4WD登山の古光山からススキ輝く曽爾高原へ
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- GPS
- 05:24
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,406m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 5:39
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ふきあげ斎場の横が登山口 登山ポスト、トイレ無し 国道369号を東進して掛の信号を直進し県道81号の入り、曽爾トンネルを 抜けしばらく走ると曽爾村役場へ向かう橋の50mほど “手前” を右折して 上がって行くと、二又になってるところを左の林道に入りグングン登って 行くと大峠(ふきあげ斎場前)に着きます。 この林道、アスファルトがめくれて穴ボコになってるところがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大峠登山口⇒南峰 登山口から50mほどは緩やかに登って行きますが、暗い植林帯を抜けた ところから急坂となり、すぐに直登の激登りのロープ場が現われます。 このあたりは粘土質で滑りやすいため、特に下りは要注意です。 真っすぐ登って行くロープ場が終わると、南側の展望が良くなります。 この先、尾根が細くなったり広くなったり、斜度が緩くなったと思うと また激登りのロープ場が現われたりで、グングン高度を上げて行くと 展望のイイ南峰に登り着きます。 南峰⇒古光山山頂 南峰がら古光山の間は、ジェットコースターのような急なアップダウンを いくつか繰り返します。 南峰から少し下って、ほんの少し登ると岩がゴツゴツした小ピークがあり ここからは、南峰が間近に迫り反対の北側はこれから向かう古光山とその 右側に後古光山、そしてその奥に曽爾高原が眺められます。 また、東側は三峰山から局ヶ岳へ伸びる稜線や、学能堂山、大洞山等、 そして西側は住塚山〜国見山、屏風岩、兜岳、鎧岳が眺められ、ここは 古光山で一番展望がイイところと思います。 ただ、この小ピークは非常に狭いのと、木が生い茂っているものの東西は 切れ落ちているので注意してください。 休憩するには南峰の方が少し広いです。 古光山山頂はもう少し広くなりますが、樹木に囲まれているので展望は 木の間越しに曽爾高原が少し見える程度です。 古光山⇒フカタワ⇒後古光山 この間が、このコースのもっともハードなところです。 古光山山頂からすぐにロープ場の激下りですが、少し緩くなったと思った その先からが核心部となり、ロープ、木の幹、木の根、岩角を掴みながら 垂直に近いようなところを下りて行きます。 段差の大きいところも多く、滑りやすいので特に注意が必要です。 フカタワからは後古光山へは、古光山側ほどではないですが、ロープ場の 激登りで、ここも注意が必要です。 後古光山⇒長尾峠⇒亀山⇒曽爾高原 後古光山から少しの間、急な所はありますが、大峠から後古光山までと 比べると、階段や鎖の手すり?等も設置されていて歩きやすく、特に 危険なところはありません。 長尾峠では、どちら方向へも車道を横切って登山道に入ります。 なお、この長尾峠にも駐車できます。 |
その他周辺情報 | 曽爾ファームガーデン お亀の湯 通常営業時間4月1日〜11月末日 朝11時→21時【最終受付20時】 12月1日⇒3月31日は冬時間になります 朝11時→20時30分【最終受付19時30分】 定休日 水曜日 水曜日が祝日の場合は営業 翌日が休み |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
飲料
2.5万地形図
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS(スマホ)
常備薬
カメラ
|
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感想
前日の土曜日に、久々に大台ヶ原へ日の出を見に行こうと思ってたのが、
朝起きたら陽が高く上がっていて、「明日にしよ!」とまた昼寝。
そして未明に眼覚ましで起きたけど、なんか夜中に走るのが面倒になり
二度寝するとまた陽が上がってて、急いで支度して10時過ぎに自宅を出発。
大台はこの時間やったら駐車場いっぱいやろうし、日の出が見られんの
やったら面白味も半減。大峯方面は遠いし、明神平もこの時間からやったら
クルマ停められ無さそう・・・。
クルマを運転しながらいろいろ考えてたら、ハンドルは高見山の方へ。
で、またいろいろ考えて、高見山よりコースが面白い古光山に決定!
大峠に11時20分に到着し、急いで山支度して出発。
わかってはいるものの、大峠からすぐのロープ場激登りでヒーヒー。
でも南峰の景色とその先のゴツゴツ岩の小ピークからの景色に満足!
古光山でエネルギー補給後、今日のメインイベントの激下り&激登り
第一ラウンドスタート。
毎度のことながら、下りでも汗をかきながら楽しい激下りと大汗の苦しくも
楽しい激登りで、後古光山に着いたころには気持ちは「スカッと爽快!」
曽爾高原は、風も気持ち良くロケーションも最高なんやけど、人が多くて
気分はイマイチ。
でも、展望広場で休憩しておられた和泉市在住のSさんに声をお掛けしたら
金剛山や大峯、台高に比良山の昔むかしの昭和時代の山登り事情や道具の
話で盛り上がり、大変楽しく過ごし予定休憩時間を大幅にオーバー。
その後、お亀池までご一緒してお別れし、急いで帰路に。
長尾峠から長〜い階段を登り、これから越えて帰る後古光山と古光山を
仰ぎ見て「林道を大峠まで歩いた方が良かったかな?」と最近良く出る
弱気の虫。
しかし、後古光山と古光山の間の激下り・激登り第2ラウンドが始まる。
で、「あ〜、シンドイけどやっぱりここのコースはオモシロイ〜!」
「両手両足の4WDでガンガン下りてガシガシ登る(て言うほどやないけど)と
大汗かいてだんだんhighな気分になってくる〜!」
前回の三ノ峰ではこうはいかなかったけど、今日は気持ちイイ〜!
と、まあこんな恍惚?の時に長尾峠で出会ったご夫婦さんと古光山で再会。
曽爾高原駐車場に車を置かれてるので「このまま長尾峠に戻ります。」と
仰られるのを、半分無理やりに「長尾峠からほとんど無展望の激下り・
激登りをしてきてたどり着いた古光山がほぼ展望なしやのに、ここで
帰ったら絶対もったいない!せめて南峰まで行かんと!!」「ここから
長尾峠に戻るにはフカタワまで下りて後古光山を登り返さなアカンので、
距離的にも時間的にも、体力的にも、大峠に下りる方が近くて早くて楽やと
思うし、その間にスゴく展望のイイところがあるので大峠に下りる方が
絶対にお得です!」「大峠から曽爾高原駐車場までお送りしますよ!」と
言葉巧み?にご夫婦さんをお誘いして、大峠までご一緒することに。
なぜ半分無理やりにお誘いしたかというと、せっかくシンドイコースを
辿ってきても、長尾峠からではほとんど展望が無いのに、ちょっと先に
足を伸ばすだけでゴツゴツ岩の小ピークや南峰からの展望が眺められる
のを知ってほしかったからです。
で、特に旦那さんにはゴツゴツ岩の小ピークからの展望とスリリング感を
気に入っていただけたようで、半強制で連行?した私も少し「ホッ!」と
しました。
その後、いろいろお話しながら楽しく大峠に下山し、曽爾高原駐車場まで
キチンとお送りさせていただきました。
コメント
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sukanpoさん、こんばんは。
もうススキの季節ですね〜。この季節の曽爾高原は格別ですよね。
しかし人が多すぎるのがいまいち…
晴天と一面のススキ、また見に行きたくなりました
Hacchyさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
そうですね、青空と白い雲の下にたなびくススキの曽爾高原はとても気持ち
イイですね!
でも、人が多いだけでもイマイチなのに、お亀池の少し上の高台で環境省の
腕章をした係員がコースを外れた人に対してハンドマイクで怒鳴ってるのが
マイナスイメージです
人が少なく係員が居ない朝早い時間に行かれれば、曽爾高原のホントの
素晴らしさが楽しめると思いますよ〜
レコ、楽しみにしときま〜す
sukanpoさん、こんばんは
古光山はたしか木の根っこを
手足を使って登った記憶がありますね。
曽爾高原はやっぱりこれから一番いいですよね
夕日に照らされて黄金に輝くススキ、大好きですね!
chasseさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
古光山、長尾峠から大峠まで歩いても距離は短いのに、その中に長〜い階段
から、激登り・激下りのロープ場にチョットした岩場、ヤセ尾根・広尾根
展望のイイ岩峰などいろんな要素が濃縮されてるのでとても面白いですね。
特に、手足のフル4WDで登下降する古光山⇔フカタワ⇔後古光山は身体の
動きに変化があって、何度行っても飽きないです!
夕日に照らされて黄金に輝くススキの曽爾高原もメッチャ良いですね。
でも、ライトアップをするからか夕方も次々とクルマが上がって来てたので
夕日に照らされる時間も案外人が多いかも…
古光山と夕日の曽爾高原のレコ、お待ちしております〜
sukanpoさん、こんばんは
冬の高見山以来なかなかお会い出来ないでいますが
いつも詳しいコース状況のレコは楽しみにしてますよー
大変勉強になってます!!
togataさん、こんばんは。
ホント、なかなかお会いできないですよね。
でも、雪の季節になれば私の行ける山は高見山と三峰山と明神平しか
無いのでまたこのうちのどっかでお会いできるでしょうね!?
私も、もっと金剛山に行けば確率は上がるんかな
コースの写真は、「どう撮ったらわかりやすいかな。」とは思ってるのですが
なにせ写真がヘタクソなので、いまひとつわかりにくいかな?
文章も思い込みや思い入れが多分に入ってるので、あまり信用しないほうが
良いですよ
ほんで、またお会いできるのを楽しみにしときま〜す
コメント、ありがとうございました!
古光山から亀山、展望広場までの縦走ですね。
いいお天気で、山歩きには最適だったのではないでしょうか。
古光山から眺める曽爾高原と、逆に曽爾高原からススキを通して古光山を
眺める・・・これは気持ちの良いものですね。
sukanpoさんは以前古光山と鎧、兜を回っておられますね。
その脚の強さを私に譲ってほしいなぁ
いつも途中でへばってしまうので、sukanpoさんの山行を見ては「溜め息」です。
いつも詳しく山道の様子を書いていただいているので、大変参考になります。ありがとうございました。
s_fujiwaraさん、こんばんは。
いつも、コメントをありがとうございます
スタートが遅かったのですが、古光山だけでは物足りないのと
やっぱり曽爾高原のススキが見たかったので展望広場まで行きました。
天気が良かったので気持ち良かったですが、曽爾高原は朝早い時間に行くのが
イイですね
今年に入ってから、なんか身体が重いような気がしてあまり長い距離を歩け
無くなって、去年 なぜあれだけ歩けたのか不思議に思ってるくらいです。
私も、年齢には勝て無いのでしょうか!?
私も良く参考にさせてもらってましたし、今も参考にさせてもらってますので
少しでも他の方の参考になれば…。と思ってるのですが、どうなのかなぁ?
間違いや不適当な部分があれば、ご指摘ください!
よろしくお願いします。
あのお世話になった夫婦です
おかげさまで良い景色を見れてとても感動しました!
嫁さんも景色の良さに行って良かったって言っています
あの時「もう当分来ないかも...」と言いましたが4WDの上り下りをまた、したくなってきました。
時間が出来れば紅葉の季節に行けたらなぁなんて思っています。
この度は有難うございました
yamasurfさん、こんばんは。
ヤマレコ登録されたんですね!
レコをお待ちしていますよ〜!? と言っても、しばらくはいろんな方の
レコを見られて雰囲気を感じ取ってからの方がいいかも…!?
古光山や曽爾高原もイイですが、他にもイイ山がいっぱいあるのでいろんな
山に行くのにも、他の方のレコを参考にされたらイイと思います
またどこかのお山でお会いすることを楽しみにしときますね〜
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