【南木曽岳】近場でサックリ修験の山へ

2015年10月18日(日) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 7.3km
• 登り: 847m
• 下り: 837m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:43
• 休憩: 0:36
• 合計: 4:19

6:57 南木曽岳登山口（蘭）
7:26 7:29 下山道分岐
8:47 9:04 南木曽岳
9:12 9:24 南木曽岳避難小屋
10:49 10:53 下山道分岐
11:13 11:13 南木曽岳登山口（蘭）
11:16 ゴール地点

天候

秋晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中津川ICより19号
妻籠目宿へ右折、妻籠を通りすぎ
左手に南木曽温泉ホテル、右手にあららぎ温泉を通りすぎ、
2番目の橋手前に看板「蘭キャンプ場・南木曽岳登山口」を左折

あららぎキャンプ場より先は、車のすれ違いは困難です

駐車場3ケ所　約30台
トイレ和式あり（TPなし照明なし）
登山届ポストあり
協力金200円

コース状況／危険箇所等

時計周りに一方通行の周回コースです。
よって、前から来る人、すれ違いは、周回分岐からはありません

登り、下りとも木の階段が多く、急なトコにはクサリあり、登山道も狭いですが、
危険個所にはイエローテープがあり、獣道やショートカットルートもなく、
ただひたすら登る(または下る)
あれだけの階段があれば、階段の横板の隙間が広くても仕方なしです。
下りでは、階段か木の根か判らなくなるほどでした。
すごく良く整備されてます。

山頂避難小屋の近くにトイレ2基あり、水場あり

◎南木曽岳は、木曽山脈(中央アルプス)の前衛(木曽側)の山です。
日本三百名山、信州百名山　標高1720m
木曽三岳ー御嶽山・木曽駒ヶ岳・南木曽岳
木曽三山ー風越山・糸瀬山・南木曽岳
江戸時代初期から、信仰の山、修験の山

別名
泣きびそ山ー中岐蘇山、奈岐蘇岳、雨や霧の多い山だから
揚籠山ー妻籠や馬籠の上空に聳えているから
額付山ー急峻な登りが連続するから
金時山ー金時が生まれた洞窟があるから

その他周辺情報

妻籠宿　
中山道の江戸時代の町並が見事に保存されてます。
「売らない・貸さない・壊さない」の三原則で、生活しながら守られてます。
（今回は大型の観光バスが並んでいましたので、寄りませんでした。）

あららぎ温泉
10時〜20時とのＨＰですが、12時前で開いてませんでした。残念

写真

名古屋より東へ向かうと
恵那山が見えてきます

南木曽岳　
蘭（あららぎ）登山口
遊歩道でショートカットして林道にでます

しばらく林道を歩くと、
ここから登山道です

春には流されてなかった橋があります。

周回分岐です

階段の連続ですが、
急峻になるにつれ、階段も頼りなくなります

金時が生まれた洞窟

板と板の隙間が多いので、
雪の時は大変かもなぁ

喉の滝は水がありません

ほぇ、アレに見えるは
魔利支天のようです

渋柿色

メモ
秋篠宮様の第3子の悠仁さまの「お印」の高野槇は防火樹でもある

赤い紅葉と青空がいいね

光が透ける紅葉がキレイ
急な斜面で上を見上げて、
首が…

階段とロープ、どっち行く？

階段でお願いします。

振り返ると、恵那山
西から見ても、東から見ても、
舟を伏せた形だね

黄色と青空♪

立ち枯れの白い枝

木々の間から南アルプスも浮かんでる

アレって、富士山だよね（＾∇＾）

かぶと岩
兜のように鋭く空につきたった形も、まぁるくなっちゃったのかなぁ

南アの塩見岳の
西峰と東峰
と私が決めた

山頂
景色はありません

頂上より50mのところ
古くからの信仰の山です

登山道をはさんで反対側の見晴台に行くと

うひゃーーー
御嶽山です

御嶽山アップ

御嶽山の隣には乗鞍岳も

思わずここで休憩。
めずらしく作ってきました。
クルミとレーズンのパンにクリームチーズをはさんだだけ。
mipomipoさんにご馳走になって美味しかったから♪

おや、乗鞍の隣に、北アも見えますね

赤い屋根の避難小屋

てか、中央アルプスも見えます

避難小屋の中は時計も合ってるし、宿泊ノートもあったりして、整備されてる方も泊まるようで、ホッとする空間でした。

避難小屋の離れにキレイなトイレ

避難小屋からすぐに展望台

この避難小屋に泊まって、
朝の絶景も見たいなぁ

中央アルプス
ズラリ

コレによると

左から空木、南駒ヶ岳、仙涯嶺
冠雪してます

左から、木曽駒
どまん中の△が三ノ沢
三ノ沢の右横に飛び出る宝剣
こっち側から見ると不思議な感じの並びです

次は北アルプス

左から、双六、水晶、穂高、大天井、常念がコンパクトにまとまってます

すぐに分岐、水場があるらしいので、確認っ

南木曽岳の山頂を見上げる

水、ありました

また、分岐
魔利支天に行きます

コレかぁ。レコで見た
ちょっとアッチには渡れないなぁ。

で、手前で自撮。
ちょいビビってる(゜-゜)

魔利支天から
中ア

魔利支天から
登ってきた尾根

魔利支天から

これから下る尾根

魔利支天から
ドーンと恵那山、手前に富士見台、
阿智セブンの山、全部見えるかも、家に帰って確認しよ

中アから南ア、恵那山までズラリ

また、すぐに見晴台あり、
晴れてるので行きますよ

さっきの魔利支天の岩が、パッカリ割れてるのが見えます。ありゃ、簡単に飛び移れんわ

なかなかの高度感です。コレ寝そべって撮ってます。怖いので立ち上がれません。でも気持ちいい〜♪

今回お世話になったのは、「信州の山、中信・南信」です。とっても判りやすいです。

で、ながーーーい下り階段。
ストックはしまいます
前向きで降りるほうが足元見えて楽です。

ちょっと休憩

足元に落ち葉が増えてきました。

周回分岐に戻りました。

林道をドンドン歩いて、遊歩道迂回せず、気がつくと登山口

朝、気がつかなかった協力金ポスト。
登山ポストの反対側と駐車場にもありました。

駐車場は満タンです。一方通行の周回コースのため、静かな山歩きができました。

登山口、キャンプ場への看板を撮っておこうと車を停めたら、

南木曽岳と魔利支天を眺めることができました♪

秋の味覚処に寄り道
栗ぜんざいは行列でしたのでパスして、栗きんとんをお土産に

「すや」と「川上屋」が有名所です。私は「すや」のほうが好きかなぁ。秋にはどっちも一度は食べたいです。

オマケ
今日は早く帰ったよ、シャワーに洗濯して、子分と乾杯

一緒にまったり〜ウトウト
最高の休日でした。

感想

ねぎ

ピーカンの日曜日に、あえてまったり子分とゴロゴロもいいかなぁ
なんて思っていたけど、やっぱりどっか行きたい、
登山口まで近くて、コースタイムも手ごろなトコ、南木曽岳

修験の山ということで、なかなかの登りですが、
すごく良く整備されていたおかげで、楽しく登ることができました。
昔から、大切にされてることを感じました。
今度は、今日眺めた山々から、南木曽岳を眺めたい♪

妻籠宿も温泉も行かなかったので、思いのほか家に早く帰り、
いつもお留守番してる子分とも一緒に過ごすせて、大満足な一日でした。

秋晴れ最高(*^_^*)