思います。今度はいい天気の時に来たい！
九州遠征5日目の由布岳に続きます。