仲秋の甲州百山巡り◆Ю頂山(葵高原より山頂〜細島峠〜地蔵峠周回)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,069m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:13
天候 | 晴れ(午後一時曇り) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・有東木林道は途中急坂・狭隘区間多く、日中は対向車スライド注意(葵高原へ向かう途中、小径の分岐も多く現れるが、案内標識を見落とさねば問題なし) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・葵高原から舗装の作業道を登っていくと、右側に細島峠方面への登山道入口の案内標識あり(見落とさぬよう注意〈気付かず行き過ぎたのは小生です…〉) ・細島峠分岐まではワサビ田脇の急坂を登る(登山道が流水やコケで滑りやすいので注意) ・無名ノ峰への登路、途中の涸沢横断地点(ガラ場に引き込まれぬよう注意;間違ったのは私です〈汗…〉、石垣風穴の方向転換点が道迷いポイント(要所に赤テープ・案内標識あり) ・青笹山頂〜無名ノ峰〜仏谷山〜地蔵峠(県境稜線)は静岡側の案内標識多数、細かいアップダウンあるも歩きやすく整備され、特段の危険・不明瞭箇所ナシ ・地蔵峠から有東木林道方面への下降路、出だしは道幅の細いトラバース路のためスリップ注意(林道出合の真先峠にも車数台分の駐車スペースあり) ・コース中、気温も低めでヒルの心配はほぼナシ(往路の細島峠分岐の先、日陰のトラバース路で1匹だけ頭をもたげてウロウロ獲物物色中の細いヤツを見かけましたが、夏場のようなパワーはなさそう…〈苦笑〉) |
その他周辺情報 | ・静岡市郊外の日帰り温泉「おふろカフェ美肌湯」利用(新東名・新静岡ICから静岡市中心部方面へ約5km;休日・一般客1時間730円/泉質の異なる浴槽多数、サウナ・レストランあり) ・有東木地区は日本のワサビ栽培発祥の地(直売所「うつろぎ」あり) |
写真
装備
備考 | ・消費水分量:氷結PET(アクエリアス500ml)、ポリタン水約500cc、ガッツギア×1 |
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感想
連休甲州・駿河ツアー2日目、この日は文字通り甲駿国境・安倍奥東稜線の1ピーク、青笹山へ。前泊した吉原駅近くのビジネス旅館にて、前夜の夕餉に続く充実の朝食でしっかりパワーチャージ。朝イチでガラガラの新東名を快走、有東木地区を経て狭い林道を車で登り詰め、登山口の葵高原駐車場に午前9時過ぎ着。さすが快晴の3連休中日、既にキャパ10台弱の駐車スペースは満杯、辛うじて1台分の隙間に車を停め、いざ出発です。先行者の車は全て静岡・浜松ナンバー、わざわざ東京からやって来た好き者ハイカーは小生のみのようです〈苦笑…〉。
以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通りですが、日本の山葵栽培発祥の地・有東木の山腹らしく、清流に育まれた沢山のワサビ田とそれを縫うように伸びるモノレールに見とれるうち、出だしの山道で早くも青笹登山口を見過ごします。ヤマレコマップの警告音で気づき、2-3分で引き返し事なきを得ますが、細島峠分岐の先のトラバース路で今度は涸れ沢のガラ場に引き込まれ、後続ハイカーの動きでようやくルートミスを自覚。朝からの体たらくで心が折れかけますが、急登に喘ぎながら何とか尾根出合の無名峰へ登り着くと、ここから先の国境稜線は勾配も緩み、笹原で左右の展望も開けてテンションアップ。オツムだけ雲の上に突き出した霊峰富士に天子・毛無山塊、大谷崩の険しいガレ場も覗かせる安倍奥、そして大無間はじめ南ア深南部の山々と懐かしの峰々が次々登場、写真撮影にかまけコースタイムをだいぶオーバーして、甲州百山98座目・青笹山頂に到着します。
並みいる先行ハイカーも山頂手前でほぼ全員とスライド、広い頂上広場は小生の独り占め状態。甲州南部の山名物・お団子型山名標識前に腰掛けてノンビリ弁当昼食を済ませ、帰路は国境稜線を地蔵峠までプチ縦走。最初はアップダウンも少なくルンルン気分ながら、途中2ヶ所の顕著な登り返しにヘロヘロ状態で午後2時過ぎ、ようやく地蔵峠着。ここから狭いトラバース路を経て林道へ下り、あとは1ピッチのそぞろ歩きで出発点の葵高原駐車場に無事帰着、朝はあれほど賑わっていた駐車スペースも、我が愛車含め2台が残るのみでした。時刻は午後4時前、2日間の充実のツアーも、残るはお楽しみの日帰り入浴のみ!
麓の有東木地区周辺に手頃な日帰り温泉がなく、この日は静岡市郊外の日帰り温泉「おふろカフェ美肌湯」へ向かいます。広い浴室内には多数の湯船、湯温も泉質も異なる様々な温泉を堪能し、実家や留守家族への土産品もしっかり買い込んで、午後6時前新東名・新静岡ICへ。ここから東名合流点まではスムーズに流れているものの、広域情報では大井松田の手前から断続的に約40km弱の大渋滞…!たまらず手前の駿河湾沼津SAにて夕食休憩がてら大休止、時間調整して午後8時過ぎ東名道に合流するも、案の定「高速道」とは程遠い低速走行…。迫り来る眠気と闘いつつ、神奈川県東部の実家までの道のりを2時間近くかけて何とか走破、実家の母と甲州名山2座踏破+ドジャース地区シリーズ突破の祝杯を上げバタンキュー…〈笑〉。
今回は2日とも秋晴れの好天に恵まれ、これにて甲州百山巡りもとうとう残り2座となりました。11月には松本マラソン(10kmの部)出走を控えており、往路に足馴らし兼ね1座(荒倉山)寄り道ハイクの予定ですが、最後の1座・最難関の白剥山をいつ、どうやって攻略するか、思案のしどころです…。
[2024年10月15日、satonao1記す]
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