風強し、展望なし、鳥海山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,076m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 8:50
我々は行者岳をすぎてすぐの通行止めとなっているルートを往復で使ってしまってます(意図せず)。崩落していて落石が起きやすいルートですが結構踏み跡がしっかりついているのも事実です。
行者岳から稜線上を歩き外輪ケルン分岐を経由して山頂へ向かうのが本来のルートです。
天候 | 曇のち、一時雨、後暴風後、強雨、後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ■登山前日に、鳥海山家族旅行村に宿泊 http://www.choukai.jp/ryokomura/toppage.htm ■下山後は鳥海山荘にて日帰り温泉を利用、510円 http://www.choukai.jp/choukaisansou/ofuro.htm |
写真
装備
個人装備 |
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
時計
非常食
チョコレート(栄養補給)
カロリーメイト等(非常食)
軍手
虫除け
日焼け止
ズボンは伸縮性のあるもの
日除け(防止等)
防寒用帽子
防寒用手袋
|
---|
感想
東北遠征第2段。
北海道時代の山の師匠たちご一行と3年ぶりに一緒にあるきました。
この日の天気予報は弱雨〜小雨、時折雷雨との予報。普段であれば「止めるか」となってもおかしくないのですが、メンバーは北海道から来ての目的地、私は千葉からとやはりそんな雰囲気にならず、予定通りです。
稜線に出るまでは曇の中を歩き始め、しばらくすると降り始め、それでも弱雨程度です。しばらくすると一旦雨は止み、柔らかい風で、レインウェアが乾くぐらいの感じです。稜線に上がる手前で下山の人とスレ違い、稜線は暴風なので防寒対策はしっかりととのアドバイスの通り、それぞれ対策をします。
標高を稼ぐにつれ強まる風。稜線の伏拝岳で着くと稜線を駆け抜ける風に遭遇。小股で重心を下に置きながら一歩一歩進みます。途中階段をいくつか超えて行きます。行者岳をすぎてすぐに山頂まで500m、小屋まで400mのの道標を見て一旦下ります(このルートが本来の登山道ではないと思われます)。鎖はありますが崩落しやすく、所々鎖とは関係なく九十九折にルートが踏み固められてます。慎重に一旦下り登り返します。山頂と小屋との分岐ですが迷いなく山頂へ。視界は20mもなく山頂の全容が全く掴めません。目の前の岩を三点支持で確実にこなしながら、なんとか山頂に。が、一切遮るもののない山頂の風は凄まじく滞在1〜2分で証拠写真のみをパチリとし下山します。
往路は本来のルートではないのでは?と思いながらも下手に地図を出すと風に拐われかねなく、確認すら躊躇します。結局は一番確実な来た道を戻ることとし行者岳の側の稜線に復帰します。休憩らしい休憩もないまま、少しでも早く稜線から下りようということで、ひたすら伏拝岳を目指します。
稜線を降りた後も、往路とは風向きが変わっており我々がいる山肌を風が抜けます。しばらく下るとようやく多少風が弱くなりましたが、今度は明らかに空が暗くなります。予報の「雷雨」でしょうか。結局は雷は伴いませんでしたが雨粒が大きく、霰が混じったような少し強めの雨が30分ほど降りました。
河原宿小屋跡に着く頃には雨はおさまり、残すところ小1時間の下りを何とか終えました。
今回、稜線に出た時の風は前日の月山山頂での風の比ではなく、ソロで来ていたら恐らく引き返してました。また北海道来た師匠たちも恐らく道内の山なら撤退していただろう、とのこと。パーティーの山行だから無理ができたとも無理をしてしまったとも言える今回の参考、いい経験にもなりましたし、いい勉強にもなりました。
追伸、前日の月山下山後にインソールを乾かしつつ、汚れた登山靴とゲーターを洗いましたが、インソールを忘れてきました。今回インソール無しであるきました。代わりに土踏まずを持ち上げるとかいう靴下と登山用靴下を重ね履きしてあるきました。違和感はありましたが、何とか歩ききりましたがやはりインソールは重要だと再認識です。
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