天狗岳
- GPS
- 06:07
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 874m
- 下り
- 881m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
20241012天狗岳・行程
https://youtube.com/shorts/cNzmL9_J-wM
20241012天狗岳①枯尾の峰分岐とにぼし
https://youtu.be/kThCLGQR27s
20241012天狗岳②第一展望台とにぼし
https://youtu.be/jmcyBz8oYhk
20241012天狗岳③第二展望台と鈴
https://youtu.be/q98MZf6GfIk
20241012天狗岳④西天狗岳とおりん
https://youtu.be/PpeSusawxMU
20241012天狗岳⑤西天狗岳とにぼし
https://youtu.be/bfOAALH172g
20241012天狗岳⑥東天狗岳と鈴
https://youtu.be/c2VIzGHQY2E
20241012天狗岳⑦東天狗岳とにぼし
https://youtu.be/gYHQvQLMz64
20241012天狗岳⑧唐沢鉱泉分岐
https://youtu.be/lW9KnhCbb9Y
20241012天狗岳⑨唐沢
https://youtu.be/eQHqSCyUP38
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甲斐駒ヶ岳か八ヶ岳コンプリートか考え、日帰りだとバスを使う必要がある甲斐駒ヶ岳は、少なからずバス停付近で待つことになると思うので、たとえスクーターの上で寝たとしても風邪をひかないくらいの季節に行った方がいいと判断し、今年度はやめることにする。それに無理をして去年の北岳みたいに怪我をしても困る。八ヶ岳の残り2つのピークは天狗岳と阿弥陀岳だが、阿弥陀岳は赤岳のおまけ的な感じがするので、今回は天狗岳へ行くことにする。
3時半起床 5時過ぎ出発
16号でバイク2台の後ろを走る。横浜Cナンバーの二輪と横浜市瀬谷区のピンクナンバーの原付は信号で止まると何か話している。そういう旅もいいかもなぁと思うが、私のように遠くへ行くだけでなく、山に登ったりする人はあんまりいないと思うので、仲間は作りづらい。 橋本駅南口で左に曲がり、すぐサンエールさがみはらで右折し、郵便局前で左折し、津久井街道に入る。くねくね曲がったが16号から津久井街道には入りづらいのだろうか。 右に「らーめん つけ麺」の看板がある。狩野英孝の「ラーメンつけ麺僕イケメン」のネタを思い出し、看板が中途半端に感じてしまう。「そば うどん」だったら全然問題ないのだが「らーめん つけ麺」ではダメだ。このフレーズは有名だが、そのまま使うと非常に寒く感じるので、ちょっと変えて面白くできないか考える。角蔵の看板を見て角野卓造を思い出し、焼肉屋であることに違和感を感じる。 なんとなくこの辺りはリフォームのお店が出ている気がするが気のせいだろうか。 インプラントの看板もよく出ていて、写真の人が俺にまかせろと言っている。最近、右奥歯で煮干しを噛んでいたら違和感を感じ、先週、近所の歯医者に行って、レントゲンを撮ってもらったら、虫歯ができていたようで、すぐに治療してもらい、その後、治療した右の奥歯で強く噛むと痛みを感じるようになった。治療したのに逆に痛くなるとは思わなかった。歯医者は痛かったら神経をとると言っていて、次に診せに行ったら神経をとられてしまうかもしれないので、ちょっと心配だ。とりあえず神経をとるのは保留してもらって、別の歯医者に診せに行った方がいいだろうか。 右にu base sagamiharaと書かれたファミレスのような店があるが、ファミレスではないよいな気がする。 左に湖白という店がある。化粧品でも売っていそうな名前だ。 右にブランデーせんべいと書かれた看板がある。ぬれせんべいのようにブランデーに浸された湿ったせんべいだったら美味しいとは思えないが、どんなものなのだろう。オギノぱん、夢づくりパン工房の看板を見つける。厚木でも両方見かけたことがあり、夢づくりパン工房は厚木の方ではカレードーナツの方を推していた気がする。夢づくりパン工房は相模湖くりぃむぱんという商品も売っていて、こちらでこの商品の名前を使って宣伝すると集客力が増すだろう。うまくメディアを活用しようと戦略を練っている人の存在を感じる。 相模湖から20号に入る。ここから20号をずっと走っていき、山梨をまたいで長野へ行くことになる。近くに相模湖があるからだろうか、吉野郵便前の信号から朝靄が出て視界が悪い。左にシーゲル堂の看板。何だろう。しげるさんが営んでいる店だろうか。(追記 わらび座を作った横山茂さんの名前が由来で、陶芸をやっていた。今は閉業している) 大月市に入ると朝靄に覆われて神秘的だ。トンネルを越えると靄がなくなり朝日が差し込み気持ちが良い。 道の駅甲斐大和で一服し、山間いの道を抜ける。笛吹市に入り、右に「里の駅 いちのみや」と書かれた施設を見つける。道の駅甲斐大和の後は、はくしゅうまで道の駅がないので、ここも店ではなく道の駅にしてくれたら助かるのだが、ところどころにコンビニがあるし、街の中に道の駅を作るのはうまくないのかもしれない。 右上にリッチダイヤモンド総合市民会館があるという道標がある。ものすごく贅沢にお金を使った会館に思えてしまう名前だ。左の仏壇の店、坊主のオブジェがある。なんとなく悲痛な表情をしているようにみえる。仏壇の前でニコニコしていたら不謹慎だと思ったのだろうか。左の車線に自衛隊の6輪の装甲車が走っている。後ろに機関銃のようなものが付いている。前方に常に一人顔を出して前方を見ている。吸う温泉 ラドン温泉と書いてある。吸うというのは、温泉の湯気を吸うということだろうか。まさかストローで温泉のお湯を吸ったりはしないとは思うがどうなのだろう。なかなかにひきつけられるキャッチーなフレーズだ。甲斐市に入り、山が近づいているのを感じ、周りが少しずつ寂しくなっていく。左の旬菜キッチンのんちゃんが気になる。うさぎのキャラクターもかわいい。女性に人気が出そうなお店だ。韮崎市に入り、川沿いを走る。右にガソリンスタンドがある。静岡にいたときは、夜叉神峠ではない登山口から鳳凰山を登った後や、時間的に余裕があるときにこのガソリンスタンドを使っていた。その時には気づかなかったが、左にスナックラブナイト、ぱお、タイの寺院などがある。北杜市に入り、CAMP屋と書かれた店を見つけるが、建物が信用組合のように見える。跡地を利用しているというより、同居しているようだ。アウトドアの店と信用組合の組み合わせはなかなか見かけないように思うが、北杜市のような山と共生しているような地域なら相性は悪くないのかもしれない。道の駅はくしゅうに寄り、トイレに入る。セルバに行くと自動扉が閉まっていて、中で女性の店員がショッピングカートをどかして掃除をしている。道の駅の建物からはBGMが流れていて、こっちは開いているかもと期待するが、入り口には9時開店と書かれていて、扉の前にソフトクリームのオブジェが置かれている。駐輪場に戻ると、横浜市の港北区のピンクナンバーのカブっぽい原付が2台置かれている。2台とも同じような角ばったサイドバッグを設置していて猫のステッカーを貼ってある。やけに統一感があるので何かのチームだろうかと想像させる。ここでは朝食を買えなかったので、近くのセブンイレブンでおにぎりを2個購入する。駐輪場のバイクの人たちを見ると1人が半袖になっている。神奈川から防寒対策をバッチリして走ってきたのだが、気温が上がって来たので、もうそろそろ脱いでもいいかもと、1枚脱いでリアケースに入れる。長野県に入り、右にスナック見ちゃんを見かけ、読みはけんちゃんでいいのかなぁ、「見」という字を普通そんな風には使わないよなぁとモヤモヤする。動物注意の文字が書かれた標識に猿の絵が描かれている。よく鹿の絵の標識を見かけるが、この辺りは猿が出てくるのかもしれない。農道に入り、山道を進んでいくと以前に硫黄岳~赤岳を歩いたときに利用した桜平駐車場へ行く道と同じであることに気づく。途中、分岐があり、左側の道に進む。桜平駐車場へ行くなら右だ。電波が弱くなり、急いでFacebookに投稿をするが、ぐるぐる回っているだけでアップロードが終了しない。途中、鹿2匹が横切る。そういえば、以前に桜平駐車場だったか別の八ヶ岳の駐車場だったか忘れたが、人間慣れしている鹿が目の前に出てきて平気で草を食べていた。驚きとともにこういう鹿はそのうち猟師につかまって食べられてしまうのかなぁ~と憐みとは違う、なんとも言えない目で見ていた。駐車場に着くと、初老の男性二人が歩いていき、一人がトイレの前で何かをしている。トイレを使っていないのに、協力金を払っているのかもしれない。私は今までトイレの使用料金として捉えていたが、協力金なのだから、トイレを使っていなくても協力する気持ちがあれば支払えるわけだ。目からうろこが落ちる。鉱泉の建物の前に登山カードが置かれている。しっかり紙と鉛筆が置かれていて、せっかくなので今日のルートを書いて提出する。まっすぐ行けば、黒百合ヒュッテ、右へ行けば西天狗岳へ行ける。とりあえず天狗岳に登りたいので、右の道を選ぶ。まずクネクネ登って分岐まで行く。右への枯尾の峰への道は荒れているそうだ。天狗岳の駐車場がしっかりあるのだから、こっちは利用者が少ないのだろう。映像を撮って左へ曲がる。しばらくするとガタイのいい30代くらいのソロの男性が降りてくる。朝にヒュッテの方から歩いたのだろうか。もう一人、50代くらいの男性とすれ違う。こっちは追い抜く人がなく、みんな右回りをしているようだ。視界が開け、展望台に着いたと思い、しばらく撮影するが、地図をよく見ると、この少し先のようだ。第一展望谷着くと、後ろ側の視界も開け、さっさとこっちに来て撮影するべきだった思う。まだ人の気配がなく、展望地を独り占めできたので、しばらく撮影する。まだ、それほど人とすれ違っていないが、みんなヒュッテの方へ行っているのだろうか。数組のグループとすれ違い、第二展望台に着くと、若いカップルが座っている。撮影していると、靴下は赤いほうがいいと話しだし、遠回しにファッションを指摘されている気分になるが、気にせず撮影をして先に進む。周りに気がなくなり、比較的急な岩場になる。この辺りで、何グループかとすれ違い、人気スポットの雰囲気が感じられるようになる。東天狗岳に着くと、奥の広くなっているところに女性が座って赤岳の方を見ている。東から来た数人も奥へ行ってくれて、三角点付近に誰もいなくなったので、すぐにおりんを置いて撮影をする。2回撮影して、2回目の撮影が終わると後ろに数人撮影が終わるのを待ってくれていたのに気づき、急いでおりんを片付ける。女性がいる奥の方からも撮影をする。私が撮影している間もずっと山を眺めていて、彼女にとってここはとてもお気に入りの場所であるように感じる。女性が映像に映り込まないように工夫をしながら撮影し、西天狗岳を目指す。下に降りていくと、40代くらいの女性2名が登って来て、振り返ると座っていた女性が杖を持って下りて来ようとしている。少し広い場所があり、ここにもカップルがいる。男性の方は三脚を持って、カメラを東天狗岳の方へ向けている。山頂を見るとすでに何グループかいて、黒百合ヒュッテの方からも登ってきている。山頂付近はしばらく人が多くなりそうだ。山頂に登ると、夏沢峠の方からも人がやって来るのが見え、人の流れを見るおt、西天狗岳の方へ行くより、黒百合平と夏沢峠の往来をする人が多いように見える。山頂標識付近は人が多く、なかなか途切れる様子もなかったので、少し東側のくぼみに腰を下ろし、しばらく東側の風景とカルパスの撮影をしながら、人がいなくなるのを待つことにする。先ほどのカップルがやって来て、男性の方がひたすら写真を撮っている。女性の方は腰を下ろしその姿を眺め、しばらくすると、男性を置いてヒュッテの方へ降りて行った。彼らは一緒に来る意味はあるのだろうかと眺めているが、あれはあれでいい関係なのかもしれない。20分くらいしてようやく人が少なくなってきたので、山頂標識から周りの風景を撮影したり、煮干しの撮影をしたりする。結構登っていそうな黒づくめの2,30代の男性が一人いるが、それをよけて撮影できた。彼も周りの風景の撮影をしたりして、お互い映り込まないように配慮しながら撮影をした。そろそろいい頃合いになってきたので、黒百合ヒュッテの方へ降りる。先ほどのカップルが左にそれて降りていて戻って来る。岩に×印が書いてあるのに見落としたようだ。分岐があり、少しだけ池の方へ下りてしまうが、ヤマレコのルートから外れたことに気づき、戻って予定したルートに戻って進んでいく。ひらけた場所に出て、しばらく北や東側の風景の撮影をして、木の道の上を歩いて、黒百合ヒュッテに着く。テントが沢山張られ、利用客の多さを感じさせる。扉の横にある札を見ると軽食は14時までのようで、ここでカレーが食べたいなら、こっちに来てから天狗岳に登った方が無難だろう。横に「おいしーいアイスあります」と書かれたシロクマと子どもが描かれた立て看板があり、その上には長門牧場カップアイスフローズンヨーグルトorチョコバナナアイスと書かれている。両方とも500円だ。これらは今の時間でも食べられそうだが、それほどゆっくりもしていられないので、数枚写真を撮って、ヒュッテを後にする。しめった岩の多い道なので、気を付けながら降りていき、途中、杖を突いたおじいさんを追い抜くと、道を尋ねられ、ヤマレコの地図を見せて、もう少し先をまっすぐ行った所にあると言い、私は左に曲がると伝えるとおじいさんもそっちに行くと言う。まっすぐ行った先の話をなぜしたのだろうか気になったが、もしかすると一緒に降りようとしているかもしれない。ただ、杖を突いてなんとか降りているおじいさんにペースを合わせるのはつらい。しばらく歓談をし、八ヶ岳は人が多いからこれが最後だというおじいさんに対して、残りのピークは阿弥陀岳でそれで八ヶ岳はコンプリートするといい、いろいろと登り口があると教えてもらい、徐々に二人の距離が開いていく。一度左にそれて、コースに戻り、再び勢いよく下っていく。分岐についたので後ろを振り向くが、おじいさんの姿は見えず、クマ鈴を鳴らしながら枯沢の方へ向かう。小さな男の子を連れた若いお父さんや中高年夫婦、男性3人組を追いぬき、橋を渡って、枯沢鉱泉にたどり着く。中を見ると女性が食堂にいて、準備をしている。窓には食事が11~14時までと書かれている。外の椅子に男性が座っている。気分が良さそうだ。トイレに寄って、スクーターで帰る準備をしていると、枯沢の手前で抜かした人たちが降りてゆき、それぞれの車に入る。準備が終わり、ダート道を降りていく。リヤタイヤの溝がもう無くなってきているので、より慎重に降りていく。後ろから軽自動車がやってきたので、追い抜いてもらい、タクシーや車とすれ違って、夏沢鉱泉との分岐の道に戻り、最後に1枚写真を撮る。大工のような格好をした人たちが近くに車を止めてしゃべっている。山道のどこかを工事をしてきたのだろうか。舗装された道路になり、考古館の近くでマップ検索をして、最寄りのガソリンスタンドに寄る。ガソリンを入れたあと、県道17号を走ることになり、左に八ヶ岳、右にも山が見える。日が落ち、どこかもわからない道に入ったので不安を覚えるが、しばらくすると20号に合流できほっとする。道の駅信州蔦木宿で一服し、バイク置き場で、バイク野郎たちの連帯感を感じる。山梨の盆地を過ぎ、道の駅甲斐大和でも一服する。視神経が疲労したのか冷気に当たって血流が悪くなったのかわからないが、とても目の奥が痛い。缶コーヒーを買って、目に押し当てて血流をよくして回復させる。スクーターに戻るとPCXに乗った人に後ろから声を掛けられ、「HONDAのスマートキーに詳しかったりしますか?」と質問される。いきなりの質問に一瞬戸惑ったが、すぐに今までSUZUKIのスクーターしか乗ったことがないのでわからないと答えると、その人はどこかへ行ってしまう。どうしたのか詳しく聞けばよかったのだろうかと、対応に間違いはなかったか思い返すが、私にはどうにもできなかったように思う。道の駅甲斐大和を後にして、大月を過ぎ、上野原に入る。グリーンカフェの青い電飾がとても目出つ。カフェとあるが夜のお店でないだろうか。カラオケもやっているようだ。くねくねした道をほぼつるつるタイヤで進んでいく。先々週のように車に挟まれて転倒するなんてことにはなりたくはないので、後ろから車が来たら抜かしてもらうつもりでいたが、後続の車はいない。相模湖の手前付近でタヌキに横切られる。412、413と進んでいき、いつもなら右折するところで、今回はナビが違うルートを示してしる。夜も遅くなると16号から帰そうとするようだ。行きに見かけたビルの上の方にあるハックルベリーの看板が見える。u base sagamiharaを見つけるが店は閉まっている。少し前のガストに客を奪われて、ファミレスとしてはやっていけなくなったのではなかろうか。店の横の「幸せの肉三昧」という文字が目立って店の名前を見逃す。「一本槍」という名前の店がある。もしかして逆から走ると「ラーメンつけ麺」の文字が見えたりしないだろうか。16号に入り「君のハンバーグをたべたい」と書かれた看板を見つける。どこかで見た映画のタイトルみたいだ。しばらく走って22時11分に帰宅。今回の旅も記憶に残るものになった。さて、残りのピークは阿弥陀岳。スクーターも身体もしっかりメンテナンスして次に備えよう。
了
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