平標山(5月なのに雪⛄!)
- GPS
- 08:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
ずいぶん昔の、ヤマレコを始める前の記録です。
関東の山にばかり登っていた私が、平標山の名前を知ったのは紅葉の写真でした。
でも、登りたいと思ったら直ぐに行動しないと気がすまない私は、5月に計画を立てました。
湯沢の駅で路線バスに乗ったのですが、乗り継ぎの都合で2時間待ち。
わりと待つのが平気な私は、軽い気持ちで湯沢駅に降り立ちました。
ところが、急な冷え込みの為すごい寒さです。
私はベンチにじっと座っている事ができずに、早朝の湯沢駅周辺を何周も何周も歩き回ったのでした^^;
(駅のトイレの個室の“ほかほか便器“にもお世話になりました(*^^)v)
さてさて、バスは時間道理に出発しました。
乗り込んだバスは暖房が利いていてとても暖かでした。
最初はキョロキョロと周りの景色を楽しんでいたのですが、乗客は自分ひとりだけだし、緊張感は皆無です。
で・・・ウトウト(-_-)zzz
気付いたら降りるバス停が過ぎたところでした。
私は運転手さんに『降りま~す!!止めてください(>_<)』とお願いしましたが、運転手さんは笑っていてバスをなかなか止めてくれません。
(あ〜〜〜(ToT)/~~~)
(こんなに遠くまで来たのに今日は山登りは中止かしら・・)がっかりしていたら、
運転手さんは『このバスはこの先でユーターンするから、このまま乗って行った方がいいですよ。』と教えてくれました。
あ~よかった。
さて、無事にバス停に降り立った私はびっくり!
山が白いのです。
夕べの冷え込みで季節はずれの雪が降ったようでした。
それでも登り始めは登山道に雪も無く、順調に登っていきましたが、途中からは真っ白!!
雪がある山になんか登った事がなかった私のテンションは上がりまくり。
何しろ雪が積もってるだけじゃなく、エビのシッポまで見ることができたのですから♪
平標山の山頂で、大学の山岳部の方たちが仙ノ倉山の方から引き返してくるのが見えました。
聞いてみると谷川岳の方に行くつもりが危険だから戻ってきたそうです。
『女性一人でこれ以上進むのは危ないかもしれない。』と言われましたが、見ると広々とした道が続きそんなに危険は感じません。取り敢えずは行ける所まで行ってみようと歩き始めました。
この道には膝までの深さに雪が積もり、太陽が当たってきらきらと輝き、自分の足跡が水色に光って見えました。
そして無事仙ノ倉山に到着しました。
この日はお天気も良く、前夜は冷え込んだとはいえ、もう5月の中旬です。
気温はあっという間に上がり、コチコチだった木道も融けてきました。
看板やロープにくっついたエビの尻尾も次々と融けて落ちてしまい、気付けば辺りは見慣れた山の景色に変わっていました。
本当にあっという間の出来事で、まるで魔法が解けたみたい!
夢から覚めたようだとは、まさにこの事だと思いました。
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