石灰岩の総本山「秋吉台」

2024年10月31日(木) [日帰り]

• GPS: 04:23
• 距離: 9.2km
• 登り: 171m
• 下り: 161m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:21

距離 9.2km 登り 171m 下り 161m

6:18 長者ケ森Ｐ
6:32 6:33 長者ヶ森側駐車場-2
7:18 7:21 若竹山
7:42 7:45 小剣山
7:54 8:00 大剣山
10:15 10:21 長者ヶ森側駐車場-2
10:26 10:41 長者ケ森Ｐ
10:41 ゴール地点

天候

高曇り 時々薄日も射した
ほぼ無風
遠望が有るけど知らない山ばかり
海岸線も見えた

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長者森駐車場を利用した
きれいな水洗洋式トイレ有り
センサーライト付き
未明の駐車場は暗い

最寄りの24時間営業コンビニは 南側は10km 北側は日本海沿いで30kmほど離れている

au つながる

コース状況／危険箇所等

駐車場から 長者森→若竹山→小剣山→大剣山→棚岩→長者森→駐車場と歩いた

全体に緩やかな丘陵
ススキと笹が広がる
正規の道は 車道だったか？と思うほど巾広く道標も充分有り 歩き易い遊歩道
マップに無い踏み跡もたくさん有る

気楽なハイキングのつもりだったけど 踏み跡に入ったら 思いがけない藪漕ぎも有り

小剣山まで
緩やかな遊歩道
若竹山の手前にトイレが有ったけど中は未確認

大剣山まで
明瞭な踏み跡 笹かススキの膝までの藪
歩いていいのか？と思ったけど 山名標柱が有ったので いいんだと思った

棚岩まで
明瞭な踏み跡 笹かススキの肩までの藪
笹やススキの藪は 抵抗無く歩ける

棚岩の先500m区間
100mほど下でマップ上にダブルの破線(廃車道)が載っている 廃屋も見えるので下った
背を越える藪で埃っぽい
葛が混ざって その蔦は強靭に抵抗する
廃車道は跡形もなく藪は深い かすかな踏み跡が有るだけで しばしば外した
500mほど格闘して車道跡に出た
そんなルートにも みんなの足跡が付いている
みんなタフだ！

その後駐車場まで 安楽な遊歩道

au
ほぼ全域でつながる

その他周辺情報

直近の 岩永温泉カルストの湯は 定休日だった

写真

10/31 5:07

未明の長者森駐車場
通り過ぎるところだった
駐車場は真っ暗だ

10/31 10:27

帰りに撮ったトイレ
水洗洋式 シャワー無し
センサーライト 紙有り
5時半頃 1台の車が来て
掃除を始めた
こんな早くから？
でも 感謝だ

10/31 6:24

明るくなってから
長者森に向けて歩き始めた
県道は地下道でくぐる

10/31 6:29

木立が長者森
平家の落武者が住み付き
長者と呼ばれた
秋吉台で唯一の原生林だそうな

10/31 6:39

若竹山を目指す
右のピークかと思ったら
左の少し低いとこだった
右は西の西山？

10/31 6:45

単独の窪地がドリーネ
複数まとまった窪地はウバーレ
さらに大きくなるとポリエ
小さなドリーネは
ススキや笹で見えない

10/31 6:45

ムラサキセンブリ
ここのは 色が濃い

10/31 6:50

窪地がボコボコ
ウバーレ？
ポリエ？

10/31 7:01

ツリガネニンジン

10/31 7:16

窪地の底に
建物が有ると思ったら
トイレらしい
使えるか？未確認

10/31 7:19

若竹山 山頂

10/31 7:27

南に 普通の山が見える
荒滝山か？日ノ岳か？

10/31 7:29

若竹山より高い 西の西山？

10/31 7:33

花も少し有る
アキノキリンソウ

10/31 7:36

少しでも 高いところから
眺めてみたい
急遽 剣山に向かう

10/31 7:40

剣山 ここは小剣山
遊歩道はここまで

10/31 7:54

正規の道なのか？
踏み跡に進んで
ヒメヒゴタイ
初めて見た

九州の本家ヒゴタイも
見てみたい

10/31 7:54

踏み跡を歩いていいのか？
少し心配したけど
剣山の山名標が有る
歩いていいってことだろう
ここは大剣山だった

10/31 8:09

棚岩に向かう
ドリーネの底に
水でなくて
笹が詰まっている
UFOの基地みたいだ

10/31 8:16

棚岩のピーク
ここから葛の蔦が有って
手強い藪になる

10/31 8:28

ドリーネの底近くで
湿気が多いのか
ウメバチソウが有った

10/31 8:28

オヤマノリンドウ

10/31 8:59

廃屋
廃車道が有るはずだけど
跡形もなく
深い藪に呑まれるばかり

10/31 9:38

正規？の道に合流した
看板を裏から見て
立入禁止と
なっているかと思ったら
○○牧場と書いてあった

10/31 9:40

オヤマノリンドウ
全開

10/31 9:46

ムラサキじゃないセンブリ
普通のセンブリ？

10/31 9:57

小さいのも有る
イヌセンブリ？

10/31 10:02

冠山分岐

10/31 10:04

直径100mを越える
ポリエか？
ススキが縁取っている

10/31 10:07

冠山
藪を充分堪能したので
今日はパス

10/31 10:08

どこまでも
同じような
丘が続いてる

10/31 10:11

ヒヨドリソウ？
ここのは色が濃い

10/31 10:14

白いツリガネニンジン

10/31 10:17

帰りは
長者森の中を通った
カゴノキと
石祠が有った

10/31 10:24

白いキクの仲間

10/31 10:25

県道をくぐれば駐車場

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

天気がいいので、少し歩くことにした。
どこか いいところは無いか？
マップを見ると、秋吉台に目が止まった。
ちょうどいいではないか。
秋吉台と言えば、石灰岩の総本山。
草原に 羊のような白いカレンフェルトが散らばって、大群のように見えるポスターを見たことが有る。
カレンフェルトとか、ドリーネとか、カルスト地形を見たいと考えた。

歩いて見ると 緩やかで 笹かススキの広がる丘陵地帯に遊歩道のような道が 縦横に続いている。
ウバーレか？ポリエか？ボコボコと窪地が有るが、小さなドリーネは笹やススキに隠れて認識できないようだ。
カレンフェルトの斜面も見た。
青空が有って もう少し日が当たれば、良い写真になると思う。
高いところから 俯瞰できればいいと思って歩き回ったが 全体が緩やかで・・・今日歩いた範囲外に よい展望台が有るかもしれない。

落とし穴は、気ままに入った踏み跡の藪。
お気楽なハイキングのつもりが、意外な格闘を演じた。
みんなの足跡は付いているから、タフな人がいるようだ。
秋吉台の雰囲気は 充分に味わった。