三倉6回目 2日目 ラッパハングRP!
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- GPS
- 09:35
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 382m
- 下り
- 393m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
朝イチクライミングは、ドキドキする。
昨日の反省、クラックに身体が入っていないため足が決まらなかったので、足置きを丁寧に心掛けて登る。「足に力(こめて)」と自分に言い聞かせて登る。
憧れのモスクラックは、まだまだ技術も体力も足りないけれど次の目標!
3日で7回モストレをする方もいるとか。
青白ハングは、ルートが長く圧倒的なカッコいい名ルートばかり。
リーダーのモルモットクラック5.11aつじまいさんがオンサイトしたルート。シンハンドが続く。
感想
今日の収穫は、なんといってもラッパハング5.10bのRP!すごく嬉しかった。
☆ラッパハング
前日いろいろ反省し、朝イチで取りつかせてもらえることに。
朝イチのクライミングは、緊張する。壁を見たり、ウロウロしながらシミュレーションイメージを固めて、ロープを結び、シューズを履く。
TCプロは、昨日のリハーサルでつま先に穴が開き、サイドのゴムも剥がれ掛けている。
でもこれでやるしかない。あとは、マルチ用の大きめサイズしかありません。
心掛けたことは、足置きを丁寧に、そして足に力を込める。そしてクラックの中に身体をしっかり入れて、左足のヒールアンドトウのスペースを作る。
出だしの#0.75は昨日伸ばしていなかったが、重くなるのでヌンチャクで伸ばしておく。次の番手の#3も同様です。
出だしのハンドクラックは、右手順手、左手逆手のハンドジャムのズラッシング。このパートが私には、1番強度が強い。右手がガバ岩に届くとホッとする。一段上がって大レスト。息が上がる。
ボルトにヌンチャクを掛けるところは、昨日のリハーサルで慣れてきた。そこからは、ガバ。足は小さなスタンスを拾う。身体を返して、左のクラックにカム#0.75。棚にガバが繋がる。さらに上のクラックにに指をかけて上がり、縦カチを繋ぐ。ここからモジモジポイントとなる。#1を左クラックにきめておく。座りが悪かったので#2を、無理やりねじ込んでもいいのかも。
左手の縦カチになったとき、それがちゃんと効いているか不安になり、上のガバをえいっと取るだけなのですが、何度も体勢を整え直した。足を張ると休める。気持ちが整ってからガバ石を撮りに行き、身体を上げて乗っ越しパートに移る。
乗っ越しは、そんなに難しくない。右下に120スリングで伸ばした#2をキメる。昨日は、このスリングを膝で蹴り上げてしまったので注意する。
右手を突っ込むようにジャムし、左手で三角の頂点を抱え込むようにし、左壁に棚があるので左足を飛ばし、マントルを返すように右足の膝を上げる。右足をジャムしなおし、さらに奥の丸い石を掴みながら身体をさらに上げる。縦クラックの奥に#3をキメる。体勢を整えて備える。
出だしは、右足ジャム左足ジャムで少し身体を上げる。右手のジャムはよく効く。少し身体が上がったら、身体をクラック内にしっかり入れるようにして左足は、ヒールアンドトウでずり上がる。以前は、左フェイスの粒を踏んでいたがそれではうまくいかない。クラックのふちに小さな棚があるとぐいっと上がれる。
#4のところは、みんなは、フィストだと言っていたけれど、私は、リービ。足をしっかり決まらず、ちょっと下がって体勢を立て直して、足を決めてからリービを組み直して上がった。リービセクションが終わると再びジャムセクション。それを少し上がると右壁外に掴める縦クラックがあるので、それと、左スローパーを持つようにして身体を上げる。
さらに、身体を右刺しから左刺しに変えて、左足をクラックの奥に置き、スメアでずり上がるようにして体を上げると、木が出てくる。やった!思わず声が出る。終了点にロープを、掛けながら何度も「めっちゃ嬉しい」と言い、「これでモスクラックへの挑戦権を得た!」と叫んだ。
時間を掛けて、慎重に登ったラッパハング。登らせてもらえて本当に嬉しかった。
次ほ、ウメさんのモスクラックを応援する。繰り返しになるが青白ハングの中でも、モスクラックが私の憧れ。もちろんトップアウトしたらトップロープにしてもらうよう依頼する。
ウメさんは、できて当たり前のプレッシャーの中、するすると上がっていく。朝日が眩しそう。
#5のワイドパートは、そんなに体力消耗しなかったと言って抜けていった。乗っ越しは、右手順手、左手、右フィストらしい。のっこすと右下に踏めるポッチがある。
そのあとは、ズリズリのワイドパート。ビレイ点から見えなくなってからもちょっとある。
あっという間にRP。前回の方が嬉しい!とか言ってましたけど、安定感のある登りかっこよかったです。
その次は、リーダーのトップレス5.10c。やっとルートをちゃんと見上げたけれど、これは、明らかに5.10cの中でも難しい部類。さらに上のトップレスの由来で何もないと言われる場所は見えない。
リーダーの登攀が始まるけれど、クライマーさんたちが上がってきた。トップロープを掛けたままにしていたので、許可をもらいに行く。快く楽しんでくださいと話していただき本当にありがたい。鹿児島にも遊びにきてほしいな。
リーダーが出だしを終えて、ハングを処理し、だんだん開いていく立て直しクラックを上がっていく。最後は溝になっていくと言っていた。さらにトップレスパートは、溝とかごく小さなポケットとか。ものすごーく張り付いているのが見えて、やがて見えなくなり、しばらくして雄叫びが聞こえたので成功したのだとわかった。すごいことだけど、ホッとする。良かった。
☆モスクラックのトップロープ…前回初めてトップロープで触らせてもらったときは、#5のワイドパートがどうにもこうにもあがらず、カッコイイ女性のクライマーさんに回収していただいた経緯がある。この女性クライマーさんは、前日に2時間ぐらいモスクラックに取り付き、今日は、お誕生日RPされていた。憧れの女性クライマーさんです。
出だしはどうにか上がり、#5ワイドパートのところへ。また、上がらず何度もテンション。テンションのたびに振られて、よじよじ戻る。ポケットに右足をどうにかのせてえいっと身体を上げてワイド登りに入る。左足でズリズリ上がり、左手でときどき現れる小さなポケットなどで身体を引き上げる。ようやく半分のところまで行けた。というのも、ビレイの力で引き上げてもらっている。正直ここまで来れると思っていなかったので、なんとか上まで行きたいところ。
乗っ越しのところは、やはり高度感があって怖い。後ろの岩に足を突っ張りながら右丸に足を乗せる。右ジャム、左(甘い気がする)、右フィストでなんとかビレイで引っ張り上げてもらう。右下のポッチ。これか。体勢を整えてクラックを上がる。
左の岩を利用しながら上がっていく。
さらにその上は、手がかりがほとんどない。
終了点下は、もっと手がかりがない。ウメさんが足踏みをするようにヒールアンドトウでちょっとずつ上がると後で教えてくれた。初めてのモスクラックの全容を見ることができて、まだまだだなーと思ったけれど、ワイドの足技術の精度を上げていきたいなと思いました。
その間、ショウさんがラッパハングをRP!
モスクラックにとりついていたので応援できなかったけれど、あとでお話しを聞かせていただくとショウさんは、左刺しが得意。最後の縦クラックも左刺しで上がっていったというからすごい。写真でもそうだった!
大物2本を登った私は、本日の気持ちが終わっていた。リーダーは、Aコース7号目のナビーラにいきたいと言っていたが、今から??とみんなに阻止された。結局モルモットクラックに行くことになったけれど、まだ12:30で、驚く。気分は、15:30ぐらいだと思っていたからなのです。
モルモットクラックのリーダーのビレイをする。シンハンドが続きむずそう。上部は、身体を沈めるようにして棚にぶらさがるようにしてトラバース。
リーダーが、「今日は、トップレスとモルモットクラックしか登ってない」と言い出し、水晶クラックを登るという。水晶クラックのビレイをする。そうでしたっけという出だし。なんとか登ってしまうのでいいですけど。
最後にショウさんのモルモットクラックを応援してこの日は、終わり。
温泉と買い物。登っているときは、気づかないけれど、降りて擦り傷が急にしみる。温泉で改めて思う。ウメさん食堂のサラダ、タタキ、バーベキュー。祝杯。焚き火の前で1時間ぐらい今日の写真とか動画を見てしまう。早く寝なくては。明日は5:00起床。初日のような冷え込みは、なかった。
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