赤岳 (登り:真教寺尾根、下り:県界尾根)
- GPS
- 06:23
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,428m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:14
天候 | 快晴、無風〜微風 この時期としては気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
真教寺尾根、県界尾根共に登山者は少ないが登山道は良く整備されていて間違えそうな箇所は見当たらない。真教寺尾根尾根を登る場合、2300m付近までは登り一辺倒で、その後しばらくこの標高付近を停滞する。その後は山頂までずっと登り。2600m付近から山頂直下までは鎖場ハシゴが連続する。山頂付近は登山者多数。県界尾根を下る場合、真教寺尾根と似ていて、2600m付近まではハシゴと鎖の連続、以後2300m付近までは標高を落とすがその後しばらくこの標高から下がらない。標高を下げ始めると一気に200mほど下る。最後は右手に砂防ダムを見ながら緩い斜面を下り、車道歩きをこなして駐車場へ戻る。 |
写真
感想
5年ぶりの赤岳訪問だったが、山頂付近はテーマパークのように人が多くて相変わらずだと思ったが、登り下りに利用した東側の尾根は空いていたし比較的短時間で山頂に到達できるのが改めて分かった。
早朝5時前に駐車場に到着。事前にろくな調査をしてこなかったので駐車場の位置もよく分からなかったが、登山地図とカーナビでそれっぽいところに駐車。クルマの姿はほとんどなく少し不安になる。クルマの温度計は5℃を示していたが風がないので寒さはほとんど感じない。外は早朝と言うよりもまだ夜で星空が見えていた。さすがに早過ぎるのでのんびり支度をして薄明るくなってきてから行動開始。登山道の入口もよく分からず少しウロウロするが、何とか見つけて行動開始。当然まだ暗いのでヘッドライトを点けて歩く。今回登りに使う真教寺尾根は5年前に最後に赤岳に登った際に下りで使っているので何となく記憶に残っている部分もあったが、やはりほとんどは忘れていた。ヘッドライトが不要になって夜が明けた頃に賽の河原に到着。ここは記憶があった数少ないところだった。真教寺尾根は山頂直下以外は特に急なところも危険なところもなかったイメージしかなかったがやはりそのとおりで、2600m付近までは普通に歩けば良いだけの登山道が続いていた。しかも傾斜もそれほどきつくない。2600m付近からは様子が変わり鎖が頻出する。以前下ったときはもっと歩きづらかった記憶があるが、強は登りのためか案外すいすい登れてしまう。稜線まで上がった時間が9時前だったから多少は登山者が少ないかと思ったがそんなことは全くなく、既に多くの人がいたしこれから登って来る人も大勢見られた。やはり人気の山なのであるが、真教寺尾根はひどく静かだった。出発から約3.5時間で赤岳山頂着、何故かここに黒猫がいてにゃーにゃー鳴いていた。誰かが連れてきたのだろうか。相変わらずの人混みなのでここも通過して小屋の手前当たりで小休止する。ここに来るまで風がほとんどなかったためほとんど寒さを感じなかったが、さすがに山頂付近は冷たい弱い風が吹いていて寒い。ウィンドブレーカーを羽織って水と栄養を補給した後に県界尾根の下りにかかる。この尾根も山頂付近の喧噪に比べれば圧倒的に静かだが、それでも登って来る人はそれなりにいて、山頂直下の鎖場ではすれ違い待ちも生じたほどだった。県界尾根は今回歩くの初めてだが、お隣の真教寺尾根によく似ている印象を持った。やはり2600m付近までは急傾斜の鎖場が続くし、2300m付近ではほぼ平坦なルートを歩く。まるで双子の尾根のようで、登ってきた尾根を下っている錯覚にとらわれるほどだった。違いが現れるのはだいぶ下ってからで、登山道入口付近と書かれていた道標を過ぎると右手に砂防ダム群が現れる。これをしばらく見ながら緩斜面を下ると登山道の入口に到達する。ここにもクルマが数台停められていた。自分が駐車した場所まではここからしばらくアスファルト道路を歩く。先日北岳の池山吊尾根を歩いた時は1時間以上ずっと登りのアスファルト道路を歩いていい加減嫌になったが、今回はずっと下りだし距離も短いのできつさは感じなかった。車道は始めはクルマの姿はなかったものの下るに連れ増えていき、行楽シーズンであることを伺わせた。出発から約6.5時間で駐車場に戻る。赤岳は今回で多分4回目でいずれも違うルートから登ったが、今回のルートが一番早く山頂に到着できしかも登り下りの尾根は人の姿も疎らなので良いルートだと思う。稜線は多分天気が良い限りいつでも混雑するのがこの山の特徴なので、それは諦めるほかないのだろう。帰りは中央道名物の渋滞にも捕まらず、明るい家に余裕で帰宅。クルマの運転で疲労困憊しない山行になった。
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