硫黄岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 14m
コースタイム
12:36美濃戸-14:26赤岳鉱泉
1月19日
6:00赤岳鉱泉-8:23赤岩の頭-8:58硫黄岳9:23-9:40赤岩の頭-10:30赤岳鉱泉11:56-12:52美濃戸
天候 | 1月18日晴れ、夜雪 1月19日晴れ時々曇り(風強い)、朝方まで雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
計画書は赤岳山荘(美濃戸) |
ファイル |
非公開
7378.xls
計画書
(更新時刻:2014/01/15 13:53) |
写真
感想
いやー寒かった。
19日の鉱泉-20℃。稜線は強風。
それでも昨日からの新雪が積り、
美しい風景。
強風で赤岩の頭からはなかなかハード。
撤退するパーティもいる中、皆のこれまでの
積み重ねもあってか、無事に硫黄岳PH。
厳しいコンディションで登れたので
嬉しさも一入かな。
ともあれ、楽しいハー○ム山行だった。
ありがとう。
3度目にして初登頂!!まさかのラッセルin硫黄岳
冬シーズンに入る前から日程だけ決めていた山行。
雪訓で事故って、危ないからと、もう一緒にはいってくれないだろうって思ってた。
年末に、
「せっかくだから、遊べて楽しいとこよりも、
犲力山行できるような練習になる山畊佑┐箸い討諭」
と言われたとき、
いつもと変わらず接してくれて凄く嬉しかった。
やっさんからは、八ツにするなら、赤岳・権現等がちょうどいいんじゃない?
っていわれたけど、
1ヶ月以上、山にいってなかった。
3人とも冬の硫黄は初めてだった。
直前まで代替か硫黄か?
登頂予定日の気象が芳しくなかったけど、
「余り芳しくない時の山のコンディションを知る」ことも
勉強になる。との事で、硫黄に決定!!
【事前準備】
・地形図と雪崩れ箇所を頭に叩き込んでおく
・天気の流れと傾向をつかむ、予想する
・最悪のコンディションを想定しておく
(強風・ガス・気温・トレースの有無等)
【当日】
前夜からの積雪およそ10センチ
気温マイナス20度
赤岩の頭から先、トーレースなし。
稜線の風速8〜10m
林道は、埋もれてはいたけどトレースがわかる程度。
とにかく気温が低いので、
汗を少しでもかけば中から凍りつく。
ゆっくりすぎるくらい、ゆっくり歩く。
肌の露出箇所が痛かった。
キックステップが1回で決まらないから、何度も蹴り込む。
1箇所、谷側の斜面を踏み抜くんじゃないかと怖かった。
赤岩の頭をトラバースする手前まで、風もなく順調。
最後の休憩でレイヤードの確認、アイゼン装着、お互いにチェックする。
峰の松目の分岐に出てから1個目のケルンまで、
風は強いが、ノートレース、膝下ラッセルで気持ちがいい。
と思ったのも束の間、すぐに股下ラッセルになる。
一度はまると抜けられない。
傾斜がないから崩して前に進めない。
ほんの数メートルが異常に疲れる。
後ろの人に気づかれない…。
息があがり過ぎて、心臓が破裂しそうだった。
ラッセル遭難するんじゃないか恐怖心満載。
ほんのちょっとのラッセルでバテル…。
その後のピークまで息が整のうこともなく、
風に吹かれて、顔面がめちゃくちゃ痛かった。
お目当ての爆裂火口を直下に見下ろし、
一旦、石室内で休憩する。
ここで、風をよけて座って休憩して、やっと呼吸が整った。
ここまで計画通りに進んできているので、横岳までいくか?
との問いかけに、
一番先に「いきたくない。もう、登りたくない。顔痛い!」と言う。
せっかくだから、
硫黄岳山荘までいきたい気持ちもあったけど、
早く風がないとこまで戻りたい気持ちでいっぱいだった。
アイゼン装着したとこと同じところでアイゼンはずす。
「ここからの下り位は、アイゼンなしで歩けるようにならないと!練習ね!」
先頭をいくやっさんを走って追っかけた。
怖いかなーっておもったけど、超楽しくてテンション上がる。
トレースとは別に、斜面にたくさんシリセー道があったので、
傾斜がなくなるとこまで、ずっとスノースライダー。
鉱泉で早めのランチを取って下山。
きなむさん
なんでも相談できて、おいしいツマミやごはんが食べれて、
二人と一緒だと、勉強になることがたくさんある。
前夜のデキパキシェフによる豪華ディナー。
テキパキ行動。がんばる気持ち。
きなさんも、きむさんも
それぞれに
練習したり、工夫したり、決して人任せでないとこが大好き。
いつもいつもありがとう。
最後にやっさん
後ろにいたかと思うと前にいて、縦横無尽に動き回る。
ON・OFFの切替がだれよりも凄い。
要所×2さりげなくアドバイスくれる。
今回で5回目の山行
先輩の中で一番一緒に山にいってもらってる。
毎回、おまかせコースでなく、
必ず主体的に勉強できるように、
セッティングしてくれる。
事前から細かな疑問や不安を感じることに、
丁寧に答えてくれる。
毎回勉強になる。
そして思い切り楽しめる。
初めにも書いたけど、
今後、会の人はだれも一緒に山なんかいってくれないんじゃないかって思ってたし、
冬は、どうやって練習したらいいのかもよく分からないし計画立てにくい。
練習しないと登れない、冬は一人でいかれない、
いく機会がなかったら、冬山は諦めるしかないと思ってた。
だから、
やっさんも、きなさんも、きむさんも
みんなにほんとに×2感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとう。
冬山やる人にとって、入門的な山ではあるけど、
私にとっては、一生の思い出に残る最高の山行になりました。
ほんとうにどうもありがとうございました。
コメント
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よかったよかった ほんとによかった
やまぴがやまいけてなんだかすごくほっとした。
ほんとによかったよ〜〜〜・
これもあれもみんなのおかげ心配かけてごめんねこちゃん
ぴこ、完全復活だね。
おめでとー!!
祝杯あげよう♪
きなちゃんもきむちもみんな本当によかったね。
やさんありがとう。
わたしもうれしくなりました。
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