八ヶ岳(硫黄岳→横岳→赤岳→阿弥陀岳)
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- GPS
- 11:08
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,697m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日、関東甲信越地方も梅雨明けとなり、いよいよ夏本番です!
この時期、低山は猛暑で厳しいので、やはり高度の高い涼しい山を登りたくなる。梅雨明け最初の山は八ヶ岳の縦走としました。主峰群を縦走したいというのは前からあったので計画自体は結構前から立ててたけど、中々実行する機会がなかった。今回は硫黄岳から阿弥陀岳までの縦走です。自分の体力なら普段よりちょっとキツいくらいの山行かと思いきや、八ヶ岳はやはり甘くなかった・・・想像の1.5倍はキツい山行となりました。
午前0時過ぎ、超絶なダート路を乗り越え、出発点となる美濃戸のやまのこ村駐車場に到着。土曜なので満車を警戒して早く到着したけど、駐車場になんかパイロンがたくさん置いてある。🚻を借りる時に気づいたが、事前予約制度があるらしい。金土日祝を除いた日ならスマホで割引チケット見せれば¥1000→¥500にしてもらえるそうです。駐車場の受付してからでないと登れないので、朝まで車中で仮眠をとる。(-.-)Zzz
明け方4時半頃から山荘の方が外に出てきて受付を始めた。この時点で予約を含め7割くらい埋まってる感じ。人気の山だから駐車するのも一苦労ですね。
AM5時前、駐車場を出発。この日のルートはまず北沢から赤岳鉱泉を経由して硫黄岳を目指す。赤岳鉱泉までは緩やかで歩きやすい道が続く。前日夜に雨☔が降ったらしく、山道が結構湿ってた。1時間半弱で赤岳鉱泉に到着。早朝ですが結構なにぎわい。キャンプ⛺されてる方も大勢いました。温泉♨が近くにあるキャンプ場というのは良いですね。
赤岳鉱泉を過ぎると硫黄岳への急登が始まる。森林限界を超えた所で赤岳を中心とする主峰群が見えた!雲がちょっと多いけど天気は抜群なので、自然とテンションも上がる!O(≧∇≦)O
稜線に出て10分ほどで硫黄岳に到着。爆裂火口が見えたがすごい大きさだな。
!!(;゜ロ゜ノ)ノ
ここから八ヶ岳の縦走の始まり、次は横岳を目指す。台座の頭を超えた辺りから、道が険しくなってきた。硫黄岳から1時間ほどで横岳(奥の院)に到着。ここから最高峰の赤岳を目指す訳だが、ここから難所が続く。遠目に見ても横岳−赤岳間はギザギザしててキツそうだった。この日は人も多いのですれ違うのも大変だ。天望荘までたどり着いた頃には結構へばってきた。
(; ̄д ̄)ハァ
目の前には赤岳への最後の難関の急登が待ち構える。しかも午前中は晴れてたのに雲が湧いてきて、山頂もガスに隠れがちになってきた。気力を振りしぼって急登にとりつく。鎖場では下ってくる人とのすれ違いも一苦労です。駐車場を出発して6時間、ようやく赤岳山頂に到着。いやながかった・・・5時間以内で着けると思いきや、目論見が全然甘かった。。。
(:.;゜;Д;゜;.:)ハァハァ
さて、ここから中岳を超えて阿弥陀岳を目指す訳だけど・・・阿弥陀岳への登りは相当急に見える。6時間歩いた後にあそこへ登るのか・・・膝もつかな・・・・
ε=( ̄。 ̄;)フゥ
中岳へ向かう下りは、登り以上に大変だ。反対側から登ってくる人も、皆疲労困憊の感じ。やっとのことで鞍部まで下り、そこから中岳への登り返し、そこからまた下って、阿弥陀岳への取り付きまでついた。
・・・・
・・・・
・・・・
スゴい急斜だな。。。ていうか、もうただの壁にしか見えん💦
ΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?
既に7時間以上歩いてるので、結構足も痛い。このまま右に曲がって美濃戸に下ってしまうか?という誘惑にもかられるが、時刻はまだ12時過ぎ、気力を振りしぼって最終試練に挑む。
(๑•̀ㅂ•́)و✧
阿弥陀岳への急登は赤岳よりキツかった。鎖のない岩場もあり、ホールドポイントはたくさんあるものの、落石を起こさないように、とにかく気を遣う。20分ほどの激登りを経て、ようやく最終目的地の阿弥陀岳に到着。山頂はガスに包まれていたので眺望はなかったけど、達成感は半端ない。しかし、やはり八ヶ岳は厳しい山だ。YAMAP上の記録だと今日1日で11のピークを踏んだことになる。疲れるわけだ。
痛む足をかばいながら3時間かけ美濃戸に下山。予定時間を2時間くらいオーバーしてしまった。しかし、八ヶ岳を”これでもか!”というくらい堪能した1日となりました。
百名山(35)
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