念願の猫又山&釜谷山へ😸!(富山の百山:85・86座目)
- GPS
- 10:57
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 2,003m
- 下り
- 2,005m
コースタイム
天候 | 🌞〜⛅〜🌫 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なので、砂防工事作業道(未舗装)のゲート手前にある駐車スペースへ。ここは余裕あり(そもそも猫又方面に行く人少ないから?)。付近の幾つかのスペースを含めると10台ほどは停められる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
.押璽函船屮淵ラ取水堰堤 ・ゲートから歩き始め、最初の橋(ちょっとボロい)を渡ると「林道分かれ」地点。ここを左へ(右に行くと大窓小窓方面)。 ・更に行き、二つ目の新しい橋を渡ってすぐに左手に大猫山登山口のピンテを見つつそのまま沢沿いを進む。右手には取水堰堤が見える。 ・その先は花崗岩の真砂で埋め尽くされた川原に出て、徒渉した先に登山口を示すピンテがある。 ▲屮淵ラ取水堰堤〜ブナクラ峠 ・序盤の急登を登ったら暫くは平坦な道。だが、山腹から流れ出る沢水が登山道を流れ始めるようになり、川状態になった道を暫く歩く。増水していなければ飛び石で対処可能。ビバークできそうな大きな岩屋の所まで来ると川の登山道は終了。 ・戸倉谷出合ともう少し先で二か所の徒渉ポイントあり。増水していなければ飛び石で余裕。この先、いよいよ登山道も傾斜がきつくなってくる。 ・最終盤はゴーロ帯。距離は短いが、かなり歩きにくい。岩の隙間もあるので、スマホなどの落下注意。 ☆全体的に、登山道脇の草が鬱陶しいので、朝露対策は必須。ミドルカット以上の防水登山靴にゲイター(又はレインパンツ)は必携装備。 ブナクラ峠〜猫又山 急登に次ぐ急登&ヤブ! 倒木・鬱陶しい木の枝などてんこ盛りのアドベンチャーを楽しめる?ルート。朝露がひどいので、レインウェア(上着)を着用した方が良いと思った。 で又山〜釜谷山(往復で2時間) ・登山道なし。踏み跡やテープはあるものの、どう行こうか迷う箇所もある。が、「みんなの足跡」を見つつ外さなければ迷子になる事はないと思われる。 ・ヤブのない所は基本的に東側の草付き急斜面をトラバースして歩くが、ここがとても滑りやすい。私も同行された方も尻餅ついて1.5〜2mほど滑落?経験をしました。 ・山頂直下は二重山稜的になっており、そこを登り詰めるが、最後まで行ってしまうとハイマツヤブに嵌ってしまうので、少し手前の右手にあるテープに従って這い上がると山頂に至る。 ゲ嫉鎧 ヤブ漕ぎは登高時よりも下山時の方が楽だった。ひどい急斜面の下降となるが、登山道脇からワサワサ出る笹ヤブや木に引っ掴まりながら下りると案外楽だった(翌日は両腕が筋肉痛になりました)。 |
その他周辺情報 | ♨アルプスの湯 https://kamiichimachi-zaidan.jp/ 広いのでゆったりと入浴できる。全身浴・寝湯・圧注浴・人工炭酸風呂に関しては循環濾過&塩素使用。 ちょっと隠れた場所にある露天風呂?で、コーヒーのような色のモール泉の方は源泉かけ流し(加温・加水はしている模様)。 |
写真
装備
備考 | 💧水(ハイドレーション)1.5ℓ準備→1.4ℓ消費 🧴スポーツドリンク500mlPET×2(計1ℓ)準備→0.75ℓ消費 🍵昼食用のお湯450ml→450ml消費 |
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感想
2年前に毛勝山に登った時、次は猫又、あわよくば釜谷もと思って心の準備はしてきて遂に行く時が来た(長い!)。
行くならばブナクラ谷の水量が少なく、且つヤブの勢いも弱まった10月だろうと思っていた矢先、有志の方がヤブを一部刈り払いされたとヤマップのレポが上がっており、これはチャンスと。しかも、個人的に10月で行けそうなのは12〜14の三連休のみ。もう行くしかない。
そんな状況なので3日前くらいからソワソワしていたが、前日は案外眠れたのでスタート時のコンディションはバッチリ✌
10月ともなれば剱岳登山の人も少なくなるだろうと思って馬場島荘に着いたら駐車場は満車でびっくり。早月小屋ももう閉まっているだろうに。
困ったなぁ、これだとゲート前の駐車スペースも満車かな?と思ってダメ元で行ってみたら意外にもこっちはガラガラ😅
ゆっくり準備したので、ブラックスタートもすぐに夜明け。ブナクラ登山道の徒渉も何の問題もなく。ただ、朝露が凄まじいのでゲイターorレインパンツ+防水登山靴は必須だと思った。お陰で全く浸水しなかった。
地図上では破線ルートであっても、ブナクラ峠までは条件さえ良ければ普通の登山道レベルだったが、それより上はやはり破線クラスの「道」でした・・・。クズバ山以上の急登に加えてヤブが立ち塞がるのだから、ヒョイヒョイ突破するなどできない箇所もあった。
道は殆ど明瞭なのでルーファイするレベルでもないが、体力ばかりは必須ですな・・・。ヤブ地帯を抜けたら安心したのか急に足が重くなったが、丁度疲れたところで猫又山山頂到着。感慨に耽った。
食事しつつ暫く休んでいたら、後からTsuさんという方が登って来られた。釜谷山はどうしようか少し迷っておられるようだったが、(体力バリバリにありそうな方だったので)「どうせなら行きましょう!」と言って先行したら、直後にTsuさんもいらっしゃってご一緒する事になった。
元々は1人でも行くつもりではあったが、やはり同行者がいると物凄く心強かった。時々道に迷った時も相談できるし、2人とも尻餅ついて滑ってヒヤリとしたので、やっぱ1人だとハードル上がるなというのを実感した。
釜谷山までは草地とヤブ地帯を交互にこなすルートになる。登山道はない(破線ルートですらない)が、踏み跡は結構しっかりしており、テープも最小限ある。ルーファイに次ぐルーファイというのではなく、都度迷った所でルーファイしたら答えがちゃんと出るので難易度は低めかと思った。それでも、登頂の達成感は一入のものがあり、猫又以上に感慨無量となった😭
帰りのヤブ漕ぎも思いやられたが、両手で丈夫な笹を引っ掴みながらスイスイ下れて思った以上に楽だった。が、翌日は肩・腕ともにキツイ筋肉痛になりました😵
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