富士箱根トレイル/金時山～矢倉岳～駿河小山

2024年10月12日(土) [日帰り]

• GPS: 08:19
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,086m
• 下り: 1,479m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:20

7:29 スタート地点
7:31 7:32 金時登山口
7:35 太郎平バス停
7:39 金時神社口
7:44 7:45 金時神社駐車場
8:04 8:06 金時宿り石
8:33 8:41 公時神社分岐
9:00 9:20 金時山
9:20 9:23 金太郎茶屋
9:25 9:26 金時茶屋
9:43 9:44 新柴分岐
9:52 9:53 猪鼻砦跡
10:07 足柄峠林道ゲート＆駐車場
10:31 10:47 足柄峠
10:51 10:53 足柄山聖天堂前トイレ
11:02 足柄万葉公園
11:48 11:59 山伏平
12:14 12:17 矢倉岳
13:14 13:15 山伏平
14:44 14:58 遊女の滝
15:48 駿河小山駅
15:49 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

箱根へのバスは御殿場からハイウェイバスを利用できるが、座席が予約できなかったり（立っての乗車不可）東名高速の状況により遅れることがあるらしい。そこで小田原からのバスを利用した。

06:45発　小田原駅東口
↓　箱根登山バス [T]桃源台線　桃源台〔箱根〕行
↓　38分　　1,120円
07:23着　仙石原小学校前

07:26発　仙石原小学校前
↓　箱根登山バス [G]御殿場線　御殿場駅〔箱根乙女口〕行
↓　2分　　270円
07:28着　金時神社入口

帰路は駿河小山駅からJR御殿場線を利用。無人駅なので降車時に運賃精算する。

コース状況／危険箇所等

【足柄峠と矢倉岳の途中にあるP776分岐～駿河小山】
富士箱根トレイルの一部で整備されているが、歩く人が少ないので、道の状況などを書き残しておきます。
P776分岐には、足柄峠、矢倉岳、駿河小山の3方向を指し示す道標あり。
駿河小山方面へ進むとすぐ下り坂になる。広葉樹が美しい。
落葉によって踏み跡がちょっと見にくいかもしれないが、頻繁にピンクテープが付けられているので、迷うことはないと思う。
標高610mで堰堤の脇に降り立ち、標高600mで3方向からの沢が合流する地点で北側へ渡渉する。
渡渉した先から林道大沢線が始まる。この林道は舗装されていない。
標高543mの奥大澤入口で舗装道路に至る。
この分岐を左に行けば「誓いの丘」、右へ行くと「遊女の滝」を経て駿河小山へ。
後は舗装道路をひたすら歩けば下谷の集落が見えてくる。

その他周辺情報

駿河小山駅前交流センター
http://www.fuji-oyama.jp/index_shisetsu_202012111037240.html
うどんやカレーライス、コーヒー、ビールなど
開放感のある２階テラス席がお勧め

山北さくらの湯
https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004250.html
大人 2時間 500円

写真

10/12 7:45

金時神社、初めて来ました。

10/12 7:47

出発前に記念撮影
居合わせたハイカーさんに撮影していただきました

10/12 7:53

杉林の中のトレイルを登っていきます

10/12 8:03

巨大な岩がありました
「宿り石」という名前が付いているそうです　

10/12 8:29

ボタン岩

10/12 8:30

大涌谷

10/12 8:59

公時神社分岐
ここで小休止

10/12 9:20

半年ぶりに金時山の頂きを踏みました

10/12 9:01

富士山はもうすぐ雲隠れ
間に合いました😀

10/12 9:03

神山・芦ノ湖方面、その向こうに伊豆の山々

10/12 9:41

足柄峠へ…鳥居をくぐる
すれ違ったハイカーの数は少なかった

10/12 10:32

足柄峠の城址公園
2019年1月以来です。

10/12 10:36

Y字バランス！身体硬すぎ😂

10/12 11:01

熊出没注意！今年の9月？去年の？

10/12 11:05

岩田たにいずみ翁の道標がかろうじて残っていました

4/25 12:34

かつての同じ道標
2015年4月撮影

10/12 11:07

足柄万葉公園の中を歩いていきます
綺麗に整備されていて過ごしやすい公園ですね

10/12 11:35

時間的余裕があるので矢倉岳へ寄り道しよう

10/12 12:14

矢倉岳の山頂
日差しが熱くて暑くて…

10/12 12:44

足柄峠方面へ少し戻ったところにある手製ベンチでラーメン昼食にします

10/12 12:33

眼の前には三国山稜
ブナ黄葉の季節にまた歩くつもり

10/12 13:52

足柄万葉公園から駿河小山方面へ
広葉樹が綺麗で癒やされるトレイルでした

10/12 14:09

林道終点の堰堤まで降りてきました
一箇所渡渉する場所がありますが、ピンクテープがあるので迷わないでしょう

10/12 14:11

ここからは舗装されていない林道歩きになります

10/12 14:22

土砂が流出＆堆積して林道のように見えない箇所もあり

10/12 14:25

お、道標が見えた

10/12 14:25

まだ4.5kmもあるのか〜

10/12 14:53

遊女の滝
倒木は綺麗に撤去され、道路から川まで降りられるようになっていました。
岩伝いに滝壺まで行けます

10/12 14:59

滝への入り口の向かいに岩田翁の道標が残っていました
自然に還りつつあります…

10/12 15:29

東名高速道路の下に保存状態の良い道標が残っていました

10/12 15:33

今日歩いてきた道
足柄峠に「サンショウバラ日本一の大木」があとは知りませんでした

10/12 15:47

駿河小山駅にゴール！
駅前交流センターのスタッフさんが私のことを覚えていてくれて、しばし山談義を楽しみました

サムネイル用

撮影機器：

DMC-LX3 Panasonic

iPhone 12 Apple

感想

メロンパン

天気の良い土曜日にどこを歩こうかと考えていると、富士箱根トレイルが頭に浮かんだ。御殿場線の北側はすでに何度も歩いているが、南側の駿河小山から足柄峠の区間は未踏のまま残っている。この区間を歩けば金時山周辺と御殿場線の北側が赤線で繋がる。そんなことを考えて計画を立てた。

朝早く小田原から箱根に入った。車内放送のバス停案内で「次は、金時登山口」を聞いてバスから降りたら、目的のバス停より2つ前だった。「金時登山口」は「金時神社にある登山口」のことかと勘違い💦

金時神社まで車道を歩き、早速登り始める。季節は10月半ばだが、日差しが強く、気温も高い。Tシャツ一枚でも十分な暑さだった。これも温暖化か沸騰化か。気温40度超えが当たり前になったら夏の山は危険すぎて登れなくなってしまう。

金時山の山頂に到着すると、富士山は雲に隠れる直前。なんとか間に合った。昼食にはまだ早かったので、少し休憩をしてから足柄峠に向かう。金時山と足柄峠の間は意外と距離がある。2019年の冬、セキヒロ親子に誘われて、当時小学校1年生だった長女と共にこのルートを歩いたのを思い出す。あのときは足柄駅から登ってきたのだ。小さな体でよくこんな長距離を歩けたものだ、と改めて感心する。

時間に余裕があったため、途中で矢倉岳に寄り道してから駿河小山に向かう。矢倉岳の山頂には新設のベルが立っていた。ハイカーが多く、鳴らしたら迷惑になりそうだったので、写真だけ撮影してその場を後にした。

足柄峠と駿河小山との分岐から林道大沢線の終点にある堰堤まで、広葉樹林の中を下っていく。明るくて気持ちの良い下り道だった。

林道の途中には「遊女の滝」がある。何年か前までは倒木で到達不可だったが、倒木はすでに撤去され、しっかりとお助けロープも張られていた。せっかくなので道路から沢へと降りてみた。岩を伝いながら滝壺まで行くことができる。水音が心地よい。

さらに林道を下っていくと集落が見えてきた。駅までの途中、東名高速道路の高架下には、岩田翁が作ったカラフルな道標が残っていた。保存状態の良い道標はこれだけになってしまった。

駅前の交流センターに立ち寄り電車が来るまで休憩させてもらった。YAMAPのオリジナル手ぬぐいは1時間前に在庫切れで入手できず。それでもスタッフさんと富士山や富士箱根トレイルの話ができ、有意義な時間を過ごせた。ついつい長居してしまった。

三国山稜のブナが黄色に染まるのは10月末頃かな。今から楽しみにしている。