葉山(村山)は展望の山
- GPS
- 06:14
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 947m
- 下り
- 924m
コースタイム
天候 | 快晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は葉山市民荘の向いの駐車場、25台程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩き易い所が多いが、葉山山頂〜奥の院の間登山道に笹がかぶっている。稜線上の道は東側の急傾斜につけられている所に注意。 |
写真
感想
今週は良い天気が続いているが、使えるのは日曜だけなので、何とか天気が持ってほしい。最近、気になっている山、葉山に行ってみようと思う。月山から良く見える山で、村山では月山に次ぐ信仰の山とされていたらしい。月山にも鳥海山にも近いし、晴れれば展望が期待できる。4〜5月の残雪期にも行ってみたいので。
18日の天気予報は村山、最上が曇のち昼から晴、風は弱いようだし、条件は良いのではと予定通り村山葉山に向かう。山形道の寒河江辺りでは晴れている。葉山市民荘までは途中少し狭い農道もあるが、全部舗装道路で行くことができる。葉山市民荘からは、畦道を通って林道に出る。ややわかり難い。簡単には道路に戻って、少し先の林道入り口から入ればよい。10分ほど林道を登ると、右に農地、キャンプ場あり、さらに少し行くと登山道入り口が直進方向にある。初めは一定の傾斜で潅木の中を登って行くが、やや急な暗い沢状の登りとなり、尾根に取り付くときれいなブナの樹林となる。この辺りはブナが黄葉している。その中を気持ちの良い緩い登りとなる。一部で幅の広い石の多い斜面の急登となる。何とか坂と名前をつけたいような特徴的な登りであるが、急な所は短い。先程の尾根に出た所から20分程で、平坦な尾根を行くようになるが、再び緩い登りとなり、一服台、聖仏(そんぶつ)平、大聖仏見晴台と道標がある。見晴台は東方面の展望が良い。船形山や栗駒山が見えるが、その下の村山市や、最上町は雲海の下である。天気予報の曇はこう言うことだったのか。この辺りから樹林が疎林となり、林間から、これから登る小僧森や月山も時々見えるようになる。一定の傾斜で登って行くと、どうだん通りで主稜に出る。その直前は湿地帯の道である。直ぐにお花畑の道標があり、小僧森の登りが見える。
小僧森、大僧森、葉山、奥の院と続く尾根は、稜線上とは言っても登り下りが結構ある。稜線上は2mほどの潅木と笹なので、全般的には眺めは良くない。でも、所々で稜線右に鳥海山が見えるようになりうれしい。小僧森の登りは標高差は大した事はないが、岩のある急登となる。ロープ有り。小僧森山頂付近は平坦で展望が良い。ここから暗い沢状の道を急降するので、滑りやすい。大僧森の登りも小僧森と似ている。大僧森を過ぎると右側が開けた尾根を行くようになる。急傾斜の東側斜面に道が付けられているところが多いので注意。葉山山頂への登りはそれまでよりは緩い。縦走路上に分岐があり、左へ向かうと直ぐに山頂である。山頂からの眺望は西側だけだが、月山と朝日連峰の眺めが良い。稜線の道に戻り、奥の院に向かう。この区間では、道に笹がかぶっている場所が多い。笹の下の道が判るのでよいのだが、下はぬかるんだりしているが、構ってはいられない。笹を分けて進む。最後は少しの登りで、奥の院の鳥居に出る。奥の院は眺望が最高である。先ず、目を引くのは雪を戴く鳥海山と大きく見える月山である。月山の山頂付近には少し雲が架かっているようだ。蔵王から船形山への県境尾根や、栗駒方面もよく見える。10時を過ぎて、雲海は消滅しつつあるが、全般に霞んできたようである。帰りも同じ道を畑まで降りる。稜線上の登り下りがあるのは仕方ないとして、その後の下りは、石が少なく、落ち葉の積もった土の道が多く、比較的膝に優しい感じである。今日は気温が割りと高く、微風で久しぶりに汗をかいた。
コメント
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kyenさん、おはようございます。
南関東の紅葉前線 は、現在標高千数百mあたりです。東北中部では、その当たりの標高の稜線ではすっかり樹々も葉を落とし、白い分厚いコートを纏うのを待つばかりですね。
この葉山、村山市の西を区切る、馬蹄形の長い頂稜をもった古い火山ですよね。昔から東北の山のガイドブックには載ってましたので、行きたい山候補にはずっと上がってました。その長い頂稜を全部歩きたいな と。
ですから、仙台時代にはチャンスと思い、山形にある他の葉山(上山と長井にもありますよね)とともに何度か計画 しました。でも、交通の便悪いし(←車無し)・・・・と結局煮え切らず実現しませんでした 。
レコ写真 拝見して、頂稜部にモコモコと続く穏やかな尾根を、新緑か紅葉の頃、のんびり歩いてみたいナと改めて思いました(最も、その付近なら懸案の船形が先でしょうが・・・・)。
神奈川にも葉山はありますが、山屋向きではありません (好みのパン屋はありますが・・・・・ 笑)。御用邸よりは、むしろ五葉山(岩手)に行ってみたいところです(←ただの葉山つながり)。
葉山は東側に開いた火口壁が半円状に連なっています。月山より古い火山らしいです。今回のコースは南半分にあたります。火口壁を見ながらの登山となると、火口にあたる富並川から北周りの山の内コースが良さそうですよ。でも、交通の便と道路がちょっと不便かも。
神奈川の葉山はマリンスポーツですよね。葉山マリーナとかね。
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