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Yamareco

記録ID: 7354171
全員に公開
ハイキング
東海

仲秋の甲州百山巡り◆Ю頂山(葵高原より山頂〜細島峠〜地蔵峠周回)

2024年10月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
13.1km
登り
1,069m
下り
1,070m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:48
休憩
1:25
合計
6:13
9:21
12
9:33
9:34
11
青笹登山口
9:45
9:52
48
10:40
10:41
49
石垣トラバース点(風穴)
11:30
11:36
27
12:03
12:04
4
12:08
12:44
6
12:50
15
13:05
13:09
22
13:31
13:36
22
13:58
14:05
10
14:15
14:18
29
14:47
15:01
33
林道出合(真先峠)
15:34
葵高原駐車スペース
天候 晴れ(午後一時曇り)
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・梅ヶ島温泉へ向かう県道から有東木林道へ、葵高原の駐車スペース利用(キャパ10台弱;満車の場合、手前か奥の林道脇に若干の駐車スペースあり)
・有東木林道は途中急坂・狭隘区間多く、日中は対向車スライド注意(葵高原へ向かう途中、小径の分岐も多く現れるが、案内標識を見落とさねば問題なし)
コース状況/
危険箇所等
・葵高原から舗装の作業道を登っていくと、右側に細島峠方面への登山道入口の案内標識あり(見落とさぬよう注意〈気付かず行き過ぎたのは小生です…〉)
・細島峠分岐まではワサビ田脇の急坂を登る(登山道が流水やコケで滑りやすいので注意)
・無名ノ峰への登路、途中の涸沢横断地点(ガラ場に引き込まれぬよう注意;間違ったのは私です〈汗…〉、石垣風穴の方向転換点が道迷いポイント(要所に赤テープ・案内標識あり)
・青笹山頂〜無名ノ峰〜仏谷山〜地蔵峠(県境稜線)は静岡側の案内標識多数、細かいアップダウンあるも歩きやすく整備され、特段の危険・不明瞭箇所ナシ
・地蔵峠から有東木林道方面への下降路、出だしは道幅の細いトラバース路のためスリップ注意(林道出合の真先峠にも車数台分の駐車スペースあり)
・コース中、気温も低めでヒルの心配はほぼナシ(往路の細島峠分岐の先、日陰のトラバース路で1匹だけ頭をもたげてウロウロ獲物物色中の細いヤツを見かけましたが、夏場のようなパワーはなさそう…〈苦笑〉)
その他周辺情報 ・静岡市郊外の日帰り温泉「おふろカフェ美肌湯」利用(新東名・新静岡ICから静岡市中心部方面へ約5km;休日・一般客1時間730円/泉質の異なる浴槽多数、サウナ・レストランあり)
・有東木地区は日本のワサビ栽培発祥の地(直売所「うつろぎ」あり)
翌朝、朝飯前のお散歩で宿近くのJR吉原駅へ。後方には雲一つない富士の高嶺。本日も上天気、気温も低めで絶好のハイキング日和!
2024年10月13日 07:04撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 7:04
翌朝、朝飯前のお散歩で宿近くのJR吉原駅へ。後方には雲一つない富士の高嶺。本日も上天気、気温も低めで絶好のハイキング日和!
宿の朝食は、前夜に続いて海鮮てんこ盛りの充実ぶり。朝からしっかりパワーチャージ、いざ出発です!
2024年10月13日 07:11撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 7:11
宿の朝食は、前夜に続いて海鮮てんこ盛りの充実ぶり。朝からしっかりパワーチャージ、いざ出発です!
朝イチで新東名を快調に飛ばし、狭い林道を車で登り詰め、2日目のターゲット・青笹山直下の葵高原Pへ。さすが快晴の秋連休中日、地元ナンバーばかりですが、キャパ7〜8台の駐車スペースはほぼ満杯!
2024年10月13日 09:16撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 9:16
朝イチで新東名を快調に飛ばし、狭い林道を車で登り詰め、2日目のターゲット・青笹山直下の葵高原Pへ。さすが快晴の秋連休中日、地元ナンバーばかりですが、キャパ7〜8台の駐車スペースはほぼ満杯!
本日のコースは季節&標高的にヒルの心配はなさそうですが、熊さん達の活動時期でもあり、クマ鈴リンリン鳴らしていざ登山開始!
2024年10月13日 09:21撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 9:21
本日のコースは季節&標高的にヒルの心配はなさそうですが、熊さん達の活動時期でもあり、クマ鈴リンリン鳴らしていざ登山開始!
道の脇は一面のワサビ畑。山麓の有東木地区は、日本のワサビ栽培発祥の治だとか…
2024年10月13日 09:24撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 9:24
道の脇は一面のワサビ畑。山麓の有東木地区は、日本のワサビ栽培発祥の治だとか…
ワサビ運搬用のモノレールに見とれるうち、この登山道入口の標識を見過ごしました…〈汗〉。ヤマレコアプリの警告音で気づかされ、3分で正規ルートに復帰!
2024年10月13日 09:33撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 9:33
ワサビ運搬用のモノレールに見とれるうち、この登山道入口の標識を見過ごしました…〈汗〉。ヤマレコアプリの警告音で気づかされ、3分で正規ルートに復帰!
細島峠分岐着。ここは右へ、真っ直ぐ青笹山を目指します。この上は急斜面、ワサビ田もこの辺りが上縁のよう。
2024年10月13日 09:45撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 9:45
細島峠分岐着。ここは右へ、真っ直ぐ青笹山を目指します。この上は急斜面、ワサビ田もこの辺りが上縁のよう。
峠直下の斜面トラバース区間、足許のヒルの幻影に気を取られ、道間違えガラ場に突っ込みました〈汗〉…。引き返します!
2024年10月13日 10:05撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 10:05
峠直下の斜面トラバース区間、足許のヒルの幻影に気を取られ、道間違えガラ場に突っ込みました〈汗〉…。引き返します!
標高1,250m、稜線が近づき、登山路右側が天然林となりました。苔生した原始の森に陽が差し、神秘的な光景です。
2024年10月13日 10:34撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 10:34
標高1,250m、稜線が近づき、登山路右側が天然林となりました。苔生した原始の森に陽が差し、神秘的な光景です。
ここから斜面を大きく右へトラバース、支尾根に取り付きます。
2024年10月13日 10:38撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 10:38
ここから斜面を大きく右へトラバース、支尾根に取り付きます。
コケに覆われていますが、段々の石垣が残るここも、かつては山間のワサビ田だったのかも…。
2024年10月13日 10:39撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 10:39
コケに覆われていますが、段々の石垣が残るここも、かつては山間のワサビ田だったのかも…。
暫しの急登区間をクリア、なだらかな支尾根に乗りました。次のチェックポイント、無名ノ峰まであと1ピッチ弱。
2024年10月13日 10:52撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 10:52
暫しの急登区間をクリア、なだらかな支尾根に乗りました。次のチェックポイント、無名ノ峰まであと1ピッチ弱。
天然林の細尾根、伊豆辺りの南国の雰囲気あり。
2024年10月13日 11:09撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:09
天然林の細尾根、伊豆辺りの南国の雰囲気あり。
標高1,500m近く、稜線は早くも秋色到来。
2024年10月13日 11:23撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:23
標高1,500m近く、稜線は早くも秋色到来。
間もなく無名ノ峰、いよいよ本日の獲物・青笹山をロックオン。その名の通り山頂付近は笹原が拡がっており、展望期待です!
2024年10月13日 11:26撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:26
間もなく無名ノ峰、いよいよ本日の獲物・青笹山をロックオン。その名の通り山頂付近は笹原が拡がっており、展望期待です!
樹間から展望が開け、安倍川流域の里山が一望できます。
2024年10月13日 11:28撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:28
樹間から展望が開け、安倍川流域の里山が一望できます。
無名ノ峰着。「無名」だけあり、山名板などはありませんが、立派な案内標識あり。ここから青笹山をピストンします。
2024年10月13日 11:30撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:30
無名ノ峰着。「無名」だけあり、山名板などはありませんが、立派な案内標識あり。ここから青笹山をピストンします。
右手に青笹山を眺めながら、アップダウンのある尾根を進みます。
2024年10月13日 11:39撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:39
右手に青笹山を眺めながら、アップダウンのある尾根を進みます。
右後方に、安倍奥・南ア深南部の山々が見えてきました。
2024年10月13日 11:43撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:43
右後方に、安倍奥・南ア深南部の山々が見えてきました。
左手に霊峰富士登場。朝は全身を拝めましたが、だいぶ雲が上がってきました…。
2024年10月13日 11:48撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:48
左手に霊峰富士登場。朝は全身を拝めましたが、だいぶ雲が上がってきました…。
右手前の大谷崩れの奥、南ア南部の核心ゾーンは雲の中…
2024年10月13日 11:55撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:55
右手前の大谷崩れの奥、南ア南部の核心ゾーンは雲の中…
こちらは根張りのしっかりした大無間山はじめ、秘境・深南部の山々。
2024年10月13日 11:56撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 11:56
こちらは根張りのしっかりした大無間山はじめ、秘境・深南部の山々。
いよいよ山頂が近づき、名前の通りの青笹のプロムナードへ。
2024年10月13日 12:01撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 12:01
いよいよ山頂が近づき、名前の通りの青笹のプロムナードへ。
前衛峰・うつろぎ山通過。こちらの方が、青笹山本峰より6mほど高いのですが、通過点の色彩濃し…
2024年10月13日 12:02撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 12:02
前衛峰・うつろぎ山通過。こちらの方が、青笹山本峰より6mほど高いのですが、通過点の色彩濃し…
左方を仰ぐと、富士の左下に毛無山など天子山塊。昨日からのお馴染みさんです。左手前は先年ヒル達の洗礼を受けた山梨百・篠井山。
2024年10月13日 12:06撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 12:06
左方を仰ぐと、富士の左下に毛無山など天子山塊。昨日からのお馴染みさんです。左手前は先年ヒル達の洗礼を受けた山梨百・篠井山。
お昼過ぎ、甲州百山98座目・青笹山頂着。まずは山梨南部お馴染み(?)のお団子標識で記念に1枚。
2024年10月13日 12:09撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 12:09
お昼過ぎ、甲州百山98座目・青笹山頂着。まずは山梨南部お馴染み(?)のお団子標識で記念に1枚。
山名板の後ろ、絶妙な位置に富士山が見えてます。有り難や…。
2024年10月13日 12:11撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 12:11
山名板の後ろ、絶妙な位置に富士山が見えてます。有り難や…。
こちらは静岡版(!?)の山名標識。下部が脱落しちゃってますが…〈笑〉
2024年10月13日 12:13撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 12:13
こちらは静岡版(!?)の山名標識。下部が脱落しちゃってますが…〈笑〉
一部険しい表情も見せる安倍奥の山々を眺めながら、昨日吉原のスーパーで仕入れた弁当にてシンプル昼食。
2024年10月13日 12:25撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 12:25
一部険しい表情も見せる安倍奥の山々を眺めながら、昨日吉原のスーパーで仕入れた弁当にてシンプル昼食。
無名峰分岐通過。帰路はここを直進、仏谷山〜地蔵峠経由で周回します。
2024年10月13日 13:05撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 13:05
無名峰分岐通過。帰路はここを直進、仏谷山〜地蔵峠経由で周回します。
細島峠着。手前の小ピークの登りも予想外のキツさでしたが、ここから仏谷山までもそこそこの登り返しき…〈ゼーゼー…〉
2024年10月13日 13:31撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 13:31
細島峠着。手前の小ピークの登りも予想外のキツさでしたが、ここから仏谷山までもそこそこの登り返しき…〈ゼーゼー…〉
小ピークを登り詰めると、なだらかでステキな尾根道に入りました。これが無限に続いてくれれば…〈苦笑〉
2024年10月13日 13:50撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 13:50
小ピークを登り詰めると、なだらかでステキな尾根道に入りました。これが無限に続いてくれれば…〈苦笑〉
今次ツアー最後のピーク、仏谷山頂着。展望はほぼゼロ、縦走路途中の小平地です。
2024年10月13日 13:58撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 13:58
今次ツアー最後のピーク、仏谷山頂着。展望はほぼゼロ、縦走路途中の小平地です。
前方に、安倍奥の山々へと連なる下十枚山の大きな山体が見えてきました。
2024年10月13日 14:06撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 14:06
前方に、安倍奥の山々へと連なる下十枚山の大きな山体が見えてきました。
前方に、安倍奥の山々へと連なる下十枚山の大きな山体が見えてきました。
2024年10月13日 14:07撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 14:07
前方に、安倍奥の山々へと連なる下十枚山の大きな山体が見えてきました。
地蔵峠通過。もう少し国境稜線を進むと、本エリアの最高ピーク・下十枚山、そして先年の山梨百巡りで踏破した十枚山へと至りますが、本日はここから大人しく林道〜葵高原コースを下ります。
2024年10月13日 14:16撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 14:16
地蔵峠通過。もう少し国境稜線を進むと、本エリアの最高ピーク・下十枚山、そして先年の山梨百巡りで踏破した十枚山へと至りますが、本日はここから大人しく林道〜葵高原コースを下ります。
葵高原への下山路、出だしは幅の狭いトラバース路で神経を使いましたが、幅広の歩きやすい樹間の小径になりました〈ホッ…〉。
2024年10月13日 14:27撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 14:27
葵高原への下山路、出だしは幅の狭いトラバース路で神経を使いましたが、幅広の歩きやすい樹間の小径になりました〈ホッ…〉。
木の切り株に顔。芸術の秋です!
2024年10月13日 14:34撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 14:34
木の切り株に顔。芸術の秋です!
林道出合。石仏様に無事下山のお詣り、フルーツゼリー食べ一休みの後、葵高原の駐車場まで1時間弱の舗装路そぞろ歩きです…
2024年10月13日 14:47撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 14:47
林道出合。石仏様に無事下山のお詣り、フルーツゼリー食べ一休みの後、葵高原の駐車場まで1時間弱の舗装路そぞろ歩きです…
ススキの秋景色の後ろに、本日歩いてきた稜線と青空。
2024年10月13日 15:25撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 15:25
ススキの秋景色の後ろに、本日歩いてきた稜線と青空。
なかなか迫力ある警告カンバンです!
2024年10月13日 15:30撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 15:30
なかなか迫力ある警告カンバンです!
無事、葵高原駐車場からの周回ハイク完了!出発時はほぼ満杯だった車も、我が愛車含めて2台のみ。再び狭い林道を下り、新東名近くの日帰り温泉で入浴・休憩後、連休渋滞避けてゆっくり帰ります!
2024年10月13日 15:33撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 15:33
無事、葵高原駐車場からの周回ハイク完了!出発時はほぼ満杯だった車も、我が愛車含めて2台のみ。再び狭い林道を下り、新東名近くの日帰り温泉で入浴・休憩後、連休渋滞避けてゆっくり帰ります!
2日間のツアーの締めは、静岡市郊外の「おふろカフェ美肌湯」。料金は利用時間制でリーズナブル、泉質や湯温の異なる湯船が沢山あり、しっかり温泉気分を味わえます。
2024年10月13日 16:43撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 16:43
2日間のツアーの締めは、静岡市郊外の「おふろカフェ美肌湯」。料金は利用時間制でリーズナブル、泉質や湯温の異なる湯船が沢山あり、しっかり温泉気分を味わえます。
日帰り湯を夜6時前に出発、新東名は交通量も少なく、駿河湾沼津SAまでは快調に到着。この先、東名に入ると計40km近くの大渋滞、東京まで3時間以上を要するとの情報に、ここでしっかりスタミナ丼にて腹ごしらえ。
2024年10月13日 18:59撮影 by  F-51E, FCNT
10/13 18:59
日帰り湯を夜6時前に出発、新東名は交通量も少なく、駿河湾沼津SAまでは快調に到着。この先、東名に入ると計40km近くの大渋滞、東京まで3時間以上を要するとの情報に、ここでしっかりスタミナ丼にて腹ごしらえ。
撮影機器:

装備

備考 ・消費水分量:氷結PET(アクエリアス500ml)、ポリタン水約500cc、ガッツギア×1

感想

連休甲州・駿河ツアー2日目、この日は文字通り甲駿国境・安倍奥東稜線の1ピーク、青笹山へ。前泊した吉原駅近くのビジネス旅館にて、前夜の夕餉に続く充実の朝食でしっかりパワーチャージ。朝イチでガラガラの新東名を快走、有東木地区を経て狭い林道を車で登り詰め、登山口の葵高原駐車場に午前9時過ぎ着。さすが快晴の3連休中日、既にキャパ10台弱の駐車スペースは満杯、辛うじて1台分の隙間に車を停め、いざ出発です。先行者の車は全て静岡・浜松ナンバー、わざわざ東京からやって来た好き者ハイカーは小生のみのようです〈苦笑…〉。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通りですが、日本の山葵栽培発祥の地・有東木の山腹らしく、清流に育まれた沢山のワサビ田とそれを縫うように伸びるモノレールに見とれるうち、出だしの山道で早くも青笹登山口を見過ごします。ヤマレコマップの警告音で気づき、2-3分で引き返し事なきを得ますが、細島峠分岐の先のトラバース路で今度は涸れ沢のガラ場に引き込まれ、後続ハイカーの動きでようやくルートミスを自覚。朝からの体たらくで心が折れかけますが、急登に喘ぎながら何とか尾根出合の無名峰へ登り着くと、ここから先の国境稜線は勾配も緩み、笹原で左右の展望も開けてテンションアップ。オツムだけ雲の上に突き出した霊峰富士に天子・毛無山塊、大谷崩の険しいガレ場も覗かせる安倍奥、そして大無間はじめ南ア深南部の山々と懐かしの峰々が次々登場、写真撮影にかまけコースタイムをだいぶオーバーして、甲州百山98座目・青笹山頂に到着します。
 並みいる先行ハイカーも山頂手前でほぼ全員とスライド、広い頂上広場は小生の独り占め状態。甲州南部の山名物・お団子型山名標識前に腰掛けてノンビリ弁当昼食を済ませ、帰路は国境稜線を地蔵峠までプチ縦走。最初はアップダウンも少なくルンルン気分ながら、途中2ヶ所の顕著な登り返しにヘロヘロ状態で午後2時過ぎ、ようやく地蔵峠着。ここから狭いトラバース路を経て林道へ下り、あとは1ピッチのそぞろ歩きで出発点の葵高原駐車場に無事帰着、朝はあれほど賑わっていた駐車スペースも、我が愛車含め2台が残るのみでした。時刻は午後4時前、2日間の充実のツアーも、残るはお楽しみの日帰り入浴のみ!
 麓の有東木地区周辺に手頃な日帰り温泉がなく、この日は静岡市郊外の日帰り温泉「おふろカフェ美肌湯」へ向かいます。広い浴室内には多数の湯船、湯温も泉質も異なる様々な温泉を堪能し、実家や留守家族への土産品もしっかり買い込んで、午後6時前新東名・新静岡ICへ。ここから東名合流点まではスムーズに流れているものの、広域情報では大井松田の手前から断続的に約40km弱の大渋滞…!たまらず手前の駿河湾沼津SAにて夕食休憩がてら大休止、時間調整して午後8時過ぎ東名道に合流するも、案の定「高速道」とは程遠い低速走行…。迫り来る眠気と闘いつつ、神奈川県東部の実家までの道のりを2時間近くかけて何とか走破、実家の母と甲州名山2座踏破+ドジャース地区シリーズ突破の祝杯を上げバタンキュー…〈笑〉。
 今回は2日とも秋晴れの好天に恵まれ、これにて甲州百山巡りもとうとう残り2座となりました。11月には松本マラソン(10kmの部)出走を控えており、往路に足馴らし兼ね1座(荒倉山)寄り道ハイクの予定ですが、最後の1座・最難関の白剥山をいつ、どうやって攻略するか、思案のしどころです…。
[2024年10月15日、satonao1記す]

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