ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7432405
全員に公開
ハイキング
奥秩父

天理岳

2024年11月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:51
距離
5.8km
登り
731m
下り
741m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
0:25
合計
4:46
8:59
8:59
102
10:41
11:01
124
13:05
13:06
25
13:31
13:36
9
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
※小鹿野町営バスはICカード使えませんので細かい現金用意のこと

始発の場合、三峰口から小鹿野町営バスで薬師の湯乗り換え。乗り換え前のバスで400円支払い、乗り継ぎ券をもらう。乗り継ぎ先のバスでは下車時支払い不要(乗り継ぎ券を渡すのみの)です。
三峰口で乗るときに、乗務員さんにどこのバス停まで行くのかしっかり伝えましょう。最適な方法を指示してくれます。

帰りはやはり薬師の湯で乗り換えますが、西武秩父行きがあります。
西武秩父行きに乗り換える場合、元のバスで200円支払いながら乗り継ぎ券を受け取り、乗り継ぎ先のバスが西武秩父に着いたら乗り継ぎ券と300円を支払います。乗り継ぎ券は申告しないともらえませんので注意。
コース状況/
危険箇所等
※特にソロの場合は懸垂下降装備すべき
※尾根間違い多発につきGPS頻繁に確認

表参道登山口から15分程度で長尾沢に出会う少し手前で山道へ入ります(山道という標識があるらしいですが私は見逃しました)。
あとは踏み跡や獣道をたどり(ピンクテープあり)、バリエーションに慣れていれば割と早めに天武将尾根(別名 天理尾根)にたどり着きます。
そこから天理岳までは難しくありません。天理岳直下の鎖はかなり年季が入っており、あまり頼りすぎないように注意しましょう。ただ鎖を全く使わないとそれなりの難しさがあります。

天理岳から尾根沿いを戻ると、途中岩稜帯の痩せ尾根が連続するところがあり、少し緊張を強いられます。技術的には難しくありませんが落ちたら大怪我する可能性が高いです。

p1040からの下りが今回の核心部でした。とてもじゃないけどフリーソロでクライムダウンする勇気が出ず、リッジ部分を持ってきた20mロープで3ピッチほど懸垂しました。が、降りてみるとどうやら本来の下降はリッジより北側が正解?だったようです。
ただそのあともハラハラする下りが連続し、木に掴まりながら忍者歩きが必要でした。

全体的に下りは細かい支尾根が多数あり、油断していると尾根間違いが多発するので注意が必要(何度か間違えて登り返した)。
その他周辺情報 両神温泉 薬師の湯 または 西武秩父駅前温泉 祭の湯

薬師の湯では両神山や二子山のピンバッジを購入できます。
小鹿野町営バスの乗り継ぎ券
2024年11月03日 08:46撮影 by  M06, FCNT
1
11/3 8:46
小鹿野町営バスの乗り継ぎ券
日向大谷口バス停時刻表
2024年11月03日 08:49撮影 by  M06, FCNT
11/3 8:49
日向大谷口バス停時刻表
小鹿野町営バス
2024年11月03日 08:50撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/3 8:50
小鹿野町営バス
長尾沢出合い
天武将尾根に向かう取り付きの近く
ここからも行けるけどもうちょっと手前から入るのが正解
2024年11月03日 09:10撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/3 9:10
長尾沢出合い
天武将尾根に向かう取り付きの近く
ここからも行けるけどもうちょっと手前から入るのが正解
諏訪神社
完全に朽ち果ててしまっている
倒れている神棚?など、一応立て直したが…
2024年11月03日 09:29撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/3 9:29
諏訪神社
完全に朽ち果ててしまっている
倒れている神棚?など、一応立て直したが…
天気がよく景色が良い
2024年11月03日 10:26撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
11/3 10:26
天気がよく景色が良い
天理岳頂上
2024年11月03日 10:39撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
11/3 10:39
天理岳頂上
両神山がよく見える
2024年11月03日 10:39撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
11/3 10:39
両神山がよく見える
尾根はこんな感じ
先に進むと岩稜帯の痩せ尾根が連続します
2024年11月03日 11:19撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/3 11:19
尾根はこんな感じ
先に進むと岩稜帯の痩せ尾根が連続します
岩稜帯の痩せ尾根が始まる
先は更に危険な尾根になり、下りより登りの方が易しいと思われる
2024年11月03日 11:33撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
11/3 11:33
岩稜帯の痩せ尾根が始まる
先は更に危険な尾根になり、下りより登りの方が易しいと思われる
二子山も奇麗に見える
2024年11月03日 11:41撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/3 11:41
二子山も奇麗に見える
紅葉はまだ先かな
2024年11月03日 11:47撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
11/3 11:47
紅葉はまだ先かな
これはクライムダウンする気にならない厳しいリッジ
2024年11月03日 11:47撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
11/3 11:47
これはクライムダウンする気にならない厳しいリッジ
懸垂下降
2024年11月03日 12:05撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
11/3 12:05
懸垂下降
仮固定してマルチピッチで降りる
2024年11月03日 12:10撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
11/3 12:10
仮固定してマルチピッチで降りる
奇麗だなあ
2024年11月03日 12:54撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
11/3 12:54
奇麗だなあ
遠くに見えるのは武甲山と横瀬二子山
2024年11月03日 12:58撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
11/3 12:58
遠くに見えるのは武甲山と横瀬二子山
天武将尾根終わり
警告が書いてあるとおり初心者には危険すぎる尾根
2024年11月03日 13:05撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
11/3 13:05
天武将尾根終わり
警告が書いてあるとおり初心者には危険すぎる尾根
降りてきて神社?かなにか
尊王部という木札がかかっている
2024年11月03日 13:36撮影 by  PENTAX WG-90, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
11/3 13:36
降りてきて神社?かなにか
尊王部という木札がかかっている

装備

個人装備
ヘッデン ヘルメット ハーネス スリング ロープ カラビナ ホイッスル 手袋 温度計 トイペー スコップ 浄水器 ナイフ 雨具 行動食 タオル 着替え 救急セット ビニール袋 モバイルバッテリー カメラ ココヘリ ザックカバー 財布
備考 懸垂下降装備必須

感想

奥秩父の宿題の一つ、天理岳に行ってみることにした。
本当は天武将尾根経由で前東岳から両神山に行きたいところだったが次の日も山行予定があったので天理岳のみ狙う。

日向大谷から天理岳まではバリエーションに慣れていれば特に難しいところはない。
問題は天武将尾根の下りで、p1070あたりからp1040を下りきるまで全く気を抜けない。

特にp1040からの下りが核心で、ロープがないと降りられない。
懸垂で不安定なリッジを降りたが少しバランスを崩して打ち身になった。
20mロープで3ピッチほど懸垂してなんとかデスゾーンを脱出。
そのあとはトラバース路が長いが踏み跡少なく、傾斜が激しいところをトレランシューズで歩いたのでくるぶしあたりの皮がめくれてしまった。雨で斜面がグズグズなのもよくなかった。
足をかばいながら歩いてたら滑って尻もちついたりしながら何とか生還。

特に大怪我など何もないのだが明日以降痛み出ないといいなあ。
天武将尾根は今度は登りで両神山までチャレンジしたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:78人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら