東北山旅②/猫魔ヶ岳・雄国山

2024年10月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 14.4km
• 登り: 719m
• 下り: 725m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:06

距離 14.4km 登り 719m 下り 725m

7:36 金沢峠
7:45 雄国沼湿原
8:07 雄国沼湿原
8:18 8:27 金沢峠
9:32 厩岳山分岐
10:04 10:07 猫石
10:29 11:07 猫魔ヶ岳
11:25 猫石
12:38 12:39 雄国沼休憩舎
12:41 12:42 水場
12:47 分岐指道標
13:13 13:31 雄国山
13:54 14:03 牛殺山
14:15 分岐指道標
14:20 雄国沼休憩舎
14:42 金沢峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/金沢峠

コース状況／危険箇所等

道の状況／良好　二子山分岐、厩岳山分岐間の林道で熊出没

写真

10/12 7:37

前日の曇天の安達太良山とは打って変わり、今日は終日天気が期待できる。金沢峠の展望台から眼下の雄国沼を眺める

10/12 7:41

まず、沼に下りてみよう。整備されている階段だが、ステップ幅が足に合わない

10/12 7:46

いわゆる木道はプラスチック製で腐食の心配はなさそうだ

10/12 7:46

カヤの向こう側に見える山は西吾妻山

10/12 7:51

この湿原一面にニッコウキスゲが咲くと言う。見てみたい。正面に猫石、猫魔ヶ岳の稜線が見え、その後ろに雲に覆われ見えないが磐梯山が控えている

10/12 7:55

周回できる木道は来夏に備えて整備中のようで、半分進んだところで通行止め

10/12 7:56

西吾妻山が見える鞍部の左手の雄国山の登山道が見える

10/12 8:26

金沢峠に戻って、周回スタート

10/12 8:28

舗装道路が続き、車はまだ進める。この小山を回ったところで展望が開け、

10/12 8:33

北西方向に雲海に浮かぶ飯豊連峰が見える

10/12 8:34

南から南西方向に茶臼岳、日光白根山、燧岳、越後駒ヶ岳とそうそうたる山が並んでいるようだが、判別はできない

10/12 8:48

雄国沼の湿原部が近い

10/12 8:52

ここから登山道かと思ったら二子山との分岐点。舗装道路は砂利道に代わる

10/12 9:07

さて、ここでガサッ、ドサッと言う音に気づき顔を上げたら、クマが右から左の笹藪へ瞬足で横切って行った。ほんの10m先で！こっちを見て行ったとツレは言う

10/12 9:32

こっちに向かって来たら、とても防ぎ切れるものではないと実感する。一瞬のことで却って恐怖を感じない。二子山分岐とこの厩岳山との分岐点との中間位置でのこと

10/12 9:42

左の猫石方面を進む。ブナ林が続くが他の雑木と混ざって雑然としている

10/12 10:00

猫石の分岐に着いた

10/12 10:06

後ろに回ると岩場になっている。どこから見るとネコなんだろうか

10/12 10:03

雄国沼が一望できる。雄国沼はこの猫魔ヶ岳の噴火によってできたカルデラ湖だそうだ

10/12 11:07

そこから20分余りで三角点

10/12 11:06

猫魔ヶ岳山頂だ。ネコの置き物のそばのネズミは生きた心地がしないだろうね

10/12 10:31

東方向に磐梯山がドーンと見える。麓に見えるのは八方台の登山口のようだ

10/12 10:33

北東には檜原湖、西吾妻山から東吾妻山まで見えるようだが今は雲に隠れている

10/12 10:47

南方向眼下には大きな猪苗代湖が見える。素晴らしい展望だ

10/12 11:28

猫石まで戻って、雄国沼休憩舎に向かって下る。細いブナが林立している。下るに従い幹が太くなる

10/12 12:17

沼の淵まで降りた

10/12 12:27

沼はここで堰き止められており、雄子沢川を経て檜原湖に流れこむ

10/12 12:30

沼の向こう左側ピークが猫魔ヶ岳、中央に猫石、厩岳山と連なる

10/12 12:31

進む方向、見上げれば雄国山がすぐそこに見える

10/12 12:36

雄国沼休憩舎の後ろを抜ける

10/12 13:05

山頂手前で展望が開ける。磐梯山の背後に荒々しい櫛ヶ峰が現れる

10/12 13:05

雄国沼を包むように猫魔ヶ岳、猫石と連なる

10/12 13:37

向こうの稜線の林の中の林道を進み、猫石に取り付き、ここまで周回して来た

10/12 13:30

雄国山山頂に着いたが展望台は朽ちて上がれない。同じコースを辿って来た方が、眼下に見える小山からの展望がより良いと教えてくれる。帰りに寄ろう

10/12 13:42

おや、ヤマツツジが寝ぼけて咲いている

10/12 13:54

その小山がここ、牛ヶ峯岳と書いてある。ヤマレコのコースタイムには牛殺山となっているが、正解は前者であって欲しい

10/12 13:56

雄国山がそこに見え、右奥に磐梯山

10/12 13:57

確かに雄国沼の展望はここの方がいい

10/12 14:01

そして、昨日見えなかった安達太良山の荒ぶる岩肌も良く見える

10/12 14:03

ああ、雄国沼とそれを取り囲む山の稜線が素晴らしい

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

teamjnk

　天空のカルデラ湖を辿るよに 猫魔ヶ岳から雄国山へ

　以前、磐梯山に登る際、多分、麓の雄国沼雄子沢登山口の駐車場で車中泊したんだと思う。もう、23年も前のことだ。夕方にその場所で猫魔ヶ岳登山口とあるのを目にして、その名前からなんとなく不安な思いをして一夜を過ごし、その後、磐梯山のことは忘れてしまったが、この山の名前だけはいつまでも忘れない。
　ツレに今回の計画を提案したら名前だけで行きたくないと言う。しかし、ガイドを調べれば、とっても魅力的なコースだ。結果は報告の通り。
　ただ、猫魔には会わなかったけれど熊に遭ってしまった。