駒ヶ岳(頸城)ハード!430座目/日本の山1000
- GPS
- 05:19
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,874m
- 下り
- 1,871m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:19
登り180分 登山口表示とほぼ同時間で登る
登山道滑らなければもう少し楽だったかもしれない
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:00 安曇野穂高発 小谷経由 根知 8:00 駒ヶ岳登山口駐車場 <復路> 13:40 駒ヶ岳登山口駐車場発 道の駅小谷(休憩) 16:10 自宅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急登 登山道が湿っていたので滑る(下りの方が苦戦する、落ち葉で隠れていた木の根で滑り一度転倒) |
その他周辺情報 | 雨飾温泉など 小谷道の駅、コンビニは小谷が最後 |
写真
感想
2024年(令和6年)10月31日(木)
駒ヶ岳(頸城)ハード!430座目/日本の山1000
根知の駒ヶ岳登山口付近にはすでに数台の車が止められていた。
青空の下、駐車場からは岩肌美しい明星山が眺められた。
山頂からの景色も期待が持てる。
「山頂まで180分」表示の登山口からは濡れた草に覆われた細い登山道を歩く。
不安だった登山道も徐々に広がり大きな葉、朴葉などが濡れて道を覆っている。
この濡れた落ち葉が最後まで歩きへの障害の一因となった。
水場の駒清水までは30分予定通り順調だった。
能登見台なる展望地からは糸魚川の町並みと日本海の先に能登だろう陸地がぼんやり霞む。
ここからが急登が続く難所が続々と現れた。
ロープは張ってあり場所によっては全体重をかけて滑る足下に注意して登る。
急斜面に落ち葉そして濡れた滑る土に足が悲鳴を上げる。
ロープをつかむ手にも力が入り握力が落ちてくる。
さらに「島滝沢いっぷく」の「山頂まで120分」表示を見て、ショック!登りがさらにきつく感じてしまった。
駒清水から1時間かかっている。
あと90分で山頂のはずが120分!?
その後、実は私でも90分ほどで山頂に到着できている。
ということは島滝沢の表示「120分」は重く登る気持ちにのしかかる「山頂まで90分」と訂正しても良いのではないか。
足に不安を抱えた古希の私が90分で登ることができたのだから。
悪戦苦闘、岩壁の下に出たときは感動した。
迫力ある、圧倒的な力強い岩、覆いかぶってくる大きな壁が青空に伸びている。
紅葉も美しく、白馬三山などの展望も開けた。
岩の下をくぐったり、はしごを上り下り岩壁に沿って歩く。
再び急登で岩壁を縫うように稜線へと登り上がることができた。
ダケカンバやブナの木々の稜線はあまりに急登が続き険しかっただけにほっと一息入れながらの落ち葉を踏みしめての緩やかな登り、山頂へのフィナーレとなった。
登山口に表示されていた「山頂まで180分」正にその通りの時間で登頂。
山頂からはほぼ360度の展望が広がり険しい山並みが目を引いた。
烏帽子岳だろう日本海側をバックに鋭い山容が、雨飾山もシルエットになり迫力の姿を見せていた。
尖った鬼ヶ面山、その横には丸みのある焼山が鎮座している。
北アルプス側は藪で遮られているが、白馬三山そして遠くには鹿島槍ヶ岳などが見られていた。
登ってくる間には日本海、糸魚川の町並み、そして明星山、青梅黒姫山、栂海新道の稜線など間近に眺められた。
景観をおかずにおむすび、リンゴといただきしっかり休む。
心配な下りへ。
急坂の滑る斜面はロープにつかまり滑る感じで下るしかなかった。
ロープのないところで落ち葉に隠れていた木の根に足を滑らし肘をつき尻餅。
ゆっくり歩き、さほど傾斜がなかったので怪我もなくすんだが気が抜けない下山となった。
今回の頸城駒ヶ岳は久しぶりの「日本の山1000」の一座。
5月に登った山口県の一位ヶ岳以来の430座目になる。
比較的自宅から近くにあり、私でも登ることが可能な山だろうと判断して天気の良い今日を当てた。
無事下山、景色よく変化にも富むが私にとってはハードな山だった。
ふるちゃん
コメント
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糸魚川近辺の山は険しく厳しい山が多く、その中でも私でも登れる山として情報を得て登ってきました。登山道が湿っていたというのもありますが、見た目通りの山ゆえ急登続きで難儀しました。景色よし変化に富む山で、忘れられない山になりそうです。
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