記録ID: 7369591
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
北ア/唐松岳、八方尾根を往復
2024年10月13日(日) ~
2024年10月14日(月)
がくさん
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 10:29
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 4:08
距離 5.2km
登り 863m
下り 77m
天候 | 初日はガス時々晴れ、2日目は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マイカーの場合、ゴンドラ乗り場併設の駐車場などは1日1000円など有料だが、少し離れた第3駐車場は無料で、トイレもある。水洗で紙も付いていて、きれいだった。ゴンドラ乗り場まで、徒歩10分ほど。 なお、自家用車なら黒菱まで上がることができ、そこからリフト2本を乗り継いで八方池山荘まで行けるが、駐車場が満になるとアプローチ道の入口が封鎖されるようだ。 登った日のゴンドラはものすごい人出で、始発が7時だったが、7時に行ったら長蛇の列で、乗れたのは8時30分だった。どうも過去最高の人出だったようだ。 八方アルペンライン https://www.happo-one.jp/trekking/alpenline/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
※写真は取り急ぎ8枚付けました。数日後に追加するつもりです。 〔目次〕 1.八方池山荘〜八方池 2.八方池〜唐松岳 1.八方池山荘〜八方池 リフトを降りた八方池山荘は、他に売店とトイレの建物がある。トイレは有料である。(ゴンドラからリフト1本目に乗り換える兎平は、トイレ無料で、立派な食堂やカフェがある。) 八方池山荘から登り出すと、すぐに登山道と遊歩道の分岐がある。登山道は途中から滑りやすい岩の多いルートになるが、遊歩道はほぼ木道で歩きやすい。最初から森林限界を越えていて、白馬三山や向かいの妙高火打連峰などを見ながら登れる。 二手に分かれた登山道と遊歩道は第二ケルンで合流する。第二ケルン前はちょっとした広場で、外界側にトイレがあるが、協力金を払って利用する。遊歩道は南東側から広場にたどり着くが、登山道はトイレ入り口に東側から直接着く感じである。 第二ケルンを過ぎて少し岩場の登りになり、10分ほどで八方ケルンに着く。そこで右へ曲がり、さらに少し登ると、八方池を見下ろせる広い場所に着く。広場からのルートは、八方池へと降りていく道と、そのまま尾根を進む道に分かれる。尾根へ進むと、眼下に池を見る感じになる。湖面には映らないが、白馬三山と八方池を同じフレームに収めて写すことは可能である。池に映る不帰の劍を見るなら池へ下る。(池へ下ると、若干の登り返しがある。) 池ルートへ下って最初に池のほとりに着いたところで左へ曲がった突き当りは、湖面に映る不帰の劍の撮影ポイントである。元のルートに戻り、少し登り返して、池の北側にある広場に出られる。観光客もたくさん来ていた。池を反時計回りに進み、わずかに登ると尾根ルートと合流する。ルートの合流地点は、観光客が来られる最終地点で、その先、唐松岳方面は登山装備が必要と注意喚起されていた。 2.八方池〜唐松岳 池周回と尾根ルートの合流地点から先は、まずは展望の良い尾根の登りである。岩の多いルートであるが、比較的登りやすい。登り方向で左側には鹿島槍が見え、右側には不帰と白馬三山が見える。少し進むと低木帯に入る。ちょうど紅葉が良い頃合いだった。 その後ルートは尾根の南側を通る。展望は鹿島槍、五竜がメインになる。一部ルートが細く、谷に転落しないように注意して進む。このルートは初心者も多いようで、すれ違いのときに谷側で待つ人や、ルート上で休憩や写真撮影の人もいて、ちょっと大変だった。 尾根の南側をさらに進んていくと、再び低木帯に入り、少し進むと扇雪渓に着く。8月くらいまでなら雪渓が残っていて、休むのに良いが、さすがに10月に雪があるわけがなく、ただ岩の多い広場になっていた。 扇雪渓からはちょっとした登りになり、少し登ると樹林から出てわりと平坦なところを進む。行く先の右上にトンガリのものが見えてくる。丸山ケルンである。平坦なあたりから、炎天下のなか頑張って登っていくと、丸山ケルンに着く。 丸山ケルンのポイントはかなり広く、多くの登山者が休憩している。展望も素晴らしく、白馬三山、不帰の劍、五竜岳や、外界には白馬の町、その奥に妙高火打連峰。運が良ければ富士山、八ヶ岳、南アルプスなども拝める。 丸山ケルンを出てからは、ずっと展望のきく稜線歩きになる。行く先に唐松岳頂上山荘の手前にある丘が見えていて、けっこうな高い位置に見える。 少しずつ標高を上げていくと、左へトラバースする旧道が通行止めになっているところに着く。新たに付けられたルートは痩せ尾根の急登で、少し険しい。急な階段を上がる部分もある。旧道の通行止め以降はストックをたたんで登るほうが安全そうなルート状況である。 頑張って急登を這い上がると、少し広いところへ出る。西側へ寄ると、眼下に唐松岳頂上山荘の屋根が見えてくる。西側の奥は、薬師岳、立山三山、劔岳の大展望が飛び込んでくる。すぐ北には唐松岳の頂上がある。広場から、南側へ下っていくと、頂上山荘の南端に降り立ち、五竜岳からのルートと合流する。右へ旋回して、小屋の玄関に着く。小屋の西側眼下にはテント場がある。テント場まではそれなりに下る感じで、その先に祖母谷温泉へのルートが続く。 小屋から唐松岳へは、登り20分程度である。小屋前からいったん下りになり、再び登り返す。アルプス稜線のルートで、岩が混じる道をジグザグと登っていくと、頂上に着く。 唐松岳の山頂はそこそこの広さで、360度の大展望である。鹿島槍、爺が五竜に隠されて見えないが、それ以外はほとんどが見える。劔立山を見るには絶好のロケーションであろう。不帰の劍への下りは、入口に小さな看板が出ている。 唐松岳頂上山荘は水がない山荘で、天水を有料で分けていた。飲むなら煮沸してからである。ペットボトルの水は500mlを500円で売っていた。シーズン中ならランチ営業もしていたはずだが、翌日に小屋閉めらしく、カップ麺くらいしか置いてなかった。ラーメンは完売で、カレー飯を買って初日の昼食にした。宿泊者以外のトイレ利用は300円。 ドコモの電波は、ほとんどで圏内だったと思うが、ガスが濃くなると電波が弱い。また唐松岳頂上山荘内や山荘前でも、劔岳側がガスだと電波は拾えない。山荘南端の白馬側の街が見えるところまで行けば電波が届いた。翌日朝は、魚津あたりの街が見えていたので、玄関前でも電波は来ていた。 |
その他周辺情報 | 鉄道とバスなら、白馬八方の交差点にある八方の湯が便利だが、今回は同行者の車で来ていたので、白馬大橋を渡ったところにある倉下の湯を利用した。 入浴料は600円で、ボディソープ、シャンプーは設置されている。内湯はなく、屋内は洗い場のみ。湯船は露天風呂のみである。黄金色の湯で、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。脱衣所に鍵付きロッカーはなく、籠のみ。貴重品は100円のロッカーを使う(100円玉が戻ってこない)。 倉下の湯 https://www.kurashitanoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ファーストエイドキット
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