富士山東麓散策 御殿場口から御殿庭周回

2024年10月13日(日) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 13.1km
• 登り: 963m
• 下り: 965m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:29

6:22 御殿場口新五合目
6:41 6:42 大石茶屋
7:57 7:58 四辻
8:25 8:31 三辻
8:49 小天狗塚
9:09 9:17 御殿庭入口
10:04 10:16 御殿庭上
11:32 11:41 山体観測装置
12:17 12:24 御殿庭中
12:57 13:07 御殿庭下
13:18 御殿庭入口
13:38 13:48 小天狗塚
14:02 14:03 三辻
14:28 14:38 幕岩
15:51 御殿場口新五合目

天候

晴れのち曇り(気温8〜18度・下界は27度の夏日)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御殿場口五合目第一駐車場(60台くらい)5:45で10台くらい。6:20には半分以上。
トイレも利用できます。

コース状況／危険箇所等

幕岩に下りる坂道はロープはありますが、かなり荒れています。

写真

10/13 5:47

御殿場口駐車場に到着。マジックアワーです。今日の日の出は5:51。間に合いました。

10/13 5:52

富士山と宝永山に頂上から朝日があたりだします。

10/13 5:55

御来光！

10/13 6:01

御殿場口の鳥居から山頂への県道はしっかり閉鎖されています。以前はフェンスの横を通れましたが、世間が閉山期の富士登山にやたら厳しくなったせいか隙間がなくなっています。ここは開山期専用の入り口のようです。

10/13 6:25

「幕岩・二ツ塚入口」は駐車場の横にあります。こちらは県道ではありません。
駐車場の車がずいぶん増えました。

10/13 6:28

こちらの入り口から入るとすぐに、富士山ドーン！
富士山の姿は御殿場口からが一番好きです。

10/13 6:31

ブル道の標柱ばかりが目立ちます。登山道のロープは撤去されていますが、よく見ると御殿場ルートが見渡せます。赤岩八号館と、日の出館と半蔵坊がよく見えます。

10/13 6:52

箱根方面をふり返ります。

10/13 6:54

雲一つありません。みごとな紺碧の空に宝永山と二ツ塚。

10/13 7:06

カラマツが枯れています。今年は夏も秋も暑かったせいで黄葉する前に茶色になってしまうのでしょうか。静岡新聞に「須走口五合目でカラマツの葉が縮れ茶色に変色している」との記事がありました。心配です。

10/13 7:38

山中湖方面。雲海がでています。

10/13 7:43

赤い実。ノイバラ。

10/13 7:52

もう秋、咲いているフジアザミはごくわずか。

10/13 7:57

四辻まで来ました。快晴の空をバックに富士山の絶景が続きます。

10/13 8:04

水玉模様の草紅葉が山体に貼り付いているのは富士山のこのあたりだけのような気がします。（マチガッテイタラゴメンナサイ）

10/13 8:05

宝永山の赤岩。この時は宝永山まで登り大砂走から下りてくるつもりでいました。

10/13 8:05

宝永山の右側に富士山が見えるのはこの辺りまで。枯れたオンタデが山肌を彩ります。

10/13 8:12

モンローリップ、イオウゴケ。

10/13 8:15

茶色いカラマツに混じって、黄葉しているカラマツも時々見られるようになってきました。

10/13 8:23

三辻に到着。左に曲がると水ヶ塚。まっすぐ進みます。

10/13 8:38

ミヤマハナゴケ。富士山麓ではよく見かけます。

10/13 8:51

雲が出てきた😢
富士山は宝永山の左側に移りました。

10/13 9:12

沢を渡ると御殿庭入口分岐。沢の右岸沿いの森を登って行きます。

10/13 9:12

♪夏が過ぎ風あざみ♪
造語だそうですが、私たちにはこのイメージです。フジアザミの綿毛がいっぱい風に舞っています。

10/13 9:35

御殿庭入口からは普通の登山道です。沢を渡ってから標高を上げると逆に樹木が増えてきました。

10/13 9:55

もうすぐ御殿庭上。カラマツが黄葉し始めています。今年は秋になっても熱い日が続いているので例年に比べ黄葉が遅いのかな？

10/13 9:57

双子のキノコ。初めて見た時は栗の実かと思いました。

10/13 10:05

御殿庭上から宝永第三火口の森林限界を見下ろします。カラマツの黄葉は始まったばかり。緑色が目立ちます。標高の低い御殿場口では枯れていて、標高を上げると黄葉はまだなのが不思議です。

10/13 10:05

宝永第二火口縁を目指して登って行きます。雲が湧いてきて富士山はすっかり隠れてしまいました。宝永山が雲に包まれるのもすぐかも。

10/13 10:15

イワツメグサを見つけました。

10/13 10:28

アキノキリンソウ。森林限界より上だからミヤマアキノキリンソウ？

10/13 10:32

宝永第三火口を見下ろします。御殿庭の向こうに東富士演習場と愛鷹の山々が見えます。

10/13 10:51

宝永第二火口縁に到着。第二火口は樹木はまったく生えていませんが草紅葉が見事です。

10/13 10:59

ここで宝永第二火口と宝永山を眺めながら昼食。

10/13 11:33

昼食の間に富士山と宝永山にどんどん雲がかかってきて、急激に気温が低下、17度から10度に下がりました。

10/13 11:35

山体観測装置2352m。富士宮方面富士山宝永山は黒い雲の中。気温は8度まで低下。
今日は体調があまりよくなく、視界がない中を大砂走を下るのも怖いので、宝永山はあきらめここで折り返します。

10/13 11:45

御殿場方面には黒い雲はありません。

10/13 11:50

この辺りもカラマツの美しい場所です。黄葉すると見事です。

10/13 12:02

かわいいサルオガセ。

10/13 12:06

ところどころにキノコが生えています。

10/13 12:11

カラマツだけでなくシラビソやコメツガやモミ、ナナカマドなど色々な樹木が出てきました。

10/13 12:12

シラビソも黄葉するのかな？

10/13 12:15

ナメコみたいなキノコ。

10/13 12:15

メレンゲみたいな白いキノコ。

10/13 12:23

村山修験者富士山修行場跡。

10/13 12:57

御殿庭下。二ツ塚方面に進みます。

10/13 13:16

御殿庭入口。朝来たルートに合流。

10/13 13:27

カラマツの綺麗な大好きな場所ですが、黄葉というより茶色いような…

10/13 13:35

小天狗塚に戻ってきました。今日は小天狗塚の山頂に行ってみます。

10/13 13:42

三角点がありました。御料局三角点かな。

10/13 13:52

夏のなごり。頑張っているね。

10/13 14:03

三辻から、朝のルートを外れて幕岩経由で駐車場に戻ります。

10/13 14:08

背の高いカラマツの林です。ここら辺も茶色い。

10/13 14:25

幕岩上。この先の幕岩に下りる急坂が、ロープはありますが荒れていて怖かった。

10/13 14:37

以前来た時は岩に貼られていてしっかり読めた「幕岩」の看板が、岩ごと砂に埋まっています。いつ埋まってしまったんだろう。

10/14 17:53

立入禁止。ロープの先は崖。左に折れて、

10/13 14:56

樹林帯の中の道を進みます。鹿の家族が遊歩道を横切り、しばらくこちらを見ていました。

10/13 15:26

イノシシかな？この一帯は掘り返された跡がいっぱい。何だろう。

10/13 15:41

樹林帯をぬけると、

10/13 15:43

砂轢の道に出ました。駐車場も見えています。

10/13 15:48

ただいま。車がまだこんなに残っています。

10/13 16:00

冷やしておいたペプシとカルピスでお疲れさまでした。

撮影機器：

NIKON D7500 NIKON CORPORATION

iPhone 14 Pro Apple

iPhone 15 Pro Apple

感想

field_S

9月に須走口からの富士登山を計画していましたが家庭の事情で中止になり、やっと山に行けるようになりましたが、さすがに10月に我々のスピードでは富士登山は危険なので、御殿場口から御殿庭・宝永山・大砂走の周回を計画しました。雲一つない快晴の中、御殿場口の雄大な景色に感動しながら登りましたが、第二火口縁で昼食をとっていると富士宮方面から雲がどんどんやってきて富士山、宝永山を覆い、気温も急激に下がってきました。安全のため宝永山周回を諦め、須山口登山歩道を下り幕岩経由で戻ることにしました。コース変更はしましたが、迫力のある宝永第二火口や草紅葉など雄大な景色を楽しむ事ができました。
カラマツの黄葉を期待して来ましたが、小天狗塚周辺までは茶色い葉が目立ち、第三火口の黄葉はこれからのようでした。御殿庭上や山体観測所から御殿庭下まで下りる登山歩道沿いは黄葉が始まっていました。黄葉の様子は場所により随分違いました。
須走五合目のカラマツの虫害のニュース心配です。