岳沢コブ尾根、ジャンダルム

2024年10月10日(木) [日帰り]

• GPS: 13:06
• 距離: 14.5km
• 登り: 2,316m
• 下り: 2,319m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:23
• 休憩: 1:43
• 合計: 13:06

2:23 スタート地点
2:30 河童橋
2:35 日本山岳会上高地山岳研究所
2:41 2:42 岳沢湿原・岳沢登山口
3:08 3:13 岳沢風穴
3:21 3:22 見晴台
4:24 4:45 岳沢小屋
10:53 10:55 コブ尾根ノ頭
10:57 11:15 ジャンダルム
11:17 11:26 コブ尾根ノ頭
11:31 11:37 畳岩尾根ノ頭
12:23 12:32 天狗のコル
13:42 14:11 岳沢小屋
14:44 見晴台
14:49 14:51 岳沢風穴
15:14 岳沢湿原・岳沢登山口
15:22 日本山岳会上高地山岳研究所
15:26 河童橋
15:29 ゴール地点

初日10/8は夜勤明けから15:00少し前に上高地到着、小梨平でBC。翌日10/9山行予定だったが雨きつく中止。翌々日10/10は天気問題なさそうなので登山開始、下山日でもある為早めに出発する。

上高地BT売店2階のレストランで食べた信州サーモン丼がやはり美味しい。初日夕食に雨の中夜はツェルトでカレーを作ったが、生米と豚バラ肉も小梨平売店で買って、松本駅MIDORI1階で下茹でカレーシチューの具というレトルトが訳あり110円だったので、つい作ってしまった。米もアルミポットでしっかり炊けて美味かったけど、途中で食い過ぎで苦痛だった。ジップロック持ってこなかったし残せないので、なんとか腹に納める😫

10/9昼前まで雨、ガスも多くて天気厳しく停滞。朝から酒、酒、昼は小梨平食堂、周辺散歩とかビアスタンドでビールとか・・・常に酒で、堕落を愛する単なる引きこもりおじさんだったのでした😅　横尾までの歩道封鎖で岳沢湿原のコース、景色いまいちなのに人がとにかく多かった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR→松本駅→上高地線
帰り：新宿BT行き高速バス

コース状況／危険箇所等

ガレ場多く、全体的に踏み跡薄くて分かり辛い。

その他周辺情報

小梨平キャンプ場に2泊して、天気の良い最終日に登山。

写真

10/8 14:12

上高地BT売店2階のレストランで信州サーモン丼。私の信州での好物の1つです😊

10/8 16:54

夜はカレー作った。腹一杯だったので、美味し飼ったけど胃袋が悲鳴を上げておりました。

10/9 11:13

翌日、停滞日。小梨平食堂で揚げたてのソースカツ丼。この日この時間、自分以外に客居らんと言う快適さ。

10/9 13:43

ビアスタンド。ここのビールも美味くて好き😋　夜はラーメンに餅入れたの食って早めに就寝・・・昼寝しすぎた？？　ほとんど寝付かれず😣

10/10 3:11

登山日、明神岳登山口の分岐点。だいぶ整備されててベンチも2つ出来てました。気温5℃で活動には涼しくて良い。沢へ進んでしまって、途中で藪を抜けて・・・

10/10 4:33

岳沢小屋、ここからあらゆる方面に出発される方々が朝食を弁当にしたり？　自炊などしてスタンバイしてました。

10/10 4:36

ここでキャンプ場で作っておいた朝食を食べた。少し冷めたけど、安定の味。変なところからこの時間にここへ来たことで、小屋泊まりの人から、変人扱いされて辛い😓

10/10 5:05

小屋のトイレ側テラスの階段を下りて、天狗沢方面へ。

10/10 5:42

暗くて左岸を歩いていると、そのまま尾根に登ってしまった。正しい道は写真中央の谷、沢の真ん中ですね💦　支点も取れずラぺリング出来ず、このままひとつ未踏のピークを上り詰めた。
やっぱ岳沢で泊まっておいて、前日に下調べしておくべきやった。

10/10 5:46

しかし朝焼けが美しい。とは言え、フリーで登ってアクロバティックなムーブして、腕が攣って滑落寸前を耐えたり😇　久々に人生終了の覚悟をした。

10/10 5:55

乗鞍岳、霞沢岳、六百山にモルゲン。少しでもバランスを崩すと落ちてしまうので必死です。緊張感MAX。

10/10 6:28

無名のピークを何とか超えて、無事ここに下りて来た。木々の密度酷く、藪漕ぎエグくて体力と時間を無駄に消費。ここから少し下山してルート復帰します。正直、もうこのまま撤退下山しようか考えていた😣

10/10 6:33

この段階でもまだルート復帰出来ていない😅　もっと下りなければならんし。

10/10 6:50

なんとかルートに復帰。時間的に行けるので気持ち持ち直し続行します。しかし、体力は大分消費ですよ・・・

10/10 7:00

後ろの景色で多少心身の回復？

10/10 7:02

暫く沢を登り続け・・・

10/10 7:21

広大な草付きを登る。結構濡れてますし凍ってます😅

10/10 7:30

あれは！　ロバの耳？

10/10 7:34

草付き濡れてますが、滑りそうで意外と滑らない。

10/10 7:37

良い幕営適地あり。明日休みならここでビバークしたい気分。そして、ツェルトは小梨平にデポ中という😂

10/10 7:37

左の岩と草を登ります。ここからの360度見晴らしが凄い！

10/10 7:38

重太郎新道なんかも、ここからやとよう分からん。

10/10 7:44

明神岳、あそこも中々楽しいんですよね。また行きたい！

10/10 7:44

前穂と明神岳

10/10 7:45

ハイマツには分かりやすい踏み跡あり。

10/10 8:00

左上のピークが二峰、そこを目指します。

10/10 8:04

ここはラペリングしなくても下りれます。

10/10 8:05

フィックスロープもあり、楽勝？　です。

10/10 8:05

中々辿り付けない二峰。あそこが核心！

10/10 8:08

さっき下りたピークを振り返る。

10/10 8:19

足元を振り返る。登った所、こんな垂壁だったっけか？😅

10/10 8:20

ひたすら登り続ける。

10/10 8:23

後ろは上高地他素晴らしい景色。

10/10 8:23

またガレ場あり。

10/10 8:32

ここもガレ場好きには堪らないルートですよ。

10/10 8:36

あの岩場、何処から登ろうかな。

10/10 8:41

登った所振り返る度達成感あるけど、まだまだ先は長い。

10/10 8:45

ここも登りやすそうな所から登ります。

10/10 8:49

どこからでも登れそう

10/10 8:57

ここは←からが簡単でした。

10/10 8:57

ここから↑へ。

10/10 8:58

下には3人くらいは寝れそうな岩のビバーク地点。坊主の岩小屋くらいはスペースある。

10/10 9:02

右真ん中のクラックと、左には写ってないがルートあり。クラック面白そうやけど、時間的に余裕無いのでやっぱりやめて左ルートへ。

10/10 9:14

西穂高方面。

10/10 9:14

左ルート、最初の一手越えると割とイージーでした。最初の一手はクライミングシューズ持ってきてなくて、少々不安でしたけど、フリクション効いているお陰で助かる。

10/10 9:17

振り返ると前穂高岳。槍もチラッと。

10/10 9:20

下降の支点下の方にもあり。

10/10 9:29

これでラペリング。

10/10 9:33

懸垂はやっぱ気持ちええですね。30mロープでも大丈夫な程度の懸垂でした。

10/10 9:49

二峰を振り返る。右のピナクルから少し下りて、一番下より一つ上の新しめな残置をつかいました。

10/10 9:49

続く登り返しはハイマツに沿って。

10/10 9:54

振り返る二峰、存在感なかなか！　岩小屋？　に泊まって、岩と3回程度戯れるのも良いかも？

10/10 9:58

ジャンダルム、ロバの耳、馬の背には人が見えた。

10/10 10:02

フリクションよく効く岩が多くて助かる。

10/10 10:02

でも、脚には疲労感たっぷりデス😊

10/10 10:03

ダイナミックな景色。肉眼じゃなきゃ伝わらん奴。

10/10 10:05

寝不足で頭痛がするけど、気にしない。

10/10 10:16

この程度のハイマツなら大したことありません。

10/10 10:24

まだ咲いてる！

10/10 10:30

コブの頭、何処からでも登れそう。

10/10 10:30

振り返って達成感。

10/10 10:43

ジャンダルムからは様々な歓喜の声が聞こえる。こっちに気付かれ、凝視される視線が少し痛い😓

10/10 10:43

11時にはジャンダルム着きたいのだけど、脚が売り切れなのでゆっくり進んでます😅

10/10 10:51

ロバの耳

10/10 10:54

奥穂の堂々たる存在感。

10/10 10:54

ジャンダルム、あそこまではすぐそこ。

10/10 10:54

笠ヶ岳、笠新道は自分には一番キツイ記憶です。

10/10 10:54

薬師とか双六とか色々と見え過ぎる！

10/10 11:03

穂高岳山荘、北穂方面。

10/10 11:03

槍方面。

10/10 11:03

ジャンダルムから見える山々、名峰多すぎて胃もたれする。

10/10 11:04

間ノ岳とか西穂高岳

10/10 11:04

さっき居たコブの頭

10/10 11:05

明神、吊り尾根と前穂

10/10 11:05

奥穂高岳

10/10 11:05

ジャンダルム、新しい天使2つも！

10/10 11:06

古いのは滑落したんでしょうか？

10/10 11:07

健脚の2人連れに撮って貰った。上高地から西穂山荘経由で来たとの事です。他に1人奥穂から西穂へ向かう単独者居ました。天気も素晴らしく、皆笑顔が絶えない！　って、自分もか！

10/10 12:01

六百山、霞沢岳

10/10 12:13

気持ちの良い稜線歩きして、天狗のコルにある廃小屋で休憩。

10/10 12:18

昼メシは小梨平売店で買った甘いものしか無い😅　コーラ旨いけど頭痛増し増し。

10/10 12:45

後は天狗沢を下りるだけ。

10/10 12:45

上の方は浮石多しで怠かった。

10/10 13:19

7月にここ来たらお花畑凄そう。

10/10 13:38

岳沢小屋

10/10 13:45

テラスからは絶景！　明神岳。

10/10 13:45

あの辺天国に見えるけど、実際そうなんですよね。稀に熊出るらしいけど、幕営敵地も沢山ありますぜ？

10/10 13:45

奥明神沢。雪解けの時期は落石地獄でした。

10/10 13:46

10/10 13:52

ランチは13:00終了。14:00までならまだコレ頼めます。カレーナンドック辛口で美味い！　1000円とスーパードライ600円。

10/10 15:15

ガレ場の長さランキング1位？　の六百山。岳沢の絶景は唯一であったが、もう登りたく無い山の1つ。

10/10 16:20

観光客7割方外国人でした。この後ツェルト畳んで16:50の高速バスで帰りました。この時間だと、夕食は帰ってからになってしまうのがなあ・・・

撮影機器：

iPhone X Apple

装備

個人装備

50mロープ

備考

クライミングシューズ

感想

reno98

10/10 何故かあまり眠れない😣　2:23出発
草付きやハイマツ帯多い。ハイマツはトレースしっかりあり分かりやすい。
岩はフリクション効いてるので登りやすい。二峰の登りは3ヶ所サビサビの残置ハーケンあるが、1番左の所から登攀。二峰のラペリング15m程度。あとはひたすら登るのみ！　

岳沢小屋までも沢を登り続けて藪漕ぎで復帰、何気にキツイ、そしてさらに暗い中痛恨のミスコース。登る必要のない尾根を登り、戻るのも滑落の危険あるし、進むしかない。斜度がキツイし岩も脆すぎ、ハーネス類まだ装備してないし、支点も取れず尾根登ると今度は藪漕ぎ地獄。体力と時間を無駄に消耗したが、なんとか降り切ることが出来た。そこから少し下山してルート復帰。
…ですので、この山行は反面教師として参考程度にしてください😅