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記録ID: 745384
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

晩秋の四阿山 根子岳 菅平牧場から周回

2015年10月17日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
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GPS
--:--
距離
9.6km
登り
991m
下り
980m

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
0:35
合計
6:00
9:30
100
11:10
11:15
0
11:15
75
12:50
13:20
15
14:05
35
14:40
50
15:30
ゴール地点
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅平牧場の駐車場は200円/一人
コース状況/
危険箇所等
牧場から根子岳までは、一直線に2.6kmの道のり。
根子岳と四阿山の間は一度下って登り返しの道を2.5km
一方、小四阿、中四阿を経由するコースは尾根道を約5.2km
まず四阿山を目指して登る反時計回りの人のほうが多いと思います。
今回は根子岳から時計回りで登りました。登りは短く、下りは長く感じました。
浅間山から見た四阿山
手前の湖は田代湖(2014年6月15日撮影)
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浅間山から見た四阿山
手前の湖は田代湖(2014年6月15日撮影)
菅平牧場の入口で大人ひとり200円の料金を払います
台数はかなり余裕がありそうです
菅平牧場の入口で大人ひとり200円の料金を払います
台数はかなり余裕がありそうです
根子岳は真っ直ぐ、四阿山は右へ行きます
根子岳は真っ直ぐ、四阿山は右へ行きます
まずは根子岳を目指します
根子岳まで約2.6km
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まずは根子岳を目指します
根子岳まで約2.6km
標高1,600mより上の紅葉は終わりかけです
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標高1,600mより上の紅葉は終わりかけです
展望台が見えてきました
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展望台が見えてきました
眺望の良い日は北アルプスが一望できます
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眺望の良い日は北アルプスが一望できます
四阿山は雲の中
樹林帯の中をまっすぐ登って行くと
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樹林帯の中をまっすぐ登って行くと
根子岳2,207mに登頂です!
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根子岳2,207mに登頂です!
方位版のようなものが有りました
方位版のようなものが有りました
せっかくなので鐘を鳴らしてみた
せっかくなので鐘を鳴らしてみた
参拝した後、すぐに四阿山を目指します
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参拝した後、すぐに四阿山を目指します
根子岳頂上付近は崖になっていました
意外と細尾根
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根子岳頂上付近は崖になっていました
意外と細尾根
大きな岩が次々と
大きな岩が次々と
米子瀑布方面の視界が開けた
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米子瀑布方面の視界が開けた
虹がかかっていました
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虹がかかっていました
青空が見えて、希望が開けてきた気がした
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青空が見えて、希望が開けてきた気がした
曇りだけど、これはこれでいい。
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曇りだけど、これはこれでいい。
彩りが綺麗なので撮ってみました
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彩りが綺麗なので撮ってみました
面白い形をした岩がありました
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面白い形をした岩がありました
これはこれで奇岩です
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これはこれで奇岩です
何かに似ている気がするんですが思い出せません
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何かに似ている気がするんですが思い出せません
根子岳と四阿山の最低鞍部
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根子岳と四阿山の最低鞍部
なんとなくお気に入りの光景
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なんとなくお気に入りの光景
根子岳方面はすっかり青空
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根子岳方面はすっかり青空
青空と思ったら、次の瞬間は曇り
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青空と思ったら、次の瞬間は曇り
四阿山の山頂部は相変わらずガスガス
四阿山の山頂部は相変わらずガスガス
山頂付近の牧場との分岐にきました
山頂付近の牧場との分岐にきました
このような木の階段を登ると
このような木の階段を登ると
山頂に着きました
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山頂に着きました
四阿山2,354mに登頂です!!
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四阿山2,354mに登頂です!!
近くの岩場で度胸試し!
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近くの岩場で度胸試し!
高さ1mの岩でした・・
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高さ1mの岩でした・・
ガスが晴れるのを待ちましたが晴れず。
惜しいですが下山します
ガスが晴れるのを待ちましたが晴れず。
惜しいですが下山します
また少し晴れ間が
また少し晴れ間が
中四阿が見えてきました
中四阿が見えてきました
中四阿から根子岳の山容が見えた
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中四阿から根子岳の山容が見えた
四阿山は・・・
やや晴れたものの、山頂はまだガス
四阿山は・・・
やや晴れたものの、山頂はまだガス
中四阿から眼下に見る紅葉が良かったです
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中四阿から眼下に見る紅葉が良かったです
小四阿まで下ってきました
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小四阿まで下ってきました
根子岳はすっかり青空
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根子岳はすっかり青空
浅間山も姿を見せず
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浅間山も姿を見せず
次第に青空が広がってきました
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次第に青空が広がってきました
小径をゆく
天明神沢上流
唯一の渡渉
天明神沢上流
唯一の渡渉
黄色のグラデーションが綺麗でした
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黄色のグラデーションが綺麗でした
「あずま」の標識
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「あずま」の標識
牧場まで下って来た
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牧場まで下って来た
四阿山登山口
根子岳と四阿山
奥の黒っぽいのが四阿山、手前はたぶん小四阿
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奥の黒っぽいのが四阿山、手前はたぶん小四阿
下山するとすっかり山のうえは青空が広がっていました
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下山するとすっかり山のうえは青空が広がっていました
根子岳の登山バッジ
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根子岳の登山バッジ
四阿山の登山バッジ
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四阿山の登山バッジ

感想

四阿山(あずまやさん)は、昨年、浅間山を登った時に、続けて登頂する予定の山でした。浅間山からみる四阿山は眺めて美しい、品格のある山でした。

ところが、この時は浅間山の山行が思いのほか大変で、足に来てしまったのと、日ごろの寝不足がたたり、朝起きる自信がなくなり、行先を「美ヶ原」へ変更したのでした。それ以来、一日も早く、あの美しい「四阿山」に登ってみたいという思いが募りました。また古の物語に由来するその山名にも、どことなく惹かれるものがりました。

「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征からの帰り、鳥居峠の上に立って東を振り返り、弟橘姫(オトタチバナヒメ)を偲んで「吾妻はや」と歎かれた。そこで峠のすぐ北にそびえる山を吾妻山と名付けた、と言われる。その山から上州の方へ流れる山は吾妻川であり、東側は吾妻群であり、嬬恋というロマンティックな名前を持った村もある。上州の吾妻山は信州では四阿山(あずまやさん)と呼ばれる」深田久弥 日本百名山より

三浦半島から房総半島へ渡る際に遭難した船を助けるために自ら身を投げた弟橘姫。日本武尊は東征の帰り鳥居峠に至り東を振り返り、姫を偲び「吾妻はや」と三度歎かれた。そのためこの地より東の地を「あづま」と呼び、その傍らにそびえるこの山が吾妻山と呼ばれるようになった。どことなく切ない話ですね・・。


天気予報は曇り。
前々回の日光白根山以来、すっかり信用している「てんきとくらす」の登山指数は登山日和の判定で朝からA判定でした。
しかし、行きの圏央道は結構激しい雨で、関越も雨。
判定に疑念を持ちつつも、とりあえず菅平へ向かいました。

到着すると、雨というほどではないけれど、ガスガスの天気。
「視界の無い山を登っても(楽しくない)なぁ・・」と取りやめも考えたのですが、回復傾向の天気予報に賭けて、ひとまず登ることにしました。

根子岳の山頂まではガスで視界が悪く、また吹き付ける風と雨も冷たかったのですが、根子岳を過ぎて岩場を下り始めたところから晴れ間が差し、米子瀑布のあたりに綺麗な虹がかかる天気となりました。

根子岳と四阿山の鞍部では、登山道と緑の草原が美しく、青空も広がっていました。
ただ、四阿山の山頂部は相変わらずガスに包まれ、視界が悪いようでした。

山頂に着くころにはガスが晴れることを期待し、一縷の望みを持って登りましたが、残念ながら、山頂での展望は望めませんでした。

「もう少し待てば、もう少し、もう少し・・」と粘る気持ちになりましたが、風が吹くと肌に冷たく、体温も低下するこになるので、未練は残りましたが下山することにしました。

下山を開始し、中四阿に至ると青空が広がって、四阿山の山頂はまだガスがかかっていたものの、根子岳の綺麗な山容を眺めることができました。中四阿から下にみる紅葉が美しく、今回はこの眺めをもって満足することにしたのでした。

下山して菅平の牧場に着いたときには、空はすっかり青い空となって、根子岳だけではなく四阿山もその山容を見せるようになっていました。

またいつか、よく晴れた晴天の日に四阿山からの眺望を楽しみに登ってみようと思います。

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