摩天崖・焼火(たくひ)神社・赤ハゲ山〜赤壁 隠岐の島の旅
- GPS
- 04:23
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 338m
- 下り
- 840m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 6:56
天候 | 一日目 雨 二日目 雨 三日目 快晴 四日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
二日目 西郷港(島後)→菱浦港(中ノ島)→別府港(西ノ島) 三日目 浦郷港→来居港(知夫里島)→浦郷港(西ノ島) 四日目 別府港(西ノ島)→西郷港(島後)→隠岐空港 新潟空港と隠岐空港の間は飛行機で移動 四島の間はフェリー、小型船、高速船を利用 港と登山口の間は貸し切りバスが待機 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識、登山道ともよく整備されており 危険個所はありません |
その他周辺情報 | 一日目 隠岐シーサイドホテルに宿泊 二日目、三日目は国賀荘二連泊 |
写真
感想
隠岐の島はかねてから歴史的な興味もあり、
また島山百選の山もあって登山も含め行ってみたい島でした。
新潟空港から飛行機に乗り、伊丹空港で乗換えると
あっという間に着き、乗っている時間が短いのにびっくり!
最初に隠岐自然館を見学しましたが、真新しい施設で、
隠岐の島の成り立ちを地質学上、面白く教えて頂き、
展示物も工夫が凝らされ、もっと時間が欲しいと思ったほど、
これから向かう島々に興味が湧きましたのでお勧めです。
小雨が降り出し、台風の影響で波も高くなるかもしれず
ろうそく岩への遊覧船は欠航するのではないかと心配でした。
しかし、波が穏やかで、ろうそく岩をゆっくり眺められ
夕暮れに火を灯す絶景は見られなかったものの、嬉しかったです。
二日目は、先ずモーモードームで牛の角突きを見学。
黒毛牛さんたちの角を突き合わせる迫力に圧倒されました。
牛たちが戦ってどちらかが怪我をする前に、
人が制御し、引き分けにする結果に、何となくほっとします。
続いて行った隠岐国分寺には、後醍醐天皇行在所址石碑があり
午後、中の島の隠岐神社にある後鳥羽上皇墓所と合わせ、
とうとう歴史の教科書で印象に残っていた史跡に会え、
日本の歴史について、少し知識が深まりました。
足元に浦郷港を見下ろす高台の宿で迎えた三日目は、晴天♪
摩天崖歩きは、牛さんたちの落とし物に注意しながら、
海と絶壁の織り成す広大な風景を楽しみながらの下りのみは快適。
(但し、東屋から駐車場までは登り返しがあります)
焼火山は島山百選に選ばれ、頂上に立ちたかったのですけれど
やはりツアーでは、そんな自由行動はできず、残念。
焼火神社参道は入口から急坂にコンクリートの段が切られ
歩き易くなっているのは参拝者の多さが伺えます。
神社は洞窟に屋根が入り込むように建てられおり、
何故か三徳山投げ入れ堂を思い出させる美しさです。
参拝後、浦郷港に戻り、貸切船で知夫里島に向かいました。
海上からも焼火山は目立つ山で船乗りの目印だったのが頷けます。
来居港には「知夫」と書かれたバスが迎えに来てくれており
島の名前と村の名前が違うのに気づきましたが
何故違うのかを聞き損ねてしまい、心残りです。
赤ハゲ山の三角点はバスを降りてすぐの場所にあり、
数十秒で頂上に到達、点名は「知夫島」。一等三角点でした。
海を挟んで堂々たる焼火山が見渡せ、摩天崖と同じく牧場です。
赤壁には赤ハゲ山頂上から舗装道をゆるゆる下り、
僅かな登り返しで、赤い地層が縦に這う断崖絶壁に到着。
写真では、その荒々しく広大な様は想像できないかもしれません。
四日目、昼食を摂ったレストラン近くの広い公園から、
絶壁に囲まれた台形の高田山が見えました。
登れた山は一つだけでしたが、天候に恵まれ、
島山百選に選ばれている四つの山を全部目にすることができ
個人ではなかなか計画できないボリューム満点の旅に大満足です。
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