安達太良山 (奥岳登山口から時計回り周回)
- GPS
- 05:01
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 909m
- 下り
- 916m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:41
天候 | ヤマテン、登山天気は快晴予報。お天気ナビゲーターは曇り時々晴れの予報。結果的に、お天気ナビゲーターが的中した。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に湿っていて柔らかく、泥濘部分が多い。ゲイターは必須と思われる。 |
その他周辺情報 | 下山後に奥岳温泉に入る。14時の時点ではまだゆったりできたが15時には少々混んでいた。JAF割引で650円。 |
写真
装備
個人装備 |
レインウエア(上下)
長袖シャツ
パンツ
アンダーウエア
ソックス
グローブ
帽子
防寒着
着替え(ソックス・アンダーシャツ)
スパッツ
サングラス
トレッキングブーツ
バックパック
ポール(ポイントプロテクター必須)
ヘルメット
ヘッドランプ(予備電池含む)
水筒またはハイドレーションパック
クッカー・ストーブ・燃料
食器・カトラリー
軽アイゼン
コンパス
地図&マップケース
時計
タオル(手ぬぐい)
ロールペーパー・携帯トイレキット
ガベッジバック(ゴミ袋)
ライター・防水マッチ
GPS・高度計
筆記用具
カメラ
日焼け止め・リップクリーム
ナイフ
救急用品・常備薬
健康保險証•身分証明書
携行食・非常食
登山届(事前提出)
ツェルト
携帯電話
ダクトテープ・細引き
エマージェンシーコール(ホイッスル)
熊鈴・熊よけスプレー
浄水器
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備考 | 登山口からゲイターをしていって正解だった。ニット帽も持っていったが、昼食休憩時の寒さ対策に有効だった。 |
感想
「ゲイターを履いていって本当に良かった・・・!」
降りてきての感想です。事前の情報収集で登山道が「泥濘」とあったのを見て、駐車場からゲイターを装着しました。すぐにユルユルの道になり、この判断が吉と出ました。単にユルいだけでなく、そもそも道が深いのです。土の上に深さ30cmくらいの溝を掘り、その中を歩いてく印象と言ったら良いでしょうか。つまり、登山靴よりも上の部分が汚れやすいのです。しかも、ぬかるんでいるところを歩くと泥が跳ねます。ゲイターがなければズボンの裾が泥だらけになることは確実です(実際、下山後のゲイターは過去例が無いほど泥だらけでした)。森林限界を超えるまでは、全体的に登山道が暗いので、恐らく、乾燥することはないのではないか、と思います。その意味でも、この山はぜひゲイターをお勧めします。
それから、人気の山でロープウェイがあるせいか、とにかく人が多かったです。全くの平日だったのですが、登山道が渋滞して何度も止まりました。普段、これほど渋滞する山行をしたことがなかったので、やや閉口しました。森林限界を超えれば登山道が広くなるので、追い抜きも可能になりますが、接触などないようにと気を遣います。頂上付近も人、人、人。人気の山はこうなのだと良く分かりました。
一方、安達太良山から鉄山方面に向かう人は減るようで、鉄山山頂は空いていました。休憩はこのあたりがよいかと思います。
但し、安達太良山から鉄山にかけての稜線は、とにかく風が強いです。つば付きの帽子は飛ばされそうなほど。ニット帽の方が良いかも知れません。私が登った日は最高気温が10℃以下だったため、皆さんダウンジャケットやレインウェアを着込んでいました。それでも「東北はさむいなあ〜」とつぶやく方が多く見られました。東北人としては普通の感覚なのですが、関東方面から来られる方は、くれぐれも防寒対策を厳重にされることをオススメ致します。手袋はもちろん必須です。
紅葉のみどころは、薬師岳山頂から安達太良山の山頂を望む部分と、くろがね小屋に向かって降りていくカール地形の部分です。特に後者は、錦秋に向かって降りていく感覚があり、気分がなごみます。ここは地形的に風がブロックされて穏やかなのもよいです。そのせいか、この下っていく道の脇で食事をしているパーティを何組も見かけました。
全体的に傾斜もきつくなく、景色も変化に富んでいて、歩いていて飽きない山です。ただし、登り全般と、下りの後半で旧道を行った場合は、むき出しの粘土質の土の上を歩くことになりますので、非常にスリッピーです。バランスを保つためにトレッキングポールは必須と思います。そうでないと、滑ってズボンを汚す可能性が高いです。
また、コース上にトイレがありません。くろがね小屋は営業していませんし、小屋から30秒のところに仮設トイレがあるのですが、これは「携帯トイレキット」を持参している人用です。つまり「単なるプライベートスペース」にすぎず、糞尿は自分で持って帰ることになります。用便は、ロープウェイ山麓駅のレストハウスで入念に行ってから登る必要があります。
水場は、飲もうと思えば飲めそうな湧き水を何カ所か見かけましたが、浄水器があった方が良いかと思います。そもそも、そんなに長いコースでもないので、水は持参した方がよいかと思います。
下山後は、ぜひ駐車場の隣にある「奥岳の湯」をお勧めします。露天風呂が最高の景色です。
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