碧岩西稜 久しぶりの藪岩アルパイン
- GPS
- 06:58
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 851m
- 下り
- 850m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチは荒れている箇所が有り注意。踏み跡が散って判りずらい場所も有ります。 西稜はクライミングパートはマシですが、歩きパートは藪岩そのものの趣です。 登山口にヤマビル注意の看板が有ります。ヒル注意! |
写真
感想
凄い昔にタカノス岩北稜を登った時に見た記憶が有る碧岩西稜。奇遇にもkazuma-さんも行ったことがないという事でご一緒させていただきました。
三段の滝駐車場のヤマビル注意看板を見てビビりつつスタート。三段の滝への遊歩道を進みますが、崩落が進んでいたり丸木橋が腐りかけて滑りそうだったり早速アプローチ核心。
三段の滝まで来たら、左岸からジグザグに踏み跡を辿り落ち口まで登ります。補助ロープやピンテは結構ありました。
落ち口で右岸の先に西稜が藪越しに見えますが、1番目立つ鞍部は「そこから登るとかなり困難」との情報が有るので右の方、下から2番目の鞍部を目指すことにしますが藪の為はっきりとその場所を確認することはできません。
取り合えず右岸に渡り、ケルンの所から西稜へ向かいますが、ザレていてなかなか悪い急斜面でした。
右に岩壁(西稜からの支尾根?)が出っ張っていますがさらに奥まで進み、壁に阻まれるところまで来ると何となく凹角状の所が有り、上を見上げると鞍部っぽくなっています。これが2番目の鞍部かという事でロープを出し、ハーネス等準備して1Pをスタートしました。
・1P 15m - yamamossanリード
やや凹角っぽいヘコみ部分を登ると容易、鞍部から右へ登った先でピッチを切る。終了点は潅木(ちと細い)とカムの2点で取りました。
・2P 20m 供kazuma-さんリード
藪で様子がよくわからなかったのですが、最初の岩を越えると普通の藪岩斜面的なピッチで容易でした。終了点は潅木で。
・3P 20m + yamamossanリード
離陸してやや右寄りに登ってから左へ少しトラバースが靴箸靴討魯好織鵐垢やや細かいかも。その先オープンブック的な所はバックアンドフット的に立体的なムーブ。終了点は岩にスリング180を掛けてロープで延長し一段下でセカンドビレイ。
・歩きパート1
水平距離200m位、標高180m程の藪岩登り。藪岩なのでロープを畳みました。
・4P 25m 掘kazuma-さんリード
景色最高なハイライトピッチ。途中の灌木が枯れているので左の灌木で支点。リッジ部分を登るのが楽しい。終了点は潅木で。
・歩きパート2
ロープを畳み少し歩くと碧岩山頂でした。
山頂でkazuma-さんとグータッチ。展望は灌木の為、大展望とは言えませんが途中のクライミングでの景色は気持ちよく、久しぶりの藪岩アルパインを楽しめました。
降りは事前情報の通り急なロープ場や不明瞭な踏み跡の所もあり、ルーファイしながらの急斜面を沢へ降ったりアプローチ核心的な感じでした。
・帰り
最初のロープ場は懸垂したけど、時間がかかるので慎重にクライムダウンした方が良かったかも。次のロープ場はクライムダウンしました。
・沢付近
尾根部分あたりまではピンテも正確でしたが、尾根を外れ沢に向かって降る辺りでピンテが散漫になり、踏み跡もバラけたので適当に降りルートに復帰しました。
・装備
ロープ べアール ランド 8mm 48m ※マークは約12m毎3ヶ所だった。
カム #0.1〜#1まで7本持って、#0.3〜#0.5まで使用したと思います。
無線 必要、特に帰りのルーファイで意外と便利でした。
クライミングシューズ 持ったが終始アプローチシューズで行動しました。
沢沿いの滑りそうな木橋や渡渉をクリアして下山。気にしていたヤマビルも大丈夫でラッキーでした。
kazuma-さん、今回もありがとうございました。久しぶりの藪岩アルパイン、マルチピッチだけではなくルーファイや渡渉やザレ急斜面等、色んな要素がお腹いっぱい楽しめました。またよろしくお願いします!
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