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Yamareco

記録ID: 735980
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ハイキング
富士・御坂

富士山(さすがに疲れた御殿場口)

2007年08月17日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.1km
登り
2,404m
下り
2,402m

コースタイム

日帰り
山行
9:00
休憩
0:30
合計
9:30
8:10
8:30
20
8:50
9:00
70
10:10
40
10:50
20
11:15
50
宝永火山分岐
12:05
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2007年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館

感想

みなさん、ご多忙で一緒に登ってくれないので、 性懲りもなく単独で富士山に登ってきました。

今回は御殿場口からのチャレンジ。
御殿場口は距離が長いのであまり人気のない登山道。
この時期でも駐車場の心配がいらない。
登山道の渋滞もまず皆無。

それにしても、このお盆の期間、富士スバルライン、
富士山スカイライン両方とも交通規制しているのにもかかわらず、 御殿場口にはほとんど流れてこない。

登りながら、登山客が少ない理由を痛感しました。

今回は初めて、ヘッドランプを使用しました。
闇の中、独りで登るのは不安なので、誰かが出発した後、
数分してから登ろうということにしました。
が、駐車場に到着後、他の登山者の様子を見てましたが、
駐車場にいた1時間で登山客は4人。
車中で出発の準備をしていた2人組みに目星をつけ、その人たちの後に出発することにしました。

出発準備の最中、ウイダーinゼリーを冷蔵庫に忘れたことに気がつき、かなりの精神的ダメージ。

出発後、少ししてその人たちのランプが見え、いつの間にかその人たちに追いついてしまいました。
その後、程なく、後ろにいたランプが見えなくなり、前方も人の気配なし。
明るくなるまで、暗闇の中、全くの一人旅でした。

新五合目上の山小屋から七合目の山小屋までは営業している山小屋はなく
約4時間は避難するところもない。
といってもあってもこの時間、営業してるとも限りませんが・・・

天気が崩れたらどうしましょう。

ご来光は5:10頃に見ることができました。
天候は穏やか。
1番寒くなる時間帯のご来光も半そでで見ることができ、
ご来光の左下には山中湖も見えました。
その頃になると休憩をしている登山客何人かを見かけることができました。

八合目付近になると、登山客が増え始めました。
といっても他の登山道にくらべれば閑散としたものです。
そこで、独りの青年に話しかけられました。
聞くところによると2時に出発したとのこと。
そういえば2時に出発した人いたなぁ。この人か・・・。
「早いですね。引っ張ってってください」といわれましたが、それどころではない。
その頃になるともう体力的にキツく、ひたすら同じペースで足を運ぶのが精一杯。

一度、足を止めるともっときつくなりそう。

その青年は、ちょっと変わってる感じ。雰囲気からして・・・。
それに俺に対抗心を燃やしているよう。周りをうろちょろ。
疲労も重なり山頂が間近というところで休憩。
おにぎりをひとつ食べ出発、少しするととまた彼が・・・

結局は、ほぼ同時刻に登頂。
せっかくなのでその人に、記念写真を撮ってもらいました。
高山病ではなかったと思いますが、
先週の富士宮口登山ではほとんど感じなかった空気の薄さを感じました。
実際、今回は初めて気休め携帯酸素を使ってみました。
これは7月に一緒に登ろうとしていた人たちとの遺産。
みんな初登山ということで一応準備していたものです。

少しは効いたのかなぁ・・・

過去、三回はお鉢めぐりを、反時計回りでしましたが、今回は時計回りでしました。
最高地点の剣が峰まで行くのに、馬の背というかなり急勾配の坂を登らなければならない。
反対周りだとここは下るのみなので気になりませんでしたが、想像以上の急勾配。
かなりキツかった。



大月方面。

山頂では、毎回2時間ほどを目安にお鉢めぐりなどをして滞在しているので、
今回も2時間滞在後、下山開始。楽しみにしていた大砂走りを体験しました。
スピードに乗って軽快に下っていくのですが、これは相当の筋力がないと一気に下ることはできません。
トレーニングなどしていないので、程なくゆっくりペースで下ることに。

疲労困憊していたので楽しむ余裕もなかった・・・

下山の途中、登りは暗闇でその全貌がわからなかったのですが、
大砂走りを下りながら、登山道を見て唖然。
こんなところを登ってきたんだ。とても昼間なんて登れません。
見晴しはいいのですが、あの景色を見たら気が滅入ってしまいます。

こんなところを登ってきたのかと達成感というより、無謀なチャレンジに呆れる想い・・・

炎天下の中、登っている人たちは山小屋一泊登山なんだろうなと思いつつ下山。
日帰りでするなら深夜0時頃には登り始めなければとちょっと学習。
水分も最低2リットルは必要。

あと少しで駐車場に到着という新五合目上の山小屋で、どうしても炭酸が飲みたく、
普段では買わないコカ・コーラを200円出して思わず買って飲んでしまいました。
家に着くまでも2本の炭酸ジュース。
家に着いて体重を計測したら、それでも1kgほど減ってました。
軽い脱水症状を起こしていたのかもしれません。

体が何だか重かったのもそのせいかも。

今回も歩数計を持っていったのですが、登りだけで20,000歩近く行きました。
結局全体で30,000〜35,000くらいになったと思います(途中で歩数がリセットされていました)

自宅から御殿場口新五合目駐車場まで60km弱でした。

 
家に戻ってホッとしたのも束の間、車から降りるとうだるような暑さ。
参りました・・・

0:15  自宅出発
 1:35  御殿場新五合目駐車場着

 2:35  登山開始(1440m)
 6:20  七合目(3100m)
 7:00  八合目(3300m)
 8:10  登頂
       その後、お参り、お鉢巡り、休憩

10:10  御殿場口下山開始
10:50  八合目(3300m)
11:10  七合目(3100m)
11:15  御殿場口・宝永火山経由富士宮口分岐
12:05  御殿場口新五合目駐車場着(1440m)

1:55   自宅着


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