まさかり担ぎに行ったら、秋の花と出会う―金時山・明神ヶ岳・明星ヶ岳縦走

2024年10月14日(月) [日帰り]

• GPS: 06:26
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,235m
• 下り: 1,474m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 0:14
• 合計: 7:02

8:11 金時神社口
8:17 8:17 金時神社駐車場
8:21 8:21 公時神社
8:40 8:46 金時宿り石
9:13 9:20 公時神社分岐
9:46 金時山
10:30 10:33 公時神社分岐
10:53 10:54 矢倉沢峠
11:06 11:06 963m
11:24 11:25 946m
11:28 11:28 苅川峠
11:50 火打石岳
11:55 11:56 火打石岳北
12:01 12:02 火打石岳案内板
12:14 12:14 959m
12:58 12:58 最乗寺奥の院分岐
13:05 13:05 明神ヶ岳
13:17 13:18 明神ヶ岳展望地
13:27 13:27 摂政宮殿下大雄山行啓御通路記念碑
13:49 13:49 宮城野分岐
14:12 14:12 奥和留沢みはらしコース分岐点
14:22 14:22 宮城野登山口分岐
14:27 14:27 明星ヶ岳
14:36 14:37 大文字焼展望ポイント
15:06 15:06 明星ヶ岳宮城野登山口
15:19 15:19 宮城野橋バス停
15:19 ゴール地点

写真

10/14 8:18

公時神社で、山行の無事を祈ります。

10/14 8:21

10/14 8:23

ツルリンドウの実がありました。

10/14 8:23

ノコンギク？

10/14 8:36

ヨメナ

10/14 8:37

ホトトギス

10/14 8:41

金時宿り石　金時が母親の山姥と生活した場所とされ、1931年に、突然割れたそうです。

10/14 8:45

オトコエシ

10/14 8:58

こんな道をゆきます。

10/14 9:08

アキノキリンソウ

10/14 9:10

トリカブト登場。

10/14 9:14

ヤマハッカ

10/14 9:16

大涌谷の噴煙

10/14 9:26

シオガマギク、だそうです。初めて見ました。

10/14 9:29

ハコネギク、でいいのかなあ。

10/14 9:31

センブリが咲き出しました。高尾や陣場もそろそろかな。

10/14 9:39

リンドウ、開いていました。大好きな花です。伊藤左千夫『野菊の墓』で、民子が政夫を「リンドウのような人だ」といったのが思い出されます。

10/14 9:47

山頂、とうちゃこ。富士山がキレイに見えます。

10/14 9:50

山頂にもセンブリ。

10/14 9:53

富士山どーん。東京でふだん見ている富士山より、近くて大きいです。

10/14 9:54

芦ノ湖も見えます。

10/14 9:55

金時山の看板と富士山のコラボ。この後、まさかり担いで、がどうしてもやりたくなり、家族連れの方に写真を撮っていただきました。写真の私は、クワを持って、畑を耕すところみたいに見えました（笑）。

10/14 10:03

こちらもハコネギク？

10/14 10:05

蜜を吸うチョウチョ。ウラナミシジミ、でしょうか。

10/14 10:08

数珠なりのトリカブト。

10/14 10:10

アキノキリンソウ、再び。

10/14 10:37

やったあ、マツムシソウだ！

10/14 10:37

10/14 10:38

10/14 11:13

明神岳へは、左右を笹に囲まれた道をゆきます。単調で飽きました（泣）。急ではないので、トレランにはうってつけではないでしょうか。

10/14 11:42

咲きかけのトリカブト。

10/14 11:44

トリカブトツインズ。

10/14 11:58

やっと、ブナなんかに囲まれた、好みの道に来ました。

10/14 12:05

こちらは、何の実でしょうか？

10/14 12:06

プチ仙石原（笑）。

10/14 12:20

ツリバナの実、だそう。

10/14 12:21

ウメバチソウ、今年は入笠でお会いしましたが、またお目にかかれるとは！

10/14 12:39

展望が広がり、気持ちがいいです。

10/14 12:41

ススキと富士山のコラボ。

10/14 12:59

こんな道をゆく。

10/14 13:08

プチ仙石原、再び（笑）。

10/14 13:16

明神山頂で見た、オバケアザミ。フジアザミというらしい。

10/14 13:17

明神山頂、とうちゃこ。

10/14 13:22

トリカブト、寄り添って。

10/14 13:28

こちらは、ずいぶん色が濃いなあ。

10/14 13:33

ウメバチソウ、再び。けっこう、咲いているんですね。

10/14 13:33

ヤマラッキョウ

10/14 13:42

10/14 13:57

いかにも毒がありそうなキノコ。ビクトル・エリセの映画『ミツバチのささやき』の、親子三人のキノコ探しを思い出しました。

10/14 14:04

このお花、たくさん見かけました。何ていうお花なのでしょうか？　ご存じでの方がいらっしゃいましたら、教えてくださるとうれしいです。

10/14 14:23

10/14 14:26

明星は、見晴らしはなし。山の神様がまつられていました。

10/14 14:53

キノコの山が食べたくなりました。

10/14 15:09

明るいうちに下りられて、よかった！

撮影機器：

OPPO Reno5 A OPPO

感想

眠り猫

　10年ぐらい前から、マツムシソウの見られる時期に金時山から明星ヶ岳の縦走に行きたいと思っており、ようやく実現しました。

　前日、ヤマレコでどんなお花が見られるか、チェックしました。特に「みのちゃん」さんのレコは、私の知らないお花の名前を、場所も明らかにして載せてくださっていて、たいへん参考になりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。

　ほぼ始発の電車に乗って出かけました。乗り換えが多くて寝過ごすと危険なので、乗り換えが近づくと、スマホのアラームが鳴るようにしました。最後に乗ったバスで、それでも寝過ごして、二つ先のバス停まで行ってしまいました。

　金時山にはたくさんの方が登っていました。海外からの観光客もいました。欧米人の若い男性が、ビーチサンダルで登っているのでには、びっくりしました。5歳ぐらいの男の子が、両親に先んじて登っているのに、待ってー、といっているのがほほえましかったです。

　金時山は、山頂からの展望もすばらしかったです。手軽に登れて、登ったごほうびもある。金時山の人気の理由がわかった気がしました。

　金時山から明神ヶ岳への縦走ルートに入ると、一気に登山客は減りました。ほぼ同じルートを大学生ぐらいの若い男性が歩いていました。何度も私が追い越したり、その男性が追い越したりしました。体格がよくて、走ってでも行けそうなのに、登山道でウメバチソウやトリカブトに足をとめ、スマホで写真を撮っていました。若いのに、植物に関心があることに感心しました。私が同世代なら、お付き合いしたいものだと思いました（笑）。

　秋晴れで展望が楽しめただけでなく、思いのほか、いろいろな花が見られて、大満足の山行となりました。ただ、明神ヶ岳への縦走は、リピはないなと思いました。とにかく景色が単調でしたので。

　ふだんは高尾ばかりで、こんなに距離を歩くことはないので、明るいうちに歩き切れるか心配でしたが、何とか歩き通すことができました。箱根は私には遠いですが、また機会があればこの山域に歩きに来たいと思いました。